ワイスホルン(北海道遠征6日目・最終日)
- GPS
- 02:34
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 530m
- 下り
- 522m
コースタイム
- 山行
- 2:30
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 2:35
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10台程度の駐車スペースが確保されている。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆林道 ・メジャールートだからかトレースバッチリ。途中からスノーキャットも入っていた。 ◆ワイスホルン山頂まで ・視界が良かったので適当に山頂に向けてトレースを刻んだ。 ・時々前日のものと思しきトレースを借りながら進む。 ・尾根上は樹林がないため風が避けられない。天気が悪い日は避けた方がいいかも。 ◆スキー滑走 ・山頂から旧リフトトップまでパックされたバーンを滑って林に入ってツリーラン。途中沢を2本ほどこなしてゴール。 ・雪の量、質ともにさすがニセコといった感じだったがこの日は気温高めで湿雪気味だった。 |
写真
感想
北海道遠征の最終日はニセコのワイスホルンへ行こう。10年ほど前、アンヌプリと羊蹄山を滑った時にいつか滑ってみたいと思っていた山だ。
前日トムラウシで百名山完登を果たした後4時間半ほどかけてニセコまで移動。すっかり日が変わってしまったのと帰りのフェリーの時間があるのでライトに山スキーを楽しもう。
今回の北海道遠征はスキーというより登山の色が濃かったが最終日くらいは真っ当に山スキーを楽しみたい。富良野は行けなかったが小樽港に近いニセコならいける!
すっかり明るくなった朝7時過ぎに道道58号ドン突きの駐車スペースを出発。
さすが人気のニセコ。林道のトレースはバッチリだった。しばらく進むと前から笑顔の素敵なスノーボーダーがやってきた。
少し立ち話。暗いうちからパウダー狙いで登っていたようで上部はパックされていて風もあるからという理由で途中から滑ってきたらしい。ニセコに住んでたらそういう生活してみたい。これが本当の朝活。
今日は最高の天気で視界もバッチリ。地図もGPSも見ずに歩こう。そんな日があってもいい。
本能のままに登って滑る、それでも安全にいけるという安心感がこの山にはあった。
ラッセルをしてみたり途中現れたトレースに乗ってみたり、標高差も500mくらいしかないからいつになくのんびりと雪山歩きを楽しむことができた。
周りの山々の景色も最高。羊蹄山、アンヌプリ、イワオヌプリが立ち並ぶ。壮観だ。しかもどの山も絶妙な斜度と標高でニセコはまさに山スキーのための山域だと改めて思った。
このワイスホルンもそのひとつ。昔はスキー場だったらしくゲレンデ跡がたくさんある。うまく使って登ってもいいし滑ってもいい。斜度もそれほど急じゃないので雪崩もあまりなさそう。
さあもうすぐ山頂だ!と思って着いたら更に奥にピークがあった。今度こそ!と思ったらまた更にピーク。ニセピーク多すぎ。今日は地図もGPSも見てないからこういうサプライズがある。
稜線は少し風があったが気温も高くて春のそよ風みたいだった。昨日のトムラウシが別世界のようだ。
山頂まで2時間くらいで登ったら軽く記念撮影して滑走開始。ポンツーン169でニセコパウダーをいただこう。
途中旧リフトトップまで滑っていくと下からスノーキャットに乗ったスノーボーダーとスキーヤーが登ってきた。確かにこのパウダーを滑るだけならこれで十分だよね。
自分は途中からパウダー狙いで森に入ってツリーラン。白樺の森はやはり本州の雰囲気とは違っていて新鮮だった。
20分くらいで滑り降りてあとはシールで林道を戻る。2時間半のライトトレッキングだった。
これにて今年の遠征は終了。
7日間のうち6日間山に入れて、百名山も完登できて最高に思い出深い山旅となった。
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