前川大滝沢

2014年09月23日(火) [日帰り]

• GPS: 07:22
• 距離: 12.3km
• 登り: 1,244m
• 下り: 1,239m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:15
• 休憩: 1:05
• 合計: 7:20

距離 12.3km 登り 1,245m 下り 1,247m

8:15 滑川温泉
8:20 入渓点
9:05 9:30 滑川大滝
13:25 13:30 潜滝
13:35 13:55 登山道
15:05 15:20 滑川大滝
15:35 滑川温泉

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

滑川温泉までは大沢駅近く経由の日没後の林道は結構厳しかった。人家から離れたところにも大量の猫たちが林道にたむろしているのは何故？帰りは大人しく（笑）板谷駅経由で国道へ。
入渓点の橋のたもとには駐車スペースあり。今回は滑川温泉に前泊したので、旅館の駐車場に駐車したまま出発（宿の人に確認済）。

コース状況／危険箇所等

初めての東北の沢は景観良し、ストレスなし、の楽しい観光沢でした。
フリクションが抜群に良く、滑川大滝以外は滝もほとんど登れる。滑川大滝の巻きのトラバースは注意必要だが、通過には困らないレベル。
あまり濡れずに遡行できるので、紅葉の時期が良さそうだけど（現在はウルシのみちょっとだけ紅葉）、夏に泳ぎながらも楽しそう（泳いだら小難しいヘツリも不要）。

