焼岳

2023年01月11日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.8km
• 登り: 947m
• 下り: 930m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:20
• 休憩: 0:35
• 合計: 7:55

6:50 中の湯温泉
7:30 7:30 新中の湯登山口
9:50 9:55 広場
12:10 12:40 焼岳
13:15 13:15 広場
14:25 14:25 新中の湯登山口
14:45 中の湯温泉

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中の湯温泉旅館駐車場
事前予約必要、4WDの確認
朝6:00から入り口のゲートを自身で開いて旧道に進入
駐車代1,000円、水曜日は休館日とのこと9:00〜15:00ごろまでに受付で支払い
満車時は下流の坂巻温泉旅館駐車場に駐車が可能らしい（坂巻温泉旅館休館中のみ、ホームページ要確認）

コース状況／危険箇所等

前日の雪で15〜30cm程度積もっていました
以前のトレースは場所によっては不明瞭
広場まではマーキング多数

写真

中の湯温泉旅館スタート
車の温度計が-12℃
建物向かって右手側に登山道があります

焼岳新中の湯ルート入り口
入り口まで靴だけで大丈夫かと思ったが全然ダメでした
アイゼンとワカンを装着
アレコレしていて予定より30分遅れ

しばらくはトラバース気味の登り
ここから斜面に取り付きました
トレースを辿っていきます

樹木にマーキング
マーキング周囲のトレース以外は深く踏み抜きました
軽い新雪なのでそこまで大変ではなかった

広場
トレースとマーキングを探し、ストックで踏み抜かない箇所を選びながら進んだため予定よりさらに30分オーバー

しかしここまで快晴の山行は記憶にない

焼岳南峰
濁りのない白と青が遠近感を狂わす

北峰
噴気孔からの蒸気がよく見える

穂高が見える方へ

穂高

霞沢岳
だったはず

樹林帯を抜けたところ

過去の記録ではここから歩行者は直登してたはず
が、踏み抜いてばかりでうまく歩けず
バックカントリーの人たちのトレースを辿らせてもらいました

BCの人たちが颯爽と滑降していきました
今日の登山者はBC4名と歩行者3名の7人だけでした

小尾根から
小尾根付近は岩と笹や灌木付近が積雪が浅く踏み抜きやすい
時々、巻き上げた雪をともなって稜線から渦巻きの風が降りてくる

南峰下方の鞍部
稜線を越えるとさすがに風が吹き続けている

鞍部から直登しようとしたが、踏み抜いてダメでした
ヤマレコマップのトレースが一番多い手前の尾根に戻って登る

傾斜きつい
風が強い寒い
景色きれい

頂上手前
右手の岩場を登り、最後に左へ巻いてゴール

到着
インナー、ミドル、アウター三段重ね手袋だが風にあたると指（特に小指）が痛い、インナーが問題のよう
ただ登り途中ほど風は吹いていませんでした

笠ヶ岳方面

槍ヶ岳方面

霞沢岳方面

中の湯温泉方面
南アルプス、金峰・瑞牆、八ヶ岳らしき山々が見える

太陽光で乗鞍岳がテカテカ

乗鞍岳がここまではっきり見えるのは初めて

錫杖岳からぐるっと双六岳へ

西鎌尾根から槍ヶ岳、穂高の稜線へ
手前が北峰と噴気孔

遠くに表銀座
1月の北アルプス稜線上は初めてだけど雪が少ないように感じる

また霞沢岳へ

さあ下りましょう

念のためストックからピッケルに持ち替えたけど、必要性は感じなかった

鞍部から少し降りて

シリセードを試したけど20mも下れなかった

登り2時間
下り15分

さらば晴天のアルプス

下方に構造物が見えたのでショートカットしたら表層面で滑りました
朝方と雪の状態が変化

登山口

中の湯温泉旅館到着
受付で駐車料金を支払って下山完了

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ポール

感想

marony

　かつてないくらいの快晴予報。
いくっきゃないと「浅間山はどうだ？」「四阿山は？」「荒島岳なら？」「雪山を避けて東海方面の太平洋沿岸部では？」とあれこれ計画していたら、「焼岳いけるのでは？」と思いつきヤマレコの記録をあさり、ブログやYOUTUBEでルート情報、各ホームページから気象情報・火山情報を収集していざ1月の北アルプスへ。
　少々のラッセルの訓練もできるかなと甘く見ていたら、ずっとでした。ストックでトレース跡を探して歩いたが、水面を浅瀬を探して歩いている気分になりました。新雪が深くなく軽くてよかった。
　やっぱり晴れのアルプスは良かったです。
　今回、ずっと悩んでいるグローブのレイヤーを不十分だと実感できて自分なりの結論が見えてきたのが一番の収穫でした。