天気は最高!! しかし甘かった・・剣岳


過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
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写真
装備
個人装備 |
スリング 120 1本 60本 カラビナ2枚 安全菅付1枚
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共同装備 |
6テン
大鍋
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感想
今回の剣
会の合宿で、私は初心者を連れての縦走班
とにかく天気が安定することを願っていましたが
じつは天気以上の「核心部」があったんです!!
12日に大阪をでて立山へ
13日、そこからケーブルとバスを乗り継いで室堂
天気は快晴
綺麗な景色を見ながら、急登の雷鳥坂を上りようやく剣沢へ
最初はそんなに人は多くなかったんですが、私たちが着いた以降は
続々増える一方
午後からはかなりの雨が降りましたが、それでもその中を
到着する登山者が一杯
夜にはテント場はかなりの数のテントで埋まりました
そうして翌日
14日は早朝の3時くらいから周りがバタバタと出かけていきます
私たちは4時半にスタートの予定だったんですが、そのあまりの人の多さに
正直びっくり!!
暗闇の中、剣の登山道に巡礼のようなライトの道が浮かび上がってい見えます
で、こりゃ今行けば渋滞に巻き込まれるなと考えて
時間をずらすことに
しかし、これが失敗だった・・・
6時にスタートしていい感じで登っていきます
ところどころ岩に不慣れな人たちがいて渋滞しますが、それでもなんとか
前に進んでいきました
しかし!!
前劔をこして驚愕の事実!!
そこから頂上までの長い渋滞!!
みればカニのタテバイも渋滞ですやん!!
これには参りました
仕方なく列に並んで待つことに
しかし・・・・
1時間まってようやく平蔵の頭の手前の小ピーク
降りてきた登山者が
「タテバイは3時間 ヨコバイは40分まちです」とのこと
思わずテーマパークの間違いかと思いました
そして聞いてみればほとんどがスタート時間が早朝の3時くらいの人ばかり
何故??
剣沢から頂上まで片道3時間のコースです
往復で6時間
昼前に平蔵の頭をようやく通過って・・・(下山で)
この時に理由が分かりましたね
今回は初心者を連れていたため、この調子で並んで3時間かけてタテバイを通過して
まだ渋滞のヨコバイを通過してきたと考えると、へたすりゃ日が暮れる時間になるのでは?暗い中、初心者を下らすにはリスクが大きい
という事で、引き返せるこの場所で撤退することにしました
(平蔵のコルより先は引き返したくても無理ですから)
いや〜恐るべし!渋滞の剣
危ないところで渋滞なんて巻き込まれたらやばいっす!!
そういう事で、目の前に剣の頂上を見ながらの口惜しさ一杯の
登山となりました
ほんま悔しいですわ
PS、会のバリ班の源次郎尾根でも渋滞だったそうで
滑落事故もあったようです(無事だったそうですが)
お疲れ様でした!
別山尾根、噂には聞いていましたがものすごい渋滞だったんですね……。
タテバイの通過で3時間待ちですか?
岩場の通過に慣れていない人もたくさん来ているんでしょうね。
慣れてない人に、石もガンガン落とされそうですね。
ある意味、一般道のほうがバリより危険な気すらします。
登山ブームもいいですが、そりゃ事故も増えるわなーって感じですねぇ^^;
バリの源次郎も渋滞ですか……。
はたして2峰の懸垂で何分待ちになったんでしょうか。
しかも下山はヨコバイの渋滞に巻き込まれるとか、想像するだけで恐ろしいです。
龍王岳東尾根に行ってきましたが、3パーティのみの貸切状態でしたよ!
なにはともあれ、お疲れ様でした^ ^
peco1978さん
龍王岳東尾根にいっていらしたんですね
こちらは本当に最悪のパターンでしたよ
やはり渋滞の原因は、登山者の数の異常な多さと
岩に慣れていない人が多かったことです
立って歩けるところでも4足歩行(?)の山ガールさんがいたり
鎖なんていらないで通過できるところで何故か?渋滞したり・・
一番危ないと思ったのは、鎖に全体重をかけて手には手袋の人達
滑ったらおしまいです
とにかく前劔までの鎖場は「門」が一番難しいかと思うんですけど
(とは言っても、慣れてれば普通のトラバースですが)
それ以外の所もかなり危ない人たちがいて渋滞でした
今回は4月から岩をやりだした新人をつれておりまして
簡易ハーネスでカラビナスルーさせて登らせる事も考えていましたし
(最悪の事を考えて)
ロープも持参し、ムンターで確保も視野に入れていました
しかし、やはり岩を普段やっていますから大丈夫でしたけどね
ただ、日がくれてヘッドランプで通過させるのにはリスクが高いと
判断して撤退しました
仲間からは「行けたんじゃないの?」とも言われましたが
基本の山の経験が少ないものが、暗い中に下るのはどうかと思いましたし
岩は登れますが、ガレ場の下降などやはり慣れていませんでしたからね
他のバリ班は源次郎は渋滞があったようですが、日暮までには剣沢に降りてきました
(横バイはこの時に30分待ちだったそうです)
今回は八峰で登攀した仲間が一番よかったのかもしれません
何といっても人が少なかったようですから
(Cフーェス、Dフーェースで楽しんだみたいです)
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