八甲田山（大岳）【絶景の湿原を行く〜始まりかけの草紅葉〜】

2014年09月11日(木) [日帰り]

• GPS: 04:45
• 距離: 9.2km
• 登り: 704m
• 下り: 707m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:11
• 休憩: 0:33
• 合計: 4:44

8:33 酸ヶ湯公共駐車場
9:14 9:15 残雪期道迷い注意地点
9:28 9:28 南八甲田展望所
9:35 9:36 地獄湯ノ沢
9:47 9:48 銚子の首
10:03 10:03 仙人岱（八甲田清水）
10:08 10:08 八甲田大岳・小岳・仙人岱 分岐
10:14 10:15 桜沼
10:28 10:28 八甲田大岳森林限界
10:40 10:42 鏡沼
11:00 11:02 八甲田大岳
11:19 11:20 大岳鞍部避難小屋
11:40 11:40 毛無岱分岐
11:49 12:09 上毛無岱休憩所
12:17 12:17 毛無岱の階段
12:25 12:26 下毛無岱休憩所
12:52 12:53 城ヶ倉分岐
13:11 13:13 酸ヶ湯温泉
13:14 13:14 大岳登山口（湯坂側）
13:17 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

酸ヶ湯温泉から笠松峠側に少し走ると右側に広い駐車場があります(無料)。
その駐車場から国道を挟んで向かい側の小さな鳥居が登山口。
時計回りコースの場合は、酸ヶ湯温泉の左手奥に入り口があります。

コース状況／危険箇所等

▽駐車場⇒地獄湯の沢
　樹林帯のためこの時期でも蒸し暑かった。
▽地獄湯の沢⇒水場(仙人岱避難小屋)
　硫黄臭漂う岩ゴロの道。
　ガスに巻かれると分かりづらいかも。
▽水場⇒八甲田山(大岳)山頂
　ジグザグの急登。火山っぽい。
▽八甲田山山頂⇒大岳避難小屋
　急な下りです。
▽大岳避難小屋⇒毛無岱湿原
　急な階段を300段ほど下ります。
▽毛無岱湿原→酸ヶ湯温泉
　樹林帯。不明瞭箇所はありません。

仙人岱の水場：少なくとも4年前は水が湧いていてパイプからじゃんじゃん
流れていたのに、ほぼ淀んでいた。
当時は五本の指に入るほどの名水だと確信していただけに残念・・・。
流れが変わってしまったのでしょうか。

その他周辺情報

☆下山後の温泉
○酸ヶ湯温泉
　こちらもJRのポスターでお馴染みでしょう。
　この日の混浴千人風呂は計5名！
　入浴したことのある方はお分かりでしょうが、あの千人風呂で人が少ないと、
　とても不思議な感覚になります。
　以前宿泊した際に夜入浴した時、貸し切り状態のこともあったが、異空間に
　漂っている感じになりました。
　http://www.sukayu.jp/Tops/index
○蔦温泉
　湯船の底からお湯が湧き出してくる。青森に来たら必ず立ち寄る、私の大好きな温泉。
　現在工事中で風情ある建物は見ることができません。
　脱衣所の貼り紙にこんな記載が、
　Q.掛け流しですか？
　A.残念ながら掛け流しではありません。「湧き流し」です。
　　お湯は本来湧いているものであって、より自然に近い状態でお湯を提供しています。
　http://tsutaonsen.com/
○八甲田温泉
　本日の宿泊先「ぬぐだまりの里 秘湯 八甲田温泉」
　これまで青森で最高の温泉は恐山だと思っていたが、今回その考えが変わって
　しまうほど素晴らしい温泉だった。
　貸し切り状態だったということもあるが、泉質は勿論、清潔さ、景観、最高で
　した(今年リニューアルしたようですが)。
　特にラムネ温泉。硫黄系の炭酸泉で肌が細かな泡で包まれる。まるで宇宙空間
　を漂っているかのよう。
　http://www.hakkouda-onsen.com/
○谷地温泉
　４年前に入浴。秘湯感満載。混浴だった気がする。
　http://www.itoenhotel.com/search_hotel/hotellist/835_yachi/tabid/236/Default.aspx

