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Yamareco

記録ID: 513665
全員に公開
沢登り
甲信越

釜沢川

2014年09月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:34
距離
8.2km
登り
543m
下り
528m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:35
休憩
0:00
合計
5:35
7:41
291
スタート地点
12:32
12:32
44
13:16
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新潟県長岡市柿町。
南蛮山林道の駐車スペースに駐車。
ゴルフ場入口の分岐を通過、石の彫刻の並ぶあたり(石彫の道)を過ぎると、水場の手前に10台ほどの駐車スペースがある。
コース状況/
危険箇所等
登山届

登山ポストはない。
新潟県警察にメールで登山届を提出した。
http://www.police.pref.niigata.jp/osirase/sangaku/

今回のコース

沢靴で釜沢川を遡ってみた。釜沢川は、南蛮山あたりから流れ出して太田川に合流する。付近で産出される釜沢石という石の名前も、釜沢川からきていると思われる。

駐車場からヤブに入り、小さな沢をたどって釜沢川に下りると、水量は少なく流れも弱かった。遡るにつれて、小さな滝や小さな淵が次々にあらわれた。3〜5メートルほどの滝が登れなくて大きめに巻いたところが2ヶ所。沢に下りるところが草つきで手がかりがなかったので、積極的に補助ロープを出した。ロープを使わずに草つきを2〜3メートル滑り下りることもできなくはないが、場合によっては着地するときにけがをするかもしれない。購入したばかりのミニバイルを使うという選択もあったが、今回は使いそびれた。ハーネスや下降器を必要とする場面は幸いにしてなかった。淵では、ほんの数メートルの淵だが、胸まで水に浸ったところがあった。シャワークライムはほとんどなかった。小滝の大部分は水流を左右に避けたり跨いだりして登ることができた。3段の滝があって、その最初の滝に挑戦したとき、水流の中に利用できそうなホールドがあったが、水流が強くて手足を入れると身体ごと落とされそうになるので使えなかった。その滝をあきらめた後クライムダウンするのがたいへんだった。下に淵があるので2〜3メートルなら落ちてもだいじょうぶそうだったが、落ちないのにこしたことはない。3段の滝を過ぎると小滝もほぼなくなる。ぬめってホールドのえられない岩壁があらわれたところでそれ以上の遡行をあきらめ、小尾根に取り付いて、ヤブこぎで567Mピークをめざした。
釜沢川に下りた。
釜沢川に下りた。
足元が粘土に近い岩で滑りやすい。
足元が粘土に近い岩で滑りやすい。
左上に4メートルほどの滝があって登れそうになかったので、右から巻いた。
左上に4メートルほどの滝があって登れそうになかったので、右から巻いた。
沢に下りるときには補助ロープを出した。
2
沢に下りるときには補助ロープを出した。
小さな淵に小さな滝。
小さな淵に小さな滝。
同じようなパターンがくり返される。
同じようなパターンがくり返される。
同じようなパターン。
同じようなパターン。
滝が少しずつ大きくなる。
滝が少しずつ大きくなる。
3メートルくらいの滝。ナイフ状の水流には触らないように、足を両側につっぱって跨ぐようにして登った。
1
3メートルくらいの滝。ナイフ状の水流には触らないように、足を両側につっぱって跨ぐようにして登った。
淵も少しずつ大きくなる。
1
淵も少しずつ大きくなる。
3段の滝。この1本目の滝が登り切れなくて、写真に収まらない右側から巻いた。
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3段の滝。この1本目の滝が登り切れなくて、写真に収まらない右側から巻いた。
3段の2本目の滝の上で補助ロープを出して沢に下りた。この3本目の滝はかんたんに登ることができた。
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3段の2本目の滝の上で補助ロープを出して沢に下りた。この3本目の滝はかんたんに登ることができた。
その後はもうほとんど滝はない。
その後はもうほとんど滝はない。
砂が固まったようにざらざらした岩。
1
砂が固まったようにざらざらした岩。
もう水もあまり流れていない。
もう水もあまり流れていない。
源頭に近づくと滝は汚い感じになる。
源頭に近づくと滝は汚い感じになる。
ぬめる岩壁。これ以上の遡行を断念した。
3
ぬめる岩壁。これ以上の遡行を断念した。
南蛮山休憩所で20分ほど休憩。沢靴のラバーソールを節約して、地下足袋に履きかえた。
南蛮山休憩所で20分ほど休憩。沢靴のラバーソールを節約して、地下足袋に履きかえた。
駐車スペースに戻った。
駐車スペースに戻った。

装備

個人装備
長袖インナー タイツ 半ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ ロープ ハーネス ヘルメット ロックカラビナ カラビナ スリング ロープスリング アッセンダー ディッセンダー ハンマーバイル 渓流シューズ

感想

「沢登りの対象にならない沢」という表現を見たことがあるが、釜沢川もそうなのだろうと思う。私が1人で遡るのにはまことにちょうどいい。近くの柿川や鬼面沢よりもやや難しいくらいだった。同じような色をしたヤマハギとツリフネソウらしき花がたくさん咲いていた。これからの季節、水は冷たくなるが水量は少なくなるはずなので、まだ入ったことのないほかの「沢登りの対象にならない」沢にも行ってみたい。

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