中熊集落から剣山神社へ

2023年02月23日(木) [日帰り]

• GPS: 03:19
• 距離: 5.6km
• 登り: 471m
• 下り: 473m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:33
• 休憩: 0:47
• 合計: 3:20

12:00 スタート地点
13:11 13:57 剣山神社
15:20 ゴール地点

写真

2/23 12:01

中熊集落の中腹に広いスペースあり、ここに駐車
この集落には水道はありません
谷から引いています

2/23 12:14

蕗の薹(フキノトウ)

2/23 12:17

真っ直ぐ進むと、集落の水源地である沢に行きます
今日は　剣山神社に向かうので左折れに進みます

2/23 12:33

稜線に出ました
横之社(通称　よこのはん)
横畑の地名同様、もう戦いません　と　旗を横に置いたという言い伝え

2/23 12:48

ピンクのビニテが張ってありますが、そちらが　神社への道です
林業の人がビニテを付けた気がします

2/23 12:51

段々と　石が現れ始めました

2/23 12:53

ここは急坂
ここが　烏帽子岳と言われる場所かも

2/23 12:59

中熊集落が見えています

2/23 13:01

石が並び、参道を思わせます

2/23 13:05

神聖な気持ちに…

2/23 13:07

着きました!
狛犬の台座の傾き具合がよく分かります

2/23 13:07

阿形

2/23 13:08

吽形
どちらも相変わらず癒やされるお顔です

2/23 13:09

手前の社殿は崩れてしまっています
前回来た時　崩れた囲いから救出した石仏(掌の大きさ)と　安徳天皇像
安徳天皇像は、昭和10 年代　安徳天皇に　中熊集落を見守って頂く為に、地元の笠井氏によって制作されました

2/23 13:12

こちらは、地元の人も見たことがなかったようです
地蔵菩薩ではないかと思っていましたが、讃岐に流された法然上人が中熊集落で教えを説いたという話を聞き、法然上人ではないか　とも思えるのです

2/23 13:13

この石も　何か意図的に置かれたものかもしれません

2/23 13:17

後方の石積みに　御神体があったようです。
後日、ここの神社の宮司さん(天川神社)より、剣山の御神体は木札であろうとお聞きしました。

2/23 13:18

倒れていますが、土を払うと　丑ノ六月吉日　と書かれているようです

2/23 13:19

もう一度🙏

2/23 13:23

狛犬の前で休憩

2/23 13:40

その時、何気なく見た方向に!

2/23 13:45

近づいてみると

2/23 13:46

岩を穿ち、石造物が置かれていました🙏

大川山のオクノインを彷彿させる場所でした…

2/23 13:48

この大岩は　行場だったのでしょうか

もう少し上が剣山山頂ですが、今日はこれで下山します

2/23 14:13

勿論ワンコも同行したので１枚載せておきましょう　
モグラが居た様子

2/23 14:16

真っ直ぐ行く道は　昔の山仕事の道だと　後で伺いました

2/23 14:20

しっかりした道です

2/23 14:23

地元の人から聞いた話では、尾根を越えて八栗まで歩いてお詣りに行ってたと😳

ここから下り、前の川に出て、雨島峠〜戸石へと進んだのではないかと推測
(今昔マップに　その道が載っていました)

2/23 14:27

行きも通過した　横之社
しっかりと石積みされています

2/23 14:48

ここは観音堂
法然上人が教えを説いていた場所
今でもお詣りする人が絶えないそうです

2/23 14:50

照内神社
中熊の一等地
中熊集落開拓のスタート地点とのこと
寛和元年(985年)建立

2/23 14:51

南無阿弥陀佛
浄土宗

2/23 14:54

観音堂の中に、沢山の賞状
たばこ耕作が盛んだったのが伺えます

2/23 15:09

左の一番高い所が剣山山頂(955m)
右の高い場所は島ヶ峰山頂(940m)

2/23 15:19

無事に車に戻りました🙏
獅子舞の道具を担いで神社まで歩いた道程を　私も体験出来ました

尾根を越えて　八栗まで歩いて行っていたという話も衝撃ですね!

剣山まで歩いて行っていた先達の小笠原氏も凄いです(半年に一度は剣山に行かないと　先達の資格剥奪)😳

感想

marin412

朝方　雪予報に反して　雨。
止むのを待って　中熊集落の中ほどに車を停めてスタート(麓には谷川米穀店)。
３度目の剣山神社へ。

調べてみると、明治末期、中熊に住んでいた小笠原氏が、徳島　剣山の「二番札先達」となり、地元　中熊にある剣山に剣山神社を建立したという。
正式名は　「中熊剣山神社」。
残念ながら　既に中熊の山熊神社に合祀され　荒廃著しくも、何度訪れても魅了される場所だ。

過去２回は　切株集落側から歩いたが、今回は　中熊集落から皆が歩いた道を使った。地元の人には、「もう行けんだろう」と言われたが、しっかりと道は残っていた。

狛犬の前で休憩中、ふと見た場所に　石造物を発見。地元の人は知っているのだろうか?
曇天が晴れた。
新たな発見を　喜んで貰えた気がした🍀
あと少し登れば剣山山頂(995m)だが、今日はこれで下山。

情報を下さった中熊の方々に感謝です🙏

神社と行場、どちらが先なのか
御神体は　神社の上の祠なのか🤔
調査　続きます。