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Yamareco

記録ID: 5093101
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ハイキング
日光・那須・筑波

古賀志山 滝コース〜岩下道

2023年01月15日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:50
距離
4.7km
登り
437m
下り
433m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:11
休憩
0:38
合計
2:49
距離 4.7km 登り 437m 下り 438m
8:21
8:30
20
8:50
8:54
5
8:59
9:12
11
9:23
9:25
6
9:31
9:36
5
9:41
9:43
41
10:24
10:25
13
10:41
ゴール地点
天候 薄曇り
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
栃木r70から、城山西小学校の看板を目印に市道へ入ると、大岩壁が出迎えてくれる。そのまま小学校の横を過ぎてまっすぐ進むと左側に駐車場があるが、その中の上三段が無料の市営古賀志山南登山道駐車場で、一番下は民間の有料駐車場らしい。
コース状況/
危険箇所等
瀧コースは、最初は林道歩きから始まり、車道終点から本格的な登山道となる。林間の土道を進んで行くと瀧神社付近で岩下道と交差し、そこから上は沢の中の急登となる。
稜線上に出るとそこが御嶽山と古賀志山の分岐点。御嶽山への登りはハシゴのある岩場で、山頂方面にもクサリ場があるが、後者は巻き道もあるようだ。
南登山道の階段コースへは、山頂からしばらく西に戻った所から入る。ひたすら階段を下り大規模に伐採された区画に出ると、間もなく岩下道への分岐となるが、直後は若干道がわかりにくい。そこを過ぎればはっきりした道でそこまで危険な箇所もないが、岩壁の直下を行くので落石には気をつけたい。
全体的に分岐が非常に多く、十分な下調べの上こまめな位置確認が必須となる。沢の中だったり、崖の上や下だったりするので、悪天候時も避けよう。
県道から登山口に向かう道よりも少し西側から撮影した古賀志山。低山ながら迫力がある。
2023年01月15日 07:39撮影 by  SO-52A, Sony
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県道から登山口に向かう道よりも少し西側から撮影した古賀志山。低山ながら迫力がある。
スタートとなる市営駐車場には仮設ながら小便器と洋式便座を備えたトイレがある。
2023年01月15日 07:51撮影 by  SO-52A, Sony
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スタートとなる市営駐車場には仮設ながら小便器と洋式便座を備えたトイレがある。
まずは林道古賀志線を歩いて行く。
2023年01月15日 07:55撮影 by  SO-52A, Sony
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まずは林道古賀志線を歩いて行く。
そして左の作業道湯滝線に入る。
2023年01月15日 07:59撮影 by  SO-52A, Sony
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そして左の作業道湯滝線に入る。
少し進むと車道は終点となる。ここでクエスチョン、登山道の続きはどこ?
2023年01月15日 08:02撮影 by  SO-52A, Sony
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少し進むと車道は終点となる。ここでクエスチョン、登山道の続きはどこ?
左奥は不正解。この丸太橋を渡った先でひどい目に遭った人の動画がニコニコにあるが、「人はこうして低山で遭難する」という見本のような内容であり、一度視聴をお勧めする。
2023年01月15日 08:02撮影 by  SO-52A, Sony
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左奥は不正解。この丸太橋を渡った先でひどい目に遭った人の動画がニコニコにあるが、「人はこうして低山で遭難する」という見本のような内容であり、一度視聴をお勧めする。
正面には3つの祠が並び、信仰の山としての歴史を感じさせるが、その背後にも道らしきものはない。
2023年01月15日 08:02撮影 by  SO-52A, Sony
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正面には3つの祠が並び、信仰の山としての歴史を感じさせるが、その背後にも道らしきものはない。
というわけで、正解は右後方。この先は、いよいよ本格的な登りになっていく。
2023年01月15日 08:03撮影 by  SO-52A, Sony
1
1/15 8:03
というわけで、正解は右後方。この先は、いよいよ本格的な登りになっていく。
岩から水が湧き出ている場所を横切っていく。
2023年01月15日 08:09撮影 by  SO-52A, Sony
1/15 8:09
岩から水が湧き出ている場所を横切っていく。
その水が、こうして飲めるようになっている。
2023年01月15日 08:09撮影 by  SO-52A, Sony
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その水が、こうして飲めるようになっている。
やがて地面が岩っぽくなってきたところで、正面に大きな岩壁が現れる。
2023年01月15日 08:15撮影 by  SO-52A, Sony
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やがて地面が岩っぽくなってきたところで、正面に大きな岩壁が現れる。
その岩壁の真下に建っているのが瀧神社。登山道からは左に少し逸れた位置にある。
2023年01月15日 08:19撮影 by  SO-52A, Sony
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その岩壁の真下に建っているのが瀧神社。登山道からは左に少し逸れた位置にある。
付近には水場もあり、クライマーたちの憩いの場ともなっているようだ。
2023年01月15日 08:20撮影 by  SO-52A, Sony
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付近には水場もあり、クライマーたちの憩いの場ともなっているようだ。
ひとしきり見て回りコースに戻ると、右上の方にも気になる看板が見えたが、スルーして先を急ぐ。
2023年01月15日 08:28撮影 by  SO-52A, Sony
1/15 8:28
ひとしきり見て回りコースに戻ると、右上の方にも気になる看板が見えたが、スルーして先を急ぐ。
瀧神社より上の登山道は岩壁を避けて谷間を上っていく。踏み跡がいくつもついているが、絵のあるところを辿っていくのが確実だろう。
2023年01月15日 08:28撮影 by  SO-52A, Sony
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瀧神社より上の登山道は岩壁を避けて谷間を上っていく。踏み跡がいくつもついているが、絵のあるところを辿っていくのが確実だろう。
大小の石が転がる急坂が続いていく。
2023年01月15日 08:38撮影 by  SO-52A, Sony
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大小の石が転がる急坂が続いていく。
そんな登りももう少しで終わりそうなんだけどいい加減キツい…というところで左側に現れるのがアルマヤ堂跡。
2023年01月15日 08:49撮影 by  SO-52A, Sony
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そんな登りももう少しで終わりそうなんだけどいい加減キツい…というところで左側に現れるのがアルマヤ堂跡。
今となっては特に何があるでもないが、確かに何かを祀るにはちょうど良さそうなくぼみだ。
2023年01月15日 08:49撮影 by  SO-52A, Sony
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今となっては特に何があるでもないが、確かに何かを祀るにはちょうど良さそうなくぼみだ。
少しだけ脚を休めてまた歩き出すと、稜線は本当にすぐそこ。
