道東の百名山 斜里岳(1536m)・羅臼岳(1661m)自主山行


コースタイム
<7/4>緑清荘6:00⇒清岳荘7:00→下二俣8:00→上二俣9:50→馬の背10:35→斜里岳山頂11:05/11:50→上二俣12:40→熊見峠13:40→下二俣14:35→清岳荘15:45→ウトロ・国民宿舎桂田17:00
<7/5>桂田5:30→木下小屋6:00・山開き神事6:30→オホーツク展望7:15→弥三吉水8:15→銀冷水9:25→羅臼平10:45→岩清水1L:15→羅臼岳山頂12:10/13:00→羅臼平13:30・プルプルタイム13:45→銀冷水14:45→弥三吉水15:15→木下小屋・ホテル地の崖16:35
<7/6>(北海道観光)ビジターセンター、知床五湖、知床峠、フレペの滝、女満別15:40⇒関空18:05
過去天気図(気象庁) | 2009年07月の天気図 |
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コース状況/ 危険箇所等 |
山開き早々の北海道の山に行って来ました。今年は道東の山々は残雪が多く、斜里岳では思った以上にスリルを満喫できました。また、羅臼岳では本州3000m級の山容を味わいました。そして、たくさんの珍しい草花が咲き誇っていました。 |
写真
感想
7月3日、関西国際空港を定刻13:00に離陸、斜里岳山麓・屈斜路湖を見ながら女満別に15:05着陸。レンタカーで清里町へ向かう。
7月4日、清岳荘で今年は残雪が多く川が増水しているとの情報を得て7:00出発。川を何度も渡渉を繰り返すうちに、川に架かるスノーブリッジ状の残雪に出くわす。高低差のある所ではザックを降ろし、木の枝をたよりにやっとの思いで雪の上に登る。用心しながら残雪を踏む。しばらく行くと、増水のため踏み石が見つからず不安定な石の上を渡ることになる。旧道はスリル満点のコースであった。馬の背まで来ると斜里岳山頂が見えた。山頂では眺望は望めなかったが、ゆっくり昼食を取って11:50下山開始。帰りは下二俣から熊見峠を経由する新道を通り、下二俣に14:35到着。川は朝に比べさらに増水しており、登りに使った渡渉場所が見つからず、薮漕ぎ状態で渡渉場所を探す破目になった。予定より少し時間が掛かり17:00下山。
7月5日、6:00登山口で山開き神事に参加したあと、羅臼岳を目指す。山頂まで標高差1,300m、時々オホーツク海を背中に見ながら高度を上げていく。大沢入口からは急勾配の雪渓。残雪が多かったためアイゼンを装着し、35分の雪上トレールを楽しむ。羅臼平では濃いガスのため雨具を着用する。山頂付近の岩場は「さすが北海道」と思わすほどの本州の3,000mクラスの岩稜である。山頂では風が強く立って歩くのが困難な状態。下山時では自然遺産を守るため?プルプルを初体験した。ゼリー状のプルプルと共に羅臼岳登山口に16:35到着。
7月6日は北海道観光。その後帰路についた。
【事故に繋がる要因、ヒヤリハット等】特になし。
【装備、問題点、その他気がついたこと】斜里岳の旧道ルートは残雪、増水等ガイドブックでは読み取れないスリル満点のコースであった。
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