トップリ平をスノーシューで歩きたくて熊渡から


- GPS
- 10:47
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,334m
- 下り
- 1,334m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回、標高的には1700メートルに満たないあたりまでしか上がらなかったのでそれ以上は分からないが、この地点でももう雪はだいぶ締まって沈んでおり、それ以下、1400メートルあたりで陽が当たる場所では一気に溶けてもうなくなりかけている。 そのため、頂仙岳の西を巻くトラバース道などは雪が薄くグズグズになっており、傾斜のあるところでは気温によっては慣れない人は危ないかもしれない。 |
写真
ほんとはサングラスしたいくらいまぶしいが、それをすると古く色褪せて分かりにくくなったテープを見逃しかねないので眼鏡のまま頑張る。
この尾根上部一番の急傾斜の場所だが、もっと雪が深ければまだしも、こんな薄い雪の上をスノーシューで下りていくのは考えられないくらい怖い。
それでもさっき履き替えたばかりでこの日はこのために来たんだからと無理矢理お尻付いたり倒木にすがりつきながら下りる。
しかしやはり思い描いていた姿ではない。
出来ればちょっと遠くなってももうひとピーク向こうに真っ白なトップリ平が控えてくれてるとうれしいんだが。
天気予報的にはもっと寒いはずだったのにいったいいつ変わったのか。
この時点では風もほとんど無く、日当たり良すぎて暑くなってこの後シェルもビーニーも脱いでしまった。
帰ったら顔が赤く灼けてた。
思ったより早く戻って来れたので最後の休憩で軽く飯。
朝ここで椅子出して軽く食べた時は一面雪で、もちろん椅子も雪の上に置いたのに、ほとんど溶けて地面が出てる。
やはりこの日の前二日くらい降った雪が薄く積もってただけで、それ以前何日かすごい暖かい日が続いた時すでにここら辺はもう雪無かったということか。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
以前から行きたかった雪のトップリ平。
無雪期の登山口である湯又から上るのは、自分の乗っているのがなんちゃってスポーツタイプで最低地上高が低いFF車なので、そこまでの長く狭く荒れた林道に雪が積もってたらと思うと怖く、行くなら熊渡からと思ってたが、今年は去年に比べて雪も少ない上にそれでも一番多かったと思われる年明けに出かけることが出来ず諦めてた。
そもそもこの冬の天気はなんかおかしく、去年末には寒い冬になるとか長期予報出てたのに蓋を開けてみればえらく暖かい日が数日続くと今度は寒波という繰り返し。
日本海側はある程度の雪はあるとして、奈良県南部の大峰はまったく読めなくて年越し以降機会を逸し続け、暖かい日も続いてこの冬はもう駄目かと思ってたらまたまた寒波が来てなんと大阪北部でも雪が。
これは最後のチャンスかもと思って行ってきました。
結果、素晴らしい天気の下、惨敗。
やはりすでに2度ほどすごく暖かい日があってその後の寒波ではそこで溶けた雪量はもう補えなかったらしく、そこら中に草地が顔を出してスノーシューで歩き回るなど考えたくもない状態。
ものすごい雪の深さなんではと怖くて入れなかったが、やはり年始の雪が続く時期、一気に雪が深くなる時期に来なければ本当の雪の平の姿を見ることは出来ないよう。
おまけにあまりの暖かさと直射日光に帰りにはそこら中の雪が溶け、平から上り返すところは広い尾根で傾斜は急ながら木の間隔もまばらなのでそれに縋って上がることも出来ない中、アイゼンでもズルズルに落ちてしまって先端のゴムキャップ外したストック2本と四つん這いのようにしてなんとか上ったため、今現在も体中あちこち痛いというていたらく。
いずれにしても熊渡からでもっと雪が深い時期に、しかもトップリ尾はノートレースかもしれないとなると相当な時間を見なければならず、この計画はもう一度検討し直す必要がありそうということだけははっきりしました。
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