2023年01月15日 08:52撮影 by  SO-52A, Sony
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少しだけ脚を休めてまた歩き出すと、稜線は本当にすぐそこ。
そして御嶽山と古賀志山の分岐点に到達。まずは御嶽山へ向かう。
2023年01月15日 08:55撮影 by  SO-52A, Sony
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そして御嶽山と古賀志山の分岐点に到達。まずは御嶽山へ向かう。
もう一登りして切り立った岩の稜線上へ躍り出る。
2023年01月15日 08:57撮影 by  SO-52A, Sony
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もう一登りして切り立った岩の稜線上へ躍り出る。
御嶽山へのルート上にはハシゴもあり、難易度は高くないが慎重に通過する。
2023年01月15日 08:59撮影 by  SO-52A, Sony
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御嶽山へのルート上にはハシゴもあり、難易度は高くないが慎重に通過する。
もう少し進むといよいよ御嶽山の頂上なのだが、まさかの山頂標撮り忘れ。
2023年01月15日 09:03撮影 by  SO-52A, Sony
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もう少し進むといよいよ御嶽山の頂上なのだが、まさかの山頂標撮り忘れ。
山頂からの眺望は充分素晴らしいと思ったが、まだまだ本気ではないことを看板が教えてくれる。
2023年01月15日 09:04撮影 by  SO-52A, Sony
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山頂からの眺望は充分素晴らしいと思ったが、まだまだ本気ではないことを看板が教えてくれる。
次はいよいよ古賀志山頂へ向かう。右が登ってきた道で、戻れば巻き道があるようなのだが、経験を積むためあえて岩場へ進む。
2023年01月15日 09:10撮影 by  SO-52A, Sony
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次はいよいよ古賀志山頂へ向かう。右が登ってきた道で、戻れば巻き道があるようなのだが、経験を積むためあえて岩場へ進む。
鎖場だが高低差は大きくない。
2023年01月15日 09:12撮影 by  SO-52A, Sony
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鎖場だが高低差は大きくない。
その後は所々根っこ道や岩場になっている尾根を辿って、
2023年01月15日 09:20撮影 by  SO-52A, Sony
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その後は所々根っこ道や岩場になっている尾根を辿って、
山頂に到着!
2023年01月15日 09:23撮影 by  SO-52A, Sony
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山頂に到着!
付近は広々とした空間があり、休憩に好適。
2023年01月15日 09:25撮影 by  SO-52A, Sony
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付近は広々とした空間があり、休憩に好適。
また、山頂には電波塔が建っていて、それそのものは景観的にマイナス要素なのだが…
2023年01月15日 09:24撮影 by  SO-52A, Sony
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また、山頂には電波塔が建っていて、それそのものは景観的にマイナス要素なのだが…
おかげで南側はこの好眺望。
2023年01月15日 09:24撮影 by  SO-52A, Sony
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おかげで南側はこの好眺望。
下山する前に東陵見晴へ。地図がとんでもないことになっている。
2023年01月15日 09:31撮影 by  SO-52A, Sony
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下山する前に東陵見晴へ。地図がとんでもないことになっている。
休憩の後、また山頂を越えてこの分岐まで戻ってきた。(写真は行きに撮影)
2023年01月15日 09:16撮影 by  SO-52A, Sony
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休憩の後、また山頂を越えてこの分岐まで戻ってきた。(写真は行きに撮影)
ここから南登山道に入り、
2023年01月15日 09:46撮影 by  SO-52A, Sony
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ここから南登山道に入り、
ひたすら階段を下っていくと、
2023年01月15日 09:54撮影 by  SO-52A, Sony
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ひたすら階段を下っていくと、
開けた場所に出る。
2023年01月15日 09:59撮影 by  SO-52A, Sony
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開けた場所に出る。
ここから岩下道に入っていくのだが、
2023年01月15日 10:00撮影 by  SO-52A, Sony
1/15 10:00
ここから岩下道に入っていくのだが、
なんだか若干迷走の気配。
2023年01月15日 10:08撮影 by  SO-52A, Sony
1/15 10:08
なんだか若干迷走の気配。
道より上は、この断崖。あの岩もそこからやってきたと思われるわけで…
2023年01月15日 10:09撮影 by  SO-52A, Sony
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道より上は、この断崖。あの岩もそこからやってきたと思われるわけで…
赤い印がついていて、ここはコースらしいが、今の私の実力ではとても踏み込む気になれない。
2023年01月15日 10:11撮影 by  SO-52A, Sony
1/15 10:11
赤い印がついていて、ここはコースらしいが、今の私の実力ではとても踏み込む気になれない。
今のところは下から見上げるくらいでちょうどいい。振り返ればこの迫力。
2023年01月15日 10:14撮影 by  SO-52A, Sony
1/15 10:14
今のところは下から見上げるくらいでちょうどいい。振り返ればこの迫力。
林の中に入れば道の状態もだいぶ安定した。
2023年01月15日 10:16撮影 by  SO-52A, Sony
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林の中に入れば道の状態もだいぶ安定した。
左への分岐もあったが、谷へ降りる直進の道を選択した。
2023年01月15日 10:20撮影 by  SO-52A, Sony
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左への分岐もあったが、谷へ降りる直進の道を選択した。
すると、2時間ほど前に一度はスルーした聖観音のよくよく目の前を通り、
2023年01月15日 10:23撮影 by  SO-52A, Sony
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すると、2時間ほど前に一度はスルーした聖観音のよくよく目の前を通り、
瀧神社入り口で思惑通りに瀧コースへの合流を果たした。
2023年01月15日 10:25撮影 by  SO-52A, Sony
1/15 10:25
瀧神社入り口で思惑通りに瀧コースへの合流を果たした。
あとは来た道をえっちらおっちら下っていって、
2023年01月15日 10:32撮影 by  SO-52A, Sony
1/15 10:32
あとは来た道をえっちらおっちら下っていって、
無事に帰り着いた市営駐車場は大体埋まっていた。
2023年01月15日 10:38撮影 by  SO-52A, Sony
1/15 10:38
無事に帰り着いた市営駐車場は大体埋まっていた。
撮影機器:

