蔵王前山:超刺激的なテクニカルルート:山頂下パラダイス激バウ〜沢ルート上質パウダー堪能

2023年02月05日(日) [日帰り]

• GPS: 06:39
• 距離: 12.4km
• 登り: 671m
• 下り: 810m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:44
• 休憩: 0:54
• 合計: 6:38

距離 12.4km 登り 671m 下り 827m

9:35 スタート地点
10:01 10:02 聖山平
12:02 12:37 刈田峠避難小屋
13:12 13:30 前山
15:12 15:13 刈田峠登山口
15:19 15:20 刈田峠路側帯駐車場
15:57 あとみゲート
16:15 ゴール地点

天候

前日からの降雪は15cmほど。
晴れから上部は曇り、山頂・稜線付近は強風・視界不良、林間・沢地形では風はなし

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前夜の降雪で道路は圧雪路、前日土曜日より来車は多く8：30到着時は、最も近い駐車場は満車であった。

コース状況／危険箇所等

・リフト2本乗り継ぎキャットルートをしばら進み聖山平から沢の渡渉(井戸沢)、急斜面トラバース・登高を繰り返し高度を上げ台地に乗り上げる。
・しばらくシラビソ林の緩斜面を進み、最後の金吹沢を渡渉後、刈田峠・避難小屋に向けて風強く視界不良になる中、緩やかに高度を上げる。避難小屋で大休憩後、さらに風が強くなる中、トラバース気味に前山山頂に向かう。密な低木薮・ガリエリアを超えまもなく山頂(1684m)に到着。
・北東斜面(中急斜面)を標高差約80mほど深雪激パウ滑走後、峰ノ沢ルートをしばらく滑走、雪質が良く快適滑走であったが、沢滑走終盤は穴が空いており要注意、1380mまで滑走した。
・その後、刈田岳直下のエコーラインに向け複雑なルートで登り返した。

写真

2/5 8:54

樹氷見学ツアーは今日も盛況

2/5 9:39

今日は刈田岳南に位置する前山へのツアー、SLのUさんの取り計らいで地元のKさん等にお世話になります。よろしくお願いします。

2/5 9:42

リフトを2本乗り継ぎキャットルートをしばらく進む

2/5 9:48

昨日からの新雪が15cmほど、第3リフトの急斜面を見ながら

2/5 10:05

キャットルートから離れて

2/5 10:10

シラビソの林間を進みます

2/5 10:13

ブルースカイの下、豪快な雪のオオシラビソ

2/5 10:14

沢を通過し急斜面に

2/5 10:15

条件が悪いと雪崩れそうな急斜面トラバース、絵になります。先頭の方々、ラッセルありがとうございます。

2/5 10:24

聖山平から屏風岳か

2/5 10:32

深い凹凸ルート、絶妙のコース取りで進みます

2/5 10:35

窪地が慣れてないとバランスを崩し転倒、起き上がりました

2/5 10:41

先頭はあの急斜面に取り掛かっています

2/5 10:43

CLのS君が手前からやや楽なルートをジグを切ってくれました

2/5 10:47

核心部のキックターン

2/5 10:51

O君も頑張ってクリアー

2/5 10:56

全員台地に乗り上げました

2/5 11:00

しばらくはルンルン気分で

2/5 11:16

青空が少なくなってきた

2/5 11:40

まだ沢地形がありました。トラバースでバランスを崩し転倒一名

2/5 11:54

刈田峠に近づいてきた。風が出てきて曇りベースに

2/5 11:57

スノモンはいまいち

2/5 12:04

避難小屋の手前で、下界は晴れている。

2/5 12:08

避難小屋にトウチャコ、気象条件は厳しいが上質パウダー

2/5 12:09

小屋に入る前にグレイトショット撮影、黙々と夢中に撮影するTさん

2/5 12:10

スノモンの発達は不十分

2/5 12:22

けっこう広い小屋で石油ストーブ、燃料、食料が備蓄されている。トイレも使用可

2/5 12:33

前山に向けてスタート、写真撮影数枚

2/5 12:36

これから向かう前山です。トラバース気味に登って行きますが風が強い！寒い！手先が凍傷になりそうで写真撮影は控える

2/5 13:02

ガリガリの密な低木帯を通過し、雪面は柔らかい雪質の立ち枯れの尾根地形

2/5 13:20

山頂は風が強く、滑走準備が辛い。小生は一段下がって風が弱い所で準備

2/5 13:24

地元のKA(TM)さんが雪面観察のトップ滑走。続いてSLの小生が偵察滑走、視界が悪く雪面の状態が分かりにくいが、風でやや密な深雪パウダー、滑走感は良く、冥土土産に気合い入れて丁寧にテレターンを刻んだ。

2/5 13:29

Hさん、気持ち良さそうにリズミカル深雪滑走

2/5 13:29

TMさん

2/5 13:32

最後は窪地地形で要注意、この直後にバランスを崩し転倒、起き上がるのに苦労した

2/5 13:39

標高差80mほどの中急斜面滑走を堪能し沢地形に入って行きます。

2/5 13:44

複雑な沢地形は雪質が良いため、何とかなります。

2/5 13:50

上質パウダー沢底テレターンは気持ち良く脚への負担は少なかった

2/5 13:52

ボードOUさんも無難にこなしていた

2/5 13:58

そろそろ穴が目立ち始め

2/5 14:00

この先では渡渉不可能となり、シール装着で少し引き換えす

2/5 14:14

引き返し中

2/5 14:17

左岸の沢状地形に向かって登り上げます

2/5 14:26

沢地形を大分進み

2/5 14:49

シラビソ林ルートも黙々と

2/5 14:54

まもなく刈田岳直下のエコーラインですが、視界が益々悪くなってきた

2/5 15:14

やりました。エコーラインにトウチャコ、素晴らしい思い出に残る記念撮影。BC新人のみならずBC経験25年以上にもなる超ベテランにとっても刺激的過ぎて大満足の一日でした。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

teledaisuki

・蔵王エリア2日目は前日の刈田岳と刈田峠を挟んで対面の前山へのツアーです。地元のKUさんKAさんのガイド・ラッセルのご尽力でアップダウンのきつい超刺激的ツアールートを全員で踏破することができ、お二人に感謝感謝です。本当にありがとうございました。
・わが会のメンバーが13名で総数15名の大人数、CLのS君、SLのTさん、Uさんの御援助、メンバー全員の頑張りで気象状況が良くないにも関わらず、大満足で素晴らしい達成感充分の一日でした。
・小生は年々体力的に厳しくなっているが山形側から熊野岳・刈田岳へのBCツアーを実現したい。

コメント

goro-san

teledaisukiさん、たっぷりと刈田岳周辺を楽しみましたね🎵

積雪が多かった様子で縦横無尽、登り滑り共に投稿写真を楽しく見ました👍

goro-san

teledaisuki

natureboy1さんコメントありがとうございます。蔵王エリアの多彩なBCをいつももように最後尾で楽しませていただきました。私もgoroさんのようにいつまでもnatureboyでいたいです。