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記録ID: 5198195
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積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬八方 唐松岳

2023年02月16日(木) [日帰り]
 - 拍手
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
新宿駅から夜行バス
2023年02月16日 04:27撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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2023年02月16日 06:24撮影 by  NIKON Z 50, NIKON CORPORATION
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2023年02月16日 11:46撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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2023年02月16日 14:11撮影 by  NIKON Z 50, NIKON CORPORATION
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2023年02月16日 17:10撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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2023年02月16日 18:25撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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2023年02月16日 19:03撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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感想

2月15日水曜日
1日の仕事を終えて夕方に家へ帰り、夕飯と入浴と旅の道具をザックに詰めて支度を済ます。

連日の屋根塗装の仕事疲れが風呂上がりからきて、1時間ほど目をつぶり仮眠して明日からの雪山登山に備える。

21時過ぎにザックを担いで家を出て、ロードバイクにまたがって静かな夜の道を走る。

旅の始まりの雰囲気としては上々だ。
旅は夜から始まるのだ。

最寄り駅の自由が丘へ着き、スーパーで明日の早朝の食事や登山の昼飯用に惣菜やパンを買い揃える。

時間をかけすぎて22:17の自由が丘発の渋谷経由のわこう市行きに飛び乗る。

副都心線直通で新宿三丁目駅まで乗り換えなしで急行ならわずか20分ほどで着けるが、各駅停車なので35分はかかるが、新宿の雑踏を走ればなんとか間に合いそうだ。

23時05分発の長野白馬行きの夜行バスへ乗るべく、新宿駅南口のバスタ新宿のターミナルへ足早に歩く。

重たいザックを背負いながら雑踏の大勢の人混みを眺め、これから自分は雪山登山という白銀の冒険世界へ向かうんだと心躍る。

無事に白馬行きの夜行高速バスへ間に合い、ケータイチケットを提示して、希望通り前席2Aの静かな良い席へ案内してもらう。

バスの後席はエンジン音や振動がうるさくて寝られないのだ。
しかし、走行中に車内上部のパネルから不明のガタガタ音が始終鳴り響き、安眠できずに辟易した夜行バスの旅となった。

水曜夜発の夜行高速バスは空いていて、大型バスにわずか7人ほどしか乗車していない。

中央自動車道をひた走ること1時間で談合坂サービスエリアへ寄って休憩、途中のパーキングエリアで時間調整で1時間ほどもアイドリングで停車する。

次は2時間後に梓川サービスエリアで休憩15分ほどとらせてもらい、長野自動車道から安曇野インターチェンジで下りる。

安曇野穂高や白馬駅を経由して終点の白馬八方バスターミナルへ6時30分頃に到着。

去年の秋に唐松岳登山で来た以来の白馬で、晩秋の景色とは一変した白い色の風景に感嘆のため息がでる。

バスターミナル案内所の温かい室内で朝食のパンや揚げ物惣菜など炭水化物やタンパク質をしっかり摂って登山のスタミナをつける。

冬季の唐松岳を目指して8時始発のゴンドラに乗るべく、白馬八方ゲレンデのリフト乗り場へ歩く。

参考になる情報のブログがあったのでメモ書き転載

ここで並ぶ際のポイントを2つほど。
まずはひとつめ、「チケット購入の際に登山届の提出を求められるので、前もってチケット売り場横の登山届に記入をしましょう」
そしてふたつめは「複数人で来た場合はひとりはチケット売り場、もうひとりはゴンドラ乗り場の行列に並んでおきましょう」です。
ひとつめの登山届に関しては自身で作成した登山届のコピーでも大丈夫、また「コンパスに登録しているよ」と伝えることでも大丈夫だったような記憶もあります

ちなみになぜそこをあえて説明しているのかと言いますと、「唐松岳はスタートダッシュが重要だから」。
正確には「厳冬期日帰り唐松岳はスタートダッシュが重要だから」です。
唐松岳、八方尾根をピストンする場合は最初と最後にゴンドラとリフトを使います。
その始発の時間が朝8時、終電が15時10分となり、実質登山に使える時間は6時間弱。
山と高原地図によれば、八方池山荘から唐松岳山頂をピストンする場合のコースタイムは7時間と35分。あれおかしいな?はまっていない。
そうなんです「普通は日帰りで登る場所じゃない」。

一番ベストなのは「前日に八方池山荘に宿泊し、翌朝そこから登って下りる」なのは間違いないのですが、山小屋の予約ってなかなか難しい

さて、平日木曜日で8:20頃と始発待ちの列も落ち着いたということもあってか、ゴンドラ乗り場は週末のような長蛇の列とはならずに30人ほどの列ですぐに乗れた。

次のクワッドリフトの始発が8時30分頃のようで、すぐに乗り継ぎできた。

ここでリフト案内員から登山者優先ということで、ゲレンデ利用のボーダー客やバックカントリー目的の板を担いだ人たち100人ほどの待ち列を追い越して、20人ほどの登山者を始発1番で乗せてくれた。

