湯村山〜白山〜天狗山（甲府名山25）！歴史ある山々。

2023年02月04日(土) [日帰り]

• GPS: 03:09
• 距離: 12.1km
• 登り: 425m
• 下り: 410m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:01
• 休憩: 0:03
• 合計: 3:04

距離 12.1km 登り 425m 下り 426m

8:20 甲府駅
8:34 喜久乃湯温泉
8:50 8:51 緑が丘運動公園体育館駐車場
9:13 湯村山
9:28 法泉寺山
9:46 東屋
9:59 10:00 白山
10:05 10:06 岩場の展望台
10:08 八王子神社北西分岐点
10:14 天狗山分岐
10:20 10:21 天狗山
10:45 塩澤寺
10:50 湯村ホテル第一駐車場
11:27 11:29 甲府駅
11:30 ゴール地点

天候

晴れ。

アクセス

利用交通機関：

電車

【往路】八王子から松本行（鈍行）で甲府8:13着
【復路】甲府から新宿行（あずさ22号）で八王子13:11着

コース状況／危険箇所等

明瞭で危険箇所はありません。天狗山への取り付きがややわかりにくいですが、白山（八王子山）の社の真後ろに延びる道を辿って行けば分岐の道標がありますのでそれに従って下って行けば大丈夫です。

その他周辺情報

下山後は湯村温泉街があり、弘法の湯や信玄の湯など日帰り温泉もあります。
また湯村食堂で下山後の一杯もいいですね。今回は時間が早過ぎて開店前でした。

写真

2/4 8:24

今日はここJR中央線甲府駅からスタートです。

2/4 8:53

30分ほど車道を歩いて登山口のある緑ヶ丘スポーツ公園体育館です。車の場合はここに停められます。体育館の左手から登ります。
真正面が狼煙台、左が湯村山、右が法泉寺山に続く尾根。

2/4 9:06

狼煙台までは林道を登ります。白の建物はトイレ。

2/4 9:12

狼煙台が見えてきました。

2/4 9:13

ここには武田信玄の父、信虎が築いた山城があったようです。すぐ横の湯村山も烽火山（のろしやま）と呼ばれたようです。
それだけ見晴らしがいいということですね。

2/4 9:15

そしてここが湯村山です。甲府25名山です。
こここらは、

2/4 9:15

逆光で見えにくいですが、薄らと富士山も見えます。

2/4 9:15

山頂には東屋も。

2/4 9:27

では、法泉寺山に向かいます。
岩岩が出てきました。

2/4 9:31

でここが法泉寺山頂上です。あまり眺望はききません。山頂標も二つ木に括り付けられています。

2/4 9:31

山頂標にてるてる坊主。

2/4 9:44

少し進むと北側が切れ落ちた八王子山（白山）が見えてきました。
これから向かいます。

2/4 9:47

途中眼下には甲府市街。遠方に棚倉山。

2/4 9:47

鳳凰三山は雲がかかっています。

2/4 9:48

八王子山は砂岩でできているのでしょうか、道が白くなりました。それで別名白山というのですね。

2/4 9:50

砂岩を削った階段を登って行くと、

2/4 9:54

八王子山（白山）山頂です。

2/4 9:55

ここもこうふ開府500年を記念して2年前に策定された甲府名山25の一座です。本日最高峰。

2/4 9:55

頂上には八王子神社が祀られています。

2/4 9:56

これです。ここで毎日登られているという氏子さんの81歳のお母さんにお会いして色々お話を聞かせていただきました。
天狗山方面はこの社の裏に延びている山道を行きます。

2/4 9:56

山頂から富士山が望めます。

2/4 9:57

あっぷ。眼下には甲府市街。

2/4 10:03

81歳の氏子お母さんとお話を聞きながら一緒に下山開始。
眼下には千代田湖、遠方に八ヶ岳。

2/4 10:03

棚倉山と雲に覆われた鳳凰三山。

2/4 10:04

八ヶ岳の右には少し尖った茅ヶ岳と昇仙峡の弥三郎岳。

2/4 10:05

茅ヶ岳。

2/4 10:07

南は棚倉山と鳳凰三山。お母さんによるとここは夜景のスポットだそうです。

2/4 10:14

天狗山の分岐です。ここでお母さんとはお別れです。道案内していただきありがとうございました。81歳とは考えられない健脚でした。

2/4 10:16

明るい樹林を急降下。

2/4 10:22

しばらくすると盛り上がった塚みたいなところが天狗山山頂です。

2/4 10:23

剣が三本ある天狗山山頂です。右端に山頂標。

2/4 10:31

一旦林道を横切って山道を下ります。

2/4 10:40

麓に下りて振り返ると天狗山と右奥の八王子山（白山）。

2/4 11:49

甲府駅に戻り電車に乗る前にほうとうをいただきました。
味噌ベースにかぼちゃゴロゴロ、里いもゴロゴロて身体に優しく美味しい。もちろん喉のケアもしときました。

2/4 12:19

帰りはあずさ22号で。
因みに今は新宿発8時ちょうどの「あずさ2号」は存在しないようです。
今は下りが奇数号、上りが偶数号になっていますが、甲府〜新宿のかいじと号数を通しにしているからだそうです。

