初レコ、恐怖克服!晴天の槍ヶ岳(槍沢ピストン)
コースタイム
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:00
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 10:30
天候 | 晴れのち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所、特に無し |
写真
感想
山岳部出身の親父からその素晴らしさを聞かされ続けた槍ケ岳、二年前に親父との登頂を試みましたが、母親と姪っ子連れであった関係で天狗原で無念の下山。今回は家内と二人で計画的な山行をしてみました。燕岳や蝶から眺め続けた憧れの槍ケ岳、前日は興奮して寝れませんでした 笑。
三連休初日、沢渡に到着したのが4時過ぎ、市営第二駐車場は既に8割程度まで埋まってました。予約していたタクシーに乗り込み上高地に向けて出発!運転手さん曰く、今年は夏の天気が悪かったからこの3連休は凄い混雑になるとのこと。しかもそれは前半の2日に集中するから明日の下山後も大変らしい。でもそれは覚悟の上、ゲート前のタクシー列があり得ない位長くても、気にしない気にしない(*^^*)。
上高地出発は5時半、今晩の宿、ヒュッテ大槍に少しでも早く到着したかったので最初からスピードアップ!でも天狗原あたりの登りで早くもバテ始めました。結局小屋に着いたのは12時半頃。。まあこんなもんでしょうか?
ヒュッテ大槍の食事は噂通りの美味しさ、食卓を囲んだ方々にも恵まれ、楽しい夜を過ごしました。ここで出会った若い女子2人は大キレットや剣を経験済、少し先輩の夫婦も凄い経験の持主でした。勉強になります!そしてこの日の星空は絶対に忘れません。夜空よりも黒い槍のシルエットを背景に、無数の星と天の川。そして流れ星‥‥どれだけ眺めても飽きませんでした。
翌日の天候は快晴!素晴らしい日の出を眺め、テンションもMAX!頼んでおいた弁当を受け取り忘れて東鎌尾根を穂先方面へ(こればかりは反省)。朝日に照らされた槍が次第に近付いきます。
槍の肩に到着するとそこは長蛇の列。その列を見て嬉しいような悲しいような。実は僕、高い狭いが苦手なんです。数年前に登った燕岳の頂上でさえ狭く感じ、その後の筑波山の山頂にある岩でもビビってる始末。。『槍ケ岳は眺める山で、登らなくて良いんだよ』なんて言い訳を用意しつつ嫁の反応を待つ。ところが嫁はやる気満々、気付けば最後尾に並んでました(°_°)。
そんな僕らに話し掛けてくれたのが名古屋から来ていたTさん。楽しくお話してるうちに穂先の半分地点まで到達。はい、もう引き返せません(^_-)。
想像するだけで気が遠くなっていた梯子でしたが、意外にもすんなり登れちゃいました!もちろんこれは自分の力だけではなく、Tさんと、僕らを先導してくれた素敵な男性(この記事読んでたら連絡ください!)のお陰です。本当にありがとうございました!
頂上からの景色はまさにアッパレ!親父が浪人生の時に見たという景色を半世紀以上の時を経て眺める僕、なんだか感慨深かったです。そしてお決まりの記念撮影、みんな良い笑顔でした(*^_^*)。意外にも下りは全く怖くなく、最後は皆で集合写真(無事生還写真)を撮りました!そして親父に電話、凄く喜んでくれました(*^^*)。
槍ケ岳山荘に戻った時間は10時頃、アイスを食べて下山を開始しました。
槍沢ルートは長いですね。天狗原から大曲が遠く感じ、その先のババ平もまた遠い。槍沢ロッジで美味しいカレーとお姉さんの笑顔で元気を貰いましたが横尾までが遠い遠い。。。そして徳沢も遠く、明神も(T_T)。
上高地に着いた時は嬉しくてどうにかなりそうでしたが、ここでタクシーの列に絶望感。。そう、この日は混雑確定と言われた連休二日目の夕方(16時半)。楽しんだ後の使命だと自分に言い聞かせ、最後尾に並びました。
結局タクシーに乗れたのは17時過ぎでしたが、相乗りした家族が会社の後輩と同郷で、ご主人と長男がその後輩と同じ高校である事が判明、そして長女は大田区のご近所さん!あっという間に沢渡到着(^_^)。
天候に恵まれ、人に恵まれ、憧れの槍ケ岳に登れたこの日、僕にとっては間違いなく特別な一日になりました!
槍ヶ岳、やりましたね 山頂、素晴らしいですね。
色々とあったと思いますが、達成感が伝わります!
ありがとうございます!次はもう一泊して縦走を楽しみたいです。
またご一緒しましょうね!
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