記録ID: 5206985
全員に公開
雪山ハイキング
支笏・洞爺
カルルス氷筍洞窟〜氷筍洞窟5箇所目
2023年02月24日(金) [日帰り]
北海道
simunee
futaba22
- GPS
- 03:56
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 273m
- 下り
- 275m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:10
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 3:56
距離 7.9km
登り 274m
下り 275m
| 天候 | 晴れ後曇 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス タクシー
飛行機
帰り 飛行機の時間に間に合うよう、タクシーを使用。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
トレースはしっかりついています。渡渉点が何ヶ所かあり、今はスノーブリッジになっているのでトレース通り歩きましょう。行きはスノーシューを履いて行きましたが、底に雪団子がくっつく雪質のため、帰りはツボ足で戻りました。 |
| その他周辺情報 | 登別マリンパークニクス。asoviewで入園券事前購入すると大人2800円→2250円になります。規模は小さいですが、イルカ、アシカ、イワシのパフォーマンス、アザラシのごはん、ペンギンパレードなどのアトラクションがあり、展示にも工夫があり、シニアでも楽しめます。 |
写真
2月22日。羽田から飛行機、高速バスと乗り継いで登別温泉へ。登別温泉地獄谷。たくさんの外国人観光客が歩いてました。実は登山道よりこういう観光地の遊歩道の方が危険で融け残ってつるつるの雪の上で転倒してお尻を打ちました…。
2/22 16:23
2月22日。羽田から飛行機、高速バスと乗り継いで登別温泉へ。登別温泉地獄谷。たくさんの外国人観光客が歩いてました。
実は登山道よりこういう観光地の遊歩道の方が危険で融け残ってつるつるの雪の上で転倒してお尻を打ちました…。
実は登山道よりこういう観光地の遊歩道の方が危険で融け残ってつるつるの雪の上で転倒してお尻を打ちました…。
飛行機が飛ぶ。実はここ登別は火山。「登別火山は倶多楽火山の西麓にある後カルデラ火山。地獄谷・大湯沼は水蒸気噴火による爆裂火口群。日和山はデイサイトの溶岩ドーム。日和山や爆裂火口内では噴気・熱水活動が続いている。約1万5千年前に西麓で始まった火山活動により日和山溶岩ドームが形成された後、約8000年前以降は水蒸気噴火を繰り返し、大湯沼・地獄谷が形成された。最新の噴火は日和山−大湯沼−裏地獄火口列で発生し、この活動による堆積物が1663年の有珠山噴火に伴う火山灰を覆っていることから、約200年前の活動と推定される。」気象庁HPから。
2/22 16:24
飛行機が飛ぶ。実はここ登別は火山。
「登別火山は倶多楽火山の西麓にある後カルデラ火山。地獄谷・大湯沼は水蒸気噴火による爆裂火口群。日和山はデイサイトの溶岩ドーム。日和山や爆裂火口内では噴気・熱水活動が続いている。約1万5千年前に西麓で始まった火山活動により日和山溶岩ドームが形成された後、約8000年前以降は水蒸気噴火を繰り返し、大湯沼・地獄谷が形成された。最新の噴火は日和山−大湯沼−裏地獄火口列で発生し、この活動による堆積物が1663年の有珠山噴火に伴う火山灰を覆っていることから、約200年前の活動と推定される。」気象庁HPから。
「登別火山は倶多楽火山の西麓にある後カルデラ火山。地獄谷・大湯沼は水蒸気噴火による爆裂火口群。日和山はデイサイトの溶岩ドーム。日和山や爆裂火口内では噴気・熱水活動が続いている。約1万5千年前に西麓で始まった火山活動により日和山溶岩ドームが形成された後、約8000年前以降は水蒸気噴火を繰り返し、大湯沼・地獄谷が形成された。最新の噴火は日和山−大湯沼−裏地獄火口列で発生し、この活動による堆積物が1663年の有珠山噴火に伴う火山灰を覆っていることから、約200年前の活動と推定される。」気象庁HPから。
泊まったホテル、第一滝本館。5種類の泉種のある巨大な浴場から地獄谷が見えます。泊り客が多くても温泉が混み合うことはありませんでした。登別を開湯した滝本金蔵さんゆかりの大規模ホテルです。宿泊客の8割は外国人、チェックインの時刻には毎日フロントに長蛇の列ができていました。Noboribetsuはinternationalなhot springなのですね。私の認識不足でした。
2/22 16:35