2/4 12:28

折角なので鉄呑みは甲州ワインで帰路につきました。

撮影機器：

Canon IXY 650 Canon

感想

kojicoon

先週同様、夕方所用のため電車で戻って来られる山として今回は、甲府名山25の三座、湯村山から八王子山（白山）、天狗山を周回するコースとしました。

甲府名山25は2019年にこうふ開府500年を記念して一昨年策定された甲府近辺の山々です。
武田信玄と武田武将24に因んで25となったようです。因みに最高峰は金峰山です。

車だと緑ヶ丘スポーツ公園に大きな駐車場があるのでそこを起点として周回できます。そのコースは昨年山梨県が無料発行した「やまなしハイキングコース100選」に紹介されています。

今回登った山は同エリアなのに地質が違ったりとそれぞれ特徴ある信仰の山で低山ながら変化に富んだ飽きない山です。

八王子山（白山）山頂では毎日登って山頂にある八王子神社にお参りしている健脚な81歳女性の氏子さんから山の歴史や周辺の山々のことを教えていただきました。また甲府25のこともご存知でした。

今回で15/25となりましたが、歴史ある信仰のある山が選定されており、変化に富んだ山々を今後も訪れたいです。

コメント

EiteeeeN

kojicoonさん、おはようございます。

昨日は電車にゆられて、武田の地は甲府だったのですね！朝の寒さにも負けずに感心致します。場所は違いますが、同じ名前の天狗山に登っておられたのですね。この反時計回りの周回コースは、私が昨日歩いた足利の周回コースと形が似ていて、天狗山の位置も同じような所にありました（笑）
昨日は少し霞んでいましたが、天気も良く気温もそれほど寒くはなかったので、良いグッドトレイルになったと思われます。
冬はこういった地方都市と低山の組み合わせもなかなか良いものですね。暦の上では春ですので、これからはどことなく春を感じられる山行になりそうです。
お疲れ様でした！

kojicoon

こんにちは　eightyeightさん！

あらら、ホントにルート軌跡が似通ってますねぇ。反時計回りも含めておまけに距離と標高差も相似形ではないですか！　　
まさに地形的にニアミスでしたねw。

この日はお天気も良く穏やかでしたね。
低山ながら変化に富んだ山を楽しませていただきましたが、この季節ならではですね。
真夏だと汗びっしょりになります。

今回は車道歩きも多かったのですが、下山後の喉のケアを考慮して電車としました。
やはり、サンカンコウ（山観光）！はいいですよね。加えて温泉とグルメと地酒があれば最高です。

暦の上ではもう春ですが、まだまだ雪山もあり、空気の澄んだ眺望のある低山もあり、ということで色々楽しみ楽しみたいですね。

よしまい

kojicoonさん　こんにちは！
今回は山梨でしたか！
ホントに山梨は隠れ名山がおおいですよね！
まあ手軽に富士山が見えるのもそうですが県全体が山中だからですかね？

８１歳の御婦人は元気だから山に登れるのか？山に登るから元気なのか？
やっぱり理想ですよね！

最後はきっちり鉄飲みで終わり満足の山行でしたね！

晴れ間の歴史と信仰の山旅！またレコ楽しみにしています！

kojicoon

こんにちは　yoshimaiさん！
今週もなんとかこの季節ならではのNSK（眠い寒い暗い）に打ち勝って始発の電車で甲府に向かいました。

電車で、というのが動機が不純ですかね。下山後の喉のケアのことしか考えてませんね。

山梨にはメジャー級の山からあまり知られていない低山の山までホントに沢山ありますよね。

今回は甲府名山25とやまなしハイキングコース100選に選定・掲載された山ですが、それがなかったら登っていない山ですね。

信玄公に纏わる山が多いですが、やはり地元の方には愛されている山です。
八王子山頂でお会いした毎日登ってられる81歳の氏子さんお母さんは、やはり山はレジャーではなく、まさに信仰の対象ということがヒシヒシと伝わってきました。
白山からの下山時、少し同行させていただきましたが、足取りからすると
毎日登っているから超健康だと考えられます。

そしてやはり、サンカンコウ！（山中観光）は、最高ですね。止まられません！

地元のグルメとお酒もセットでいつもの鉄呑みで満足いく山行となりました。
このパターンでこの先も計画したいものです。