谷川岳(西黒尾根ピストン)
- GPS
- 05:57
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,383m
- 下り
- 1,329m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 5:55
天候 | 快晴、西風微風(なので西黒尾根は無風で暑かった)⇒午後は風が巻いてきて西黒尾根上も微風 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:土合駅15:34発上越線 |
コース状況/ 危険箇所等 |
2日前の南岸低気圧による降雪は大した事無かった様で全行程トレース有り、踏み抜きもほとんど無い。 ただし今年は雪が少ないため尾根の下部では踏み抜きやスノーブリッジになっている所も。 ラクダのコルの先の急登斜面には表層雪崩の跡有り。 ココは斜度もエグくトラバースもせざるを得ない所なのでコンディション次第では怖い。 鉄塔より下の雪は午後には腐って下山時非常に歩き難かった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
バラクラバ
ピッケル
ヘルメット
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---|
感想
昨年正月にラッセルによる時間切れで敗退した西黒尾根。
リベンジの機会を窺っていたが、この日曜は冬の谷川には珍しい快晴予報という事で「これは行かねば!」と。
平地にも雪を降らせた金曜の南岸低気圧での降雪具合が心配ではあったが「きっと入山者多いだろうから大丈夫!」と向かった。(昨年正月も同じ考えて失敗してるのにw)
水上駅でバス停に並ぶといきなり「上毛高原から満員で発車しているので全員は乗れない」とのアナウンス。
確かに多い入山者でのトレースを期待したけど、これは多過ぎ。
ロープウェイも(自分には関係無いが)滅茶苦茶並んでた。
更に登山指導センターのアプローチ地点に着くと凄いシッカリ踏まれたトレースが。
この時点で今日は登れると確信した。
西黒尾根は相変わらず初っ端から尾根に上がる急登がツライ。
体がまだ温まって無いのでなおさらキツク感じる。
特にこの日は鉄塔の左に直登で出るトレースが付いていたので尚更大変だった。
一度尾根に出てしまえばラクダの背まではそう急登もなく、去年経験があるので快適に歩く。
ただ気温がかなり高かったのでとにかく暑かった。
長袖インナーとTシャツで十分。
結局山頂の昼休憩で上を着るまで、ずっとTシャツでそれでも汗ばむ程。
ラクダの背から先はいよいよ冬季未経験ゾーン。
そしていきなりの核心部急登。
上方には表層雪崩の跡も見え早々に通過してしまいたいが、なんせ急なのでそうも行かない。
ヒイヒイ言いながら登ると右へトラバース。
これも一歩間違うと絶対に止まらない斜面の上と思うとなかなかの緊張感。
ココさえ過ぎてしまえば、まあ落ちたらヤバいトラバースや急登もまだ有るものの、後は絶景街道。
適度な緊張感と急登への気合を入れつつ景色を楽しんで登った。
肩の小屋と山頂は「ここ本当に雪山?」と思うような混雑具合。
貴重な晴れの日に登山者が集中。
その光景を見た瞬間に「あ、西黒尾根下りよう」と心に決めた。
最高の天気と良く踏まれた濃いトレースに助けられ1年越しの宿題をクリアし大満足。
これで関東から公共交通機関でアクセス出来そうなロープ不要の難度高めのルートはあらかた歩いただろうか?
ここから先はバリやアルパイン…の前に車を買うべきだろうか?悩む。
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