なるほど、安全下山のためにこういう配慮をしてくれるのはありがたい。

さらにアルペンリフトも乗り継ぎ、一気に標高2000メートル近い八方池山荘まで到着した。

すでにここからの景色が素晴らしくて、冬の唐松岳が人気なことに納得する。

今回の登山で初試しの銘将光学の30mm標準マニュアルレンズ、17mm広角レンズを搭載したNikonミラーレス一眼カメラZ50で、雪景色を鮮明に撮影するので楽しみだ。

さらにコンパルのスノーシューも初めての装着歩きで、いろいろ新しいギアを試せる雪山登山の唐松岳へ

去年の秋に見た唐松岳の八方池の透明な色や、登山道の茶色い岩石や土道は見事にその面影もなく、全く違う景色の雪山と変貌していた。

白と青しかない無垢の世界

自然の造形美はほんとうに素晴らしく、心が洗われるようだ。

高精細なカメラレンズで記録して色彩コントロールして描写することで、現実よりも誇張して洗練された風景写真となってくれる。

天候も良く快晴で、風景や登山者の勇姿をおさめるためカメラのファインダーをのぞいてシャッターをきり続ける。

スノーシューでのふわふわパウダースノー歩きにも魅了されて、アイゼンより接地面が高いから登山靴が雪に埋もれずに、立ち止まって撮影や休憩をしていても雪の冷気が当たりにくい高さになるから足が冷たくならない。

この効果は体力温存に貢献してくれ、ワカンより浮遊力のある西洋かんじきスノーシューの威力を体験できた。

ただ、傾斜のきつくなる山頂付近では制動力の高いアイゼンに履き替えたほうが安全で効率的かもしれない。
スノーシューの外周のアルミフレームには爪がなく、中央にある爪だけではグリップ力や推進力が弱いのだ。

エムエスアールの高価なモデルのスノーシューなら外周フレームにもジグザグ爪が搭載されているけれど、3万円以上もするし大きくて重い。

ほとんどの登山者は12本爪アイゼンで雪山登山していて、バックカントリー組も高額な海外メーカーの制動力の強いスノーシューで稜線歩きに挑んでいた。

ホームセンターのコンパルのスノーシュー7800円で北アルプスの唐松岳の雪山登山に挑んでいるのは自分だけのようだ。

道具にたより過ぎずに体力と技術で補って安全に雪山登山に挑んでいこう。

12時30分からの山頂小屋からの唐松岳山頂へのアタックは、高山の稜線特有の強風に心が挫けそうになり、帰りの最終リフトに間に合うよう先行の登山者たちはピークハントを果たして引き返してくるので気持ちが焦る。

道中で会話を交わしていた単独行の女性が登り返してすれ違い、ぎりぎり間に合いますよーがんばって!とアドバイスをくれた。

よし、行ってやるとゼリー飲料で糖分を補強してストックを握りしめてスノーシューで唐松岳の山頂へ挑む。

後続者は高齢のバックカントリーのスキー板を担いだ人と3人ほどの登山者のみで、30
人以上いた登山者たちは帰路で姿は見えなくなった。

不安と焦りを抑えてリズム良くストックとスノーシューで推進力を上げて雪の斜面をひたすら歩く。

そうして、はるか彼方に見えていた厳冬期の唐松岳の山頂へついに登頂できた!

去年の11月秋の唐松岳登山では、爆風とみぞれの悪天候でほんとに決死の思いで山頂へピークハントできた。
今回も楽ではない道程だったけれど、快晴と絶景に励まされて気持ちよく達成できた。

リフトの最終まで時間に余裕がないので、足早に帰路へ。

ここでスノーシューの浮遊力が大活躍して、斜面の新雪エリアをほんとに跳ねるように駆け下りる爽快さを味わえた。

パウダースノーなので足への負担も少なく、つんのめって転んでもふわふわ新雪で笑えるくらい楽しい♪

スノーシューの爪を浮かせてシリセード尻滑りで急斜面を滑りおりる経験もできた。
これは雪山の登山道ではノーグッドな行為で、外国人の女性ハイカーさんにNOGoodーと軽くたしなめられてしまった。
確かに勢いあまって谷側へ滑りおりてしまったら大変だ。

尻滑りしてスマホを落としてしまったらしく、気が付いた時にはずいぶんと下ってしまっていた。
おそらく山頂付近の急斜面を転んで滑りおりたときだ。
しかたない、明日もう一度登って捜索しようと気分が落ちて休憩していたら、山頂で挨拶した年配の登山者さんが追いついてきて、
もしかしてスマホ落としましたか?と声をかけてくれた!

自分の後続にはたった二人の登山者さんしかおらず、雪に埋もれたスマホなんか気がつくわけないと諦めていたので、ほんとに驚いて感動した!
見つけてくれてすごい!ありがとうございます!とお礼を言って拾得のお礼にお昼代ほどほんの気持ちを受けとってもられた。

そうして気持ちも軽くなり、雪庇もない広く雪原の斜面ではスノーシューの浮遊力で飛ぶように駆け下りて、余裕の時間でリフト乗り場へ帰ってこられた。

ペンション風の子という素敵な宿にも無事に着けて、白馬の登山の初日は有意義な旅となった。

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