その他周辺情報

滑川温泉はイイ！です。前泊者は16時までの時間制限はなく無料で入浴させてくれる。
峠駅は変わった駅で楽しい。峠の茶屋の力餅も美味しかった。

写真

9/22 19:05

前日は杉滝岩（新発田市）で15時過ぎまでクライミングしてから移動。19時過ぎに旅館到着。
結構遠かった＆林道間違えて運転が大変だった。

9/22 19:26

普通なら湯治部宿泊なんだけど、cosmicafroさんのお誕生日イブなので、旅館泊＆米沢牛しゃぶしゃぶ付〜！

9/22 20:57

大浴場（混浴）

9/22 21:30

露天岩風呂（混浴）

9/22 21:57

最初は結構人がいたけど、明るくないので何とかバスタオル巻かずに入浴できた。
そのうち貸切状態になった。

9/22 22:03

幸せを感じてもらえたでしょうか？

9/23 6:59

朝御飯は早目にお願いしたら、6時半過ぎにはお布団を上げに来てくれて、7時ピッタリには朝食にありつけた。

9/23 7:44

8時前には旅館をチェックアウトできて、

9/23 7:45

駐車場で荷物の整理＆準備etc.をしても、

9/23 8:15

8時15分に出発できた〜。

9/23 8:16

旅館をあとに、まずは道路を下る。

9/23 8:19

5分で入渓点の橋に到着。

9/23 8:21

橋の左岸側の踏み跡から川に降りる。

9/23 8:21

降りたところは前川本流と大滝沢の出合。
写真は本流（滑川温泉）方向。

9/23 8:21

8時20分大滝沢に入渓〜。
最初から赤い岩盤と緑の水が綺麗。

9/23 8:23

一昨日の巻機山米子沢の赤い岩は異様に滑ったけど、ここのは全く滑らない様子。

9/23 8:25

しばらくゴーロっぽいけど、

9/23 8:29

沢が開けているし、空は青空、ウルシもちょっと紅葉し始めている。

9/23 8:34

おっ、大きな淵の先に、、、

9/23 8:32

なかなか立派な滝出現。まだ入渓して10分なのに。

9/23 8:36

私は見たまま、一番簡単そうなところを登りマス。
一段目は左からへつって上がって、

9/23 8:42

そのまま左壁を登る。
まだフリクションを信用してないので、慎重に登ってマス。

9/23 8:38

cosmicafroさんは、例のごとく小難しそうな右側に回って、

9/23 8:38

右壁を登るようですが、一段目の上に登ってくる前に一度ドボン！って音がしましたよ（笑）。

9/23 8:39

そのまま右壁を登ってマシタ。

9/23 8:41

楽しいデスネ。

9/23 8:43

ナメの岩盤はすごく赤い。

9/23 8:45

段々とフリクションが信用できるようになってくる。

9/23 8:47

ナメ小滝2段。

9/23 8:49

私が左から登ろうとすると、

9/23 8:46

cosmicafroさんは右から登りマス。

9/23 8:49

まあ、どこでも登れる（歩ける）んですが。

9/23 8:49

綺麗な緑の淵にはお魚はいないらしい（温泉成分のせい）。

9/23 8:50

全く滑ることなく、スタスタ歩けマス。

9/23 8:51

昨日走った林道よりも道がいいような。

9/23 8:55

朝日が射してキラキラ☆彡

9/23 8:57

ここら辺普通っぽいけど、癒されます。

9/23 8:57

すぐにまた緑と赤の世界。

9/23 8:58

不思議な色合い。

9/23 9:00

ナメの赤も

9/23 9:02

微妙に白っぽいカフェオレ色のところもあったりする。

9/23 9:08

とまったり歩いていたら、突然前方に巨大な滝が。

9/23 9:06

滑川大滝（全景）。
120mという大きな滝だけど、水の流れ方が優雅な感じ。

9/23 9:07

正面まで回り込んだら、優美さはちょっとなくなるけど、迫力デス。

9/23 9:16

日の当たるところまで進んでから、滝を眺めながら大休止。
どこが登れそうかなあ、なんて考えてるんでしょ？

9/23 9:07

私は上の雲が♡マークなのかVマークなのか、なんて考えてるんですが。

9/23 9:17

ん？

9/23 9:17

やっぱり登りたいんデスネ。
でもそんな装備持ってきてませんよ。
真面目に考えても、上段は無理っぽい。でも有名な滝だし、登った人はいるんでしょうね。

9/23 9:27

ゆっくり休憩後、滝の下近くを通って、巻き道方向へ戻る。
下から見上げたら、日暈が見えた。
この大滝だけ見るためなら、もっと遅い時間の方がいいんでしょうね。

9/23 9:27

滝下はなかなかの迫力で、飛沫が冷たい。

9/23 9:32

下流側の泥ルンゼの踏み跡から上がって、小尾根に上がる巻き道へ（明瞭）。
中間まで上がった所からの大滝。

9/23 9:45

トラバースポイント。

9/23 9:46

それほど悪いとは思わないけど、注意は必要。落ちたら死ぬでしょう。

9/23 9:53

草付トラバース×2のあと、灌木を抜けると、落ち口の上の滝の中間に出た。

9/23 9:50

落ち口上の滝の上段。

9/23 9:51

その上も小滝。

9/23 9:52

程よい間隔で滝が続く。

9/23 9:53

へつって左から。

9/23 9:55

上の段。

9/23 9:57

同じく。

9/23 9:58

小滝が多く、

9/23 10:02

楽しく進む。

9/23 10:02

あまり濡れないためには時にボルダームーブが必要だったり。

9/23 10:07

護岸工事でコンクリートで固めたような。。。

9/23 10:07

フリクションが利くので、つい登っていってしまうようデス（笑）。

9/23 10:12

広いデス。

9/23 10:09

スタスタ歩けマス。

9/23 10:11

でもまだまだ滝あり〼

9/23 10:12

トイもあれば淵もあり〼

9/23 10:14

変化があっていいですが、何かループしてる気もする（笑）。

9/23 10:16

右からホラ貝沢が出合う。

9/23 10:19

また流れの穏やかなところを進んで、

9/23 10:21

赤ナメを進む。

9/23 10:35

ナメの中の浮島で日向ぼっこしながら休憩。

9/23 10:37

ちょっとゴーロっぽいところを進むと、

9/23 10:43

先に小さいヒョングリの滝。

9/23 10:41

左から越える。

9/23 10:42

この滝は左はちょっと傾斜があるかな、と、

9/23 10:46

右を登ったけど、

9/23 10:43

左を進んだcosmicafroさんは足だけで登っていた。
フリクション良過ぎ。

9/23 10:46

淵の緑が綺麗。

9/23 10:47

うす緑も綺麗。

9/23 10:53

また先に滝〜。

9/23 10:52

幅広の滝。
左を登るには水に浸からないといけなかったので、

9/23 10:59

右を登ったけど、木の根頼りで無理無理なので、登りが美しくない（笑）。

9/23 10:57

ペタペタ歩いて、

9/23 11:01

また小滝。

9/23 11:02

左から登る。

9/23 11:00

同じく。

9/23 11:05

この滝は、、、

9/23 11:06

左から取付いて、（今までのフリクションからいうと）中央のリッジ状が登れるかも、と思ったけど、プロテクションが取れないし落ちたら大ケガっぽいので、左の踏み跡から簡単に巻いた。