感想

栃木百名山巡りの一環として、今回初めて古賀志山に登るにあたり、行きは短時間で登頂できるということで瀧コースを選択したわけだが、帰りをどうしようかとネット上のレポートを漁ると、階段コース経由で古賀志林道に入る人が多い。でもそれってなんだか遠回りじゃない?というわけで、さらに下調べを進めて見つけた「古賀志山を守ろう会」様作成の地図から、白羽の矢が立ったのが岩下道だった(別に某TV番組の影響を受けたわけではない)。そんなこんなで組み上げた自己流時短ルートを、午後から雨の予報にしては良いが最高とまでは言えない天気のこの日、いよいよ実際に歩いたわけだ。
まず瀧コースは短いだけあってきつい道のりだったが、各所に点在する史跡や、道標の役割を担う地元小学生によるイラストから、この山が今も昔も麓の人々に愛され続けていることを実感でき、楽しんで登ることができた。
御嶽山から古賀志山頂を経て東綾見晴への稜線上は、厳しすぎない岩場のスリルが心地よく、開けた場所では良い景色が楽しめた。特に御嶽山からの大展望は素晴らしく、それだけに天気がもう一つなのが惜しまれた。
そしてひたすら長い階段を経ていよいよの岩下道。突入直後は伐採で裸になった斜面をへろへろと伸びる姿に戸惑ったが、基本的には狭いながらしっかりと刻まれた道だった。その右側にはいくつもの岩壁がそびえ立ち、そのいくつかはバリエーションルートとなっているが、登山歴の浅い私には、どれもまだ縁のない道と思った。
何はともあれ、大きな危険や困難を感じることもないまま瀧コースへと復帰を果たし、今回のルートで良い感じに南登山口へ戻れることが確認できた。すっかり満足して車に乗り込む私。ただし、登山靴は履いたまま。
なぜなら、食事休憩を挟んで、今日の山行はまだ続いていくのだから。

(次回、鞍掛山編へつづく)

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