写真

9/11 8:34

ここが登山口

9/11 8:41

非常に整備されています
風が通らないため蒸し暑い

9/11 8:45

9/11 8:48

1箇所焼け野原っぽい所が
雷？

9/11 9:28

9/11 9:28

地獄湯ノ沢

9/11 9:30

今年の紅葉は・・・

9/11 9:34

9/11 9:36

9/11 9:40

9/11 9:56

大岳

9/11 9:58

9/11 9:58

もうすぐ仙人岱です

9/11 10:01

正面は小岳

9/11 10:02

9/11 10:03

仙人岱の水場

9/11 10:04

うーん、よどんでる

9/11 10:08

9/11 10:10

9/11 10:12

小岳を映す池塘

9/11 10:12

9/11 10:13

9/11 10:14

盛夏は高山植物が見事でしょうね

9/11 10:19

アオモリトドマツが立ち並ぶ
ここの樹氷を見てみたい

9/11 10:32

9/11 10:28

9/11 10:34

中央が硫黄岳

9/11 10:39

大岳山頂直下の鏡沼

9/11 10:40

9/11 10:42

ナナカマドの紅葉

9/11 10:44

硫黄岳と南八甲田
左より駒ヶ峰・櫛ヶ峰・横岳

9/11 10:45

あとひと登りで山頂

9/11 10:47

振り返り、右から
小岳・高田大岳・雛岳

9/11 10:51

9/11 10:53

久々の山頂！

9/11 10:55

リンドウ

9/11 10:57

青森市街と青森湾

9/11 11:05

9/11 11:06

9/11 11:12

紅葉のシーズンが楽しみだけど、今年は天候不順だったからイマイチだろうか

9/11 11:14

井戸岳と大岳避難小屋

9/11 11:17

避難小屋と大岳

9/11 11:20

アオモリトドマツに覆われた大岳

9/11 11:22

9/11 11:31

アマドコロの実？

9/11 11:41

9/11 11:41

前方には岩木山が！

9/11 11:43

立派な山容

9/11 11:49

上毛無岱の休憩スポット

9/11 11:55

絶景です
左より赤倉岳・井戸岳・八甲田大岳

9/11 11:57

行動食は初日に買った林檎

9/11 12:05

南八甲田もバッチリ

9/11 12:10

丸沼

9/11 12:16

少し下ると、、、

9/11 12:18

下毛無岱の絶景が広がっています！
思ったより草紅葉進んでいます

300段くらいの階段を下ります

9/11 12:23

9/11 12:25

9/11 12:27

木々の紅葉も徐々に進んでいます

9/11 12:28

左より駒ヶ峰・櫛ヶ峰・横岳

9/11 12:31

キンコウカと北八甲田

9/11 12:34

9/11 12:38

どんぐり

9/11 12:51

9/11 8:36

キノコ一杯でした

9/11 8:36

9/11 11:34

9/11 12:54

9/11 12:55

9/11 12:56

9/11 12:58

9/11 12:58

9/11 13:01

9/11 13:05

酸ヶ湯温泉
写真奥が無料駐車場です

9/11 13:09

酸ヶ湯温泉脇の登山口に下山しました

下山後は当然酸ヶ湯に入浴
こんな感じでした

9/11 14:22

青森といえば生姜味噌おでん
酸ヶ湯の売店にて

9/11 14:22

同じく五平餅

9/11 14:41

地獄沼

9/11 14:52

八甲田・十和田ゴールドライン
ここの紅葉は最上級です

9/11 15:02

蔦温泉旅館
現在改修中

9/12 7:54

本日のお宿「ぬぐだまりの里　秘湯　八甲田温泉」

9/11 16:50

まずは「ラムネの湯」へ

9/11 19:23

ラムネの湯は特別扱い

9/11 16:48

9/11 19:37

見た目は普通の硫黄泉だが入浴すると細かな気泡に包まれる

9/11 19:27

ラムネの温泉分析書

9/11 17:03

続いて「龍神の湯」へ
3種の源泉が掛け流されています

9/11 17:05

9/12 7:42

内湯

9/12 7:44

貸し切り状態

9/12 7:44

広大な浴槽にかけ流し！

9/12 7:43

露天

9/12 7:43

北八甲田を眺めながら

9/12 7:43

9/11 17:26

9/11 17:26

9/11 17:27

9/11 18:05

9/11 18:51

9/11 18:05

青森といえばやはり田酒

9/11 18:47

良心的なお値段
宿泊費も安い！
あの温泉・食事ならもっと取ってもいいのに

9/14 21:57

前日に青森観光物産館アスパムにて購入

撮影機器：

COOLPIX AW120 ニコン

感想

Kazu405

ここ八甲田山も、単独行を始めたばかりの時に訪れている思い出の山です。
当時レインウェアの上だけで大雨に遭遇し撤退した記憶があります。
今回で3度目ですが当時と同じルート、酸ヶ湯から反時計回りの周回コースとします。

スタートの鳥居をくぐると暫くは樹林帯歩き。
風が通らないため蒸し暑い。
景色が開けると硫黄臭漂う地獄湯ノ沢。
橋を渡りゴロゴロした岩場を登っていくと、程なくして水場のある仙人岱。
当時、ここの水が旨くてたまらなかったが、ほぼ淀んでいて油膜とかもできてた。
ちょっと残念な気持ちに。

ここから山頂までは火山っぽい急登。
途中2箇所、小岳や大岳を映す沼があり、急登である事を忘れさせてくれる。

山頂からは青森市内と青森湾、西には3日前に登った岩木山が、8合目くらいまで姿を現してくれた。
青森も本日が最後。
県を代表する2山に登ることができ、麓では大量の金を落とし、「あおもり検定
（中級）」を保有する自分としては、県に貢献できて非常にご満悦である。

さてこの八甲田大岳、前半と後半とで景観が一変するのも面白い。
前半は背丈を越す樹林帯→地獄湯ノ沢の火山帯、後半はほぼ背丈のアオモリトド
マツ→毛無岱の湿原歩き、となります。
後半は特に上毛無岱から見た下毛無岱の絶景が筆舌に尽くし難い。
本日は草紅葉の始まり、といった感じだがそれでも十分に楽しめた。

コメント

藪犬魂☆mogless

Kazu405さん、こんにちは
いいですね。八甲田。私の好きな山のひとつです。
周辺の温泉もどれも素晴らしくてソウナメにしてしまいたいと思ってますけど、なかなかそれができないでいます。
酸ヶ湯と谷地温泉にしか入ったことないですけど、八甲田温泉とは素晴らしいですね。大変、勉強になりました。

Kazu405

Re: Kazu405さん、こんにちは
moglessさん、ありがとうございます。

私も酸ヶ湯・谷地・蔦、そして今回八甲田に入りましたが、
まだまだいくらでもありますよね。
聞いた話によれば、「猿倉は非常に秘湯過ぎて怖い」とのことです。
八甲田温泉のラムネ風呂、是非！