鍋倉山(1130mまで)
- GPS
- 06:01
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 718m
- 下り
- 700m
コースタイム
天候 | 大雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
警報級の大雪となった週末。どこへ行こうか迷ったがこの悪天候ならそんなに混雑しないだろうと鍋倉山へ行ってみた。
ちょうど7時頃に除雪終了点に行くとちょうど除雪作業が終わろうとしていた所でいいタイミング。2人組が先行して行ったがすぐ追いついた。すぐ後ろにさらに2人組が来て6人でラッセルを回す。新雪は重く膝下〜膝上までの深さがあり平地でも楽ではなかった。
後続はもう増えないだろうと思っていたのだが、ラッセルを回している間に後ろから数十人もやって来てしまった。悪天候だから来る人も少ないだろうという予想は甘すぎた。雪も多いしルートファインディングも怪しく何が起きるかわからない。最初から一緒だったPと相談してわざとラッセル渋滞の最後尾に回り、後続集団がピークを目指している間に降りる作戦に出た。
滑走開始してすぐ、件のPが2人とも派手に転んだ。私はよく見ていなかったが、前後して滑っていたら雪面が破断したという。サイズ1程度で大したことはなかったが、2人は凝りたのかそのまま下山していった。
一連の事象はGoProで録画していたつもりだったが、寒さてセンサーがバグってしまったようで帰宅後に確認したら静止画しか録れていなかった。
残された我々は自分のトレースに合流した後もう一度登り返すことにした。
1100mまで登り返したところで後続が降りて来るのが見え出したので我々も降りることにした。滑走準備をしていると後続の1人が尾根上で吹き溜まりに頭から突っ込んで起き上がれなくなっていた。別の後続の2人と3人がかりで何とか引き上げた。頭から突っ込んでしまったので呼吸困難になるかもしれなかった。早く逃げよう。
重いパウダーを巻き散らして一気に降りる。登りトレースに再合流すればあとは高速道路…と言いたい所だが、登りで吹き溜りを避けたため登り返しをいくつも作ってしまっており帰りも楽ではなかった。それでもシールは貼り直さず何とか滑って歩いて登って除雪終了点まで帰還。
下山後に対岸の野沢で雪崩事故があったと知った。早く降りて正解だと思った。
激パウを期待して鍋倉山へ。
路駐エリアに着くとまだ除雪中で少し待ってスタート。やや先行した2人組にすぐに追いつくとラッセルを交代。膝から腰辺りまで沈み込む雪でのラッセルはキツい。すぐに後続2人組が追いついて6人体制になるとしっかりと休みながらラッセルを回せて良かった。
ところが、その後続々と後続がやってきて20人以上が一団になって進むことに。後続の人は「ラッセルしますよー」とは言うものの、この人数で回すとそれぞれの体力の差もあってペースがだいぶ遅くなってしまった。
途中、最初に追いついてきたパーティーと別のラインを作るが、結局合流してしまった。ここまで深いラッセルだと先頭より後続が圧倒的に楽なので、差がつかずなかなか難しい。
このペースだと寒いので、一旦休憩してどうしようかと相談していたところ、先述のパーティーがいったん落としてトレースを登るというプランを考えていたのでそれに便乗させてもらった。
そして、激パウの中を滑走!と思ったが、雪が深く重く板が走らない。急斜面で雪に乗れれば浮力を活かせるのだが、樹木を避けるために減速すると板が沈み込んでいく。そして深い雪に刺さった板を持ち上げるのがまたキツい。
一本滑ってだいぶ疲れたが、登り返し。眺望もないので斜度のゆるい山頂まではいかず1100mあたりまで。
雪は前述のとおりだが、なんとか良いラインを選んで時おり気持ちよく滑れた。緩斜面に出たらあとはトレースに沿って滑っていくが、途中いくつか小さな登り返しがあってこれもなかなかキツい。
登りは激ラッセル、下りもところどころラッセルしてかつてないほどラッセルをしてラッセルスキルはだいぶ上がったんじゃないかなw
苦行系ではあるけれど、ここまで深いラッセルをする機会もあまりないし、これはこれで楽しかった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する