9/23 11:10

幅広小滝〜。

9/23 11:11

この滝はどうしたっけ？

9/23 11:13

先に大きめな滝。

9/23 11:15

なかなか立派デス。

9/23 11:17

右壁がわりと簡単に登れた。

9/23 11:20

上から見ると、なかなかの迫力デスね。

9/23 11:21

同じく。

9/23 11:21

まだ滝が続く。

9/23 11:25

水に浸かりたくないので、、、

9/23 11:31

結構際どいヘツリ。

9/23 11:33

その上のトラバースもちょっと緊張。
今回の山行で唯一緊張した場所。

9/23 11:34

あとはまた、

9/23 11:38

癒し系が、

9/23 11:39

続きマス。

9/23 11:42

この滝も、

9/23 11:42

私が左から登ると、

9/23 11:40

cosmicafroさんは右から登ってきます。。。天邪鬼か！

9/23 11:43

上に吊橋が見えました。

9/23 11:43

が、使える代物じゃなさそうです。

9/23 11:58

巨岩地帯に突入〜。

9/23 12:03

巨岩越えは楽しいけど、ちょっと疲れます。

9/23 12:07

左岸に白いザレが見えると、

9/23 12:14

1270mの2：1の出合。

9/23 12:19

左へ進むと、

9/23 12:22

右壁から湧水が滝のように流れ落ちている。

9/23 12:20

さらに進んで、

9/23 12:28

普通の沢っぽくなってくると、

9/23 12:31

沢の真ん中にトロッコの車輪が転がってマシタ。
これは増水しても重くて流されないのかなあ。

9/23 12:37

1330mの2：3の出合。

9/23 12:35

左の支沢は滝があるけど、エスケープに使えるらしい。

9/23 12:37

本流の右を進む。

9/23 12:41

膝上まで淵に浸かって進む。
足が濡れると寒い。

9/23 12:53

すぐに1355mの1：1の出合。
左は入道ノ沢というらしい。ここから切り上げる人もいるみたい。

9/23 13:12

本流の右を進むと、温泉臭。
左に硫黄の白い帯が付いた湧水口があった。

9/23 13:13

暖かい温泉を期待して手を突っ込んでみたけど、温かくなかった（冷たくもなかったけど）。

9/23 13:20

さらに進むと、岩に赤ペンキあり。登山道との交差ポイント。

9/23 13:22

右岸を見ると、道標もあった。

9/23 13:26

ここから先に進むと、すぐに潜滝が見えてきた。
岩峰の間から落ち口が見えている。

9/23 13:25

チムニーの中を落ちる滝はなかなか見事。
一見の価値あり。

9/23 13:28

近くから見上げてみる。

9/23 13:30

足元の淵は、

9/23 13:28

すごく綺麗な緑で深い。
夏に泳いでみたい。

9/23 13:34

登山道交差まで戻って、沢装備解除。
カッパを着て休憩したけど、体が冷えたのか、腰が痛くなってきた。

9/23 13:55

稜線まで行ってみたい気もするけど、当然下山。

9/23 13:59

腰痛は辛いけど、下山が短いのが救い。

9/23 14:06

姥湯分岐。
登山道は概ね整備されて歩きやすい。

9/23 14:10

ウメバチソウがたくさん咲いていた。

9/23 14:16

途中から吾妻の稜線が見えた（どこら辺かわからないけど）。

9/23 14:18

トロッコのレールが残る登山道わきには壊れた東屋の中にトラックが入っていたりする。

9/23 14:29

途中からは大滝沢がチラッと見えた。

9/23 15:01

これはトロッコの台車の一部？

9/23 15:12

大滝展望台に到着。腰が痛いので休憩。

9/23 15:12

ここには派手目の立派な看板あり。
ここまでは滑川温泉からハイカーもやって来るらしい。
案内看板にはここから下って渡渉して大滝まで40分、と説明が書かれていた。滝マニアのため？

9/23 15:11

展望台から見える大滝はこれぐらい。
滝マニアなら頑張って下って行くかもね。

9/23 15:25

休憩後、滑川温泉へ。
途中でカメラと三脚を片手に持った若者と交差。やっぱり滝マニアはいるらしい。

9/23 15:38

滑川温泉登山口に到着。

9/23 15:39

吊橋を渡って、

9/23 15:39

旅館に到着。
時間が遅めなせいか、女性用内風呂は貸切状態で快適だった。
体が温まって腰痛も軽減。

9/23 17:05

帰りに峠駅に寄ってみる。
駅舎のような屋根付きのところも車で進入可能。

9/23 17:02

駅に入ると、

9/23 17:04

なんかスゴイ。誰もいない。
でも新幹線は通るらしい。

9/23 17:08

峠駅にある峠の茶屋に寄ってみる。

9/23 17:07

カエルの売り子さんと記念写真。

9/23 17:11

茶屋で「峠の力餅」を頂く。

9/23 17:11

種類がいろいろあって迷ったけど、結局「ミックス」850円。
納豆が思いのほか美味しかった。

9/23 20:41

帰りに新発田市の回転寿しに寄って、お誕生日ディナー（笑）。前に行ったことがあって美味しかったので。
閉店間際でお寿司は既に回ってなかったけど、注文したらすぐ出て来るので、バクバク食べて満腹。美味し。
何とか日付が変わる前に帰宅。新潟・山形遠征終了〜。

撮影機器：

PENTAX Optio W90 PENTAX

DMC-FT25 Panasonic

装備

共同装備

8ｍｍ×30ｍロープ（使用せず）

感想

karoko

楽しかった〜。つらいところがない沢だった（腰痛除く）。もっと近くだったら、毎年行ってもいいなあ（温泉を含む）。
水量にもよると思うけど、だいだいどこでも登れるからあまり考えないで楽しめるのが良かった（笑）。この沢が載っているガイド本は持ってなかったので、地形図と個人のHPから遡行図を頂いて参考にはしたけど、滝の登り方はほとんど予習しなくても大丈夫だった。もし予習しても、滝が多すぎてよくわからないと思う。