記録ID: 51008
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積雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田
南八甲田 猿倉岳
2000年02月26日(土) 〜
2000年02月27日(日)


- GPS
- 22:00
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 475m
- 下り
- 465m
コースタイム
2月26日(土)青森12:lO→酸ヶ湯駐車場13:10→1008m付近15:00→笠松峠手前16:20→1150m付近16:55テント
2月27日(日〉テント7:20-238番櫛ヶ峰指導標8:50→猿倉岳8:55→テント9:35→笠松峠手前(103号線)10:00→酸ヶ湯駐車場ll:10ー50→青森12:30
2月27日(日〉テント7:20-238番櫛ヶ峰指導標8:50→猿倉岳8:55→テント9:35→笠松峠手前(103号線)10:00→酸ヶ湯駐車場ll:10ー50→青森12:30
アクセス | |
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コース状況/ 危険箇所等 |
2月26日(土) 来客の予定がキャンセルとなったので、すぐ準備して昼から出発。仙人岱へ登るという若い人と少し話した後、ゲートから入山。ラッセルが思いのほか深い。ヒザまでだ。これでは、国道泊りになるかも。"一歩前に出したスキーの上を後のスキーを滑らせて前へ出す"深雪のラッセル法で順調に距離を延ばす。石倉岳が真冬の姿を見せている。真冬の岩登りは大へんなものだろう。笠松峠の手前から国道を離れて、石倉沢の源頭を横切り、猿倉岳の裾へ向う。背の低いトド松と雪原帯をゆるく登ってゆく。背後に、石倉岳、硫黄岳、大岳、小岳、高田大岳と夕方の弱い陽光に白く映えているのが望まれる。トド松帯の手前の1050mライン付近にテントを張る。疲れた。予定ではもう少し上の1167m地点だったが時間切れだ。チーズをつまみに、缶ビール。ライスカレーを食べた後にウイスキー1口を飲み早々に就寝とする。早目に横になり疲れをとらねば。夜半は、オリオン星座や半月位の月が出ていた。 2月27日(日) 5時過ぎ起床。夜は少し寒く感じた。特に両肘が冷たくて寝つかれなかった。おかげで深夜便を聴けた。一人の時はホトンド聴いている。ラーメン、ライスにコーヒー。紅茶は、昨日のを温めた。テントの外に出てみると十和田の方から黒い雲が飛んで来ていた。早目に天気は崩れるのかもしれない。テントを撤収し、空身で少し上の方まで散歩でもするつもりで出かける。ザックはデポ。ウエストバックひとつで食料も水もなし。フラッグも持たない。笠松峠からにせ駒への尾根を登る。山頂方面はガスの中。でも視界はかなりある。パラダイスヘ登ったところに、紅白の目印がある。ここから東寄りにゆるい登りを登る。フラッグがないので、トト松の樹氷をたたき落として目印とする。一瞬右足が空を切って一回転する。ホワイトアウトで足元が見えなかったのだ。雪面があると見て足を前へ出したはずだが。ケガがなくて幸い。パラダイスはラッセルもスネ程度で浅い。樹氷が低くなり尾根が確認出来たので、左へ進む。指導標238番が見つかった。もう山頂に近い。樹氷が切れて前方が真白になる。山頂だ。ラッセルが浅いのと空身のためか思いのほか早く到着出来た。 雪が降り出して来たので早々に往路トレー一スを下山する。所々、風のあたるところは、トレースが消えていたが大丈夫だった。北八甲田は全く雲の中だ。雪に追われるように、ザックを回収し103号線へ出るべく昨日のトレースをたどる。石倉岳の裾が見えているので安心だ。吹雪もようならとても自分には無理だったろう。せいぜい国道泊まりでご帰還だったろう。一日で登れなくても、今日のように午後から入山しても二日間なら登れるのだ。休みを有効に利用した二日登山が楽でいいように思う。 |
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