泊まったホテル、第一滝本館。5種類の泉種のある巨大な浴場から地獄谷が見えます。泊り客が多くても温泉が混み合うことはありませんでした。登別を開湯した滝本金蔵さんゆかりの大規模ホテルです。宿泊客の8割は外国人、チェックインの時刻には毎日フロントに長蛇の列ができていました。Noboribetsuはinternationalなhot springなのですね。私の認識不足でした。
本当は今日氷筍洞窟に行きたかったのですが天気予報は雪で午後はみぞれか雨の予報。なので登別マリンパークニクスへ。展示以外にイルカショー、アシカショー、アザラシの餌やりなど色々なプログラムがあります。これはペンギンパレード。飼育員に寄っかかるペンギン。歩きたくないペンギンは必ずいる。飼育員をつついているのもいました。
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2/23 11:14
本当は今日氷筍洞窟に行きたかったのですが天気予報は雪で午後はみぞれか雨の予報。なので登別マリンパークニクスへ。展示以外にイルカショー、アシカショー、アザラシの餌やりなど色々なプログラムがあります。
これはペンギンパレード。飼育員に寄っかかるペンギン。歩きたくないペンギンは必ずいる。飼育員をつついているのもいました。
これはペンギンパレード。飼育員に寄っかかるペンギン。歩きたくないペンギンは必ずいる。飼育員をつついているのもいました。
カブトガニにタッチできます。笠岡市のカブトガニ博物館にはいずれ行くつもりだったのですが、こんなところで触れられるとは思いませんでした。
2/23 11:31
カブトガニにタッチできます。笠岡市のカブトガニ博物館にはいずれ行くつもりだったのですが、こんなところで触れられるとは思いませんでした。
銀河水槽。イワシトルネードのショーがあります。イワシは集団で行動する魚で餌を食べるときも一斉に動きます。その習性を利用して何箇所かに餌を注入するところを作り、音楽と光で演出しているのだそうです。https://youtu.be/INz9KOvLGPU
2/23 11:51
銀河水槽。イワシトルネードのショーがあります。イワシは集団で行動する魚で餌を食べるときも一斉に動きます。その習性を利用して何箇所かに餌を注入するところを作り、音楽と光で演出しているのだそうです。https://youtu.be/INz9KOvLGPU
ショーの後のイワシたち、大きな口とエラを開いていたのでショーで泳ぎ過ぎて酸欠になったのかと思っていたらこれは餌のプランクトンを食べる時の姿でプランクトンを水ごと口の中へ入れ、エラの後にあるくしのような器官で濾し取っているのだそうです。ショーで撒かれた餌を食べていたのですね。動いているし暗いのでうまく写真に撮れませんでした。
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2/23 12:01
ショーの後のイワシたち、大きな口とエラを開いていたのでショーで泳ぎ過ぎて酸欠になったのかと思っていたらこれは餌のプランクトンを食べる時の姿でプランクトンを水ごと口の中へ入れ、エラの後にあるくしのような器官で濾し取っているのだそうです。ショーで撒かれた餌を食べていたのですね。
動いているし暗いのでうまく写真に撮れませんでした。
動いているし暗いのでうまく写真に撮れませんでした。
疲れたおじさんのような顔の魚、詰天狗剥ツマリテングハギ。なんでこんな突起があるのでしょうかね。剥ハギの仲間は鱗がない代わりに皮が固くてざらざらなので皮を剥いでから調理するのでこの漢字を使用するのだそうです。
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2/23 12:53
疲れたおじさんのような顔の魚、詰天狗剥ツマリテングハギ。なんでこんな突起があるのでしょうかね。
剥ハギの仲間は鱗がない代わりに皮が固くてざらざらなので皮を剥いでから調理するのでこの漢字を使用するのだそうです。
剥ハギの仲間は鱗がない代わりに皮が固くてざらざらなので皮を剥いでから調理するのでこの漢字を使用するのだそうです。
サンゴは海のお花畑。この前買ったお花のような結晶がのった石灰岩によく似ています。これもライトの演出がありますね。
毛爪陸亀ケヅメリクガメ。繁殖行動してました。メスが逃げまわっていましたがオスがしつこく追いかけ廻していました。
2月24日。朝から晴れ。予定通りカルルス氷筍洞窟へ向かいます。先行者の足跡あり、この方々はツボ足です。私達はスノーシューを持ってきたので履いて出発しました。ここは渡渉点。
2/24 10:41
2月24日。朝から晴れ。予定通りカルルス氷筍洞窟へ向かいます。先行者の足跡あり、この方々はツボ足です。私達はスノーシューを持ってきたので履いて出発しました。
ここは渡渉点。
ここは渡渉点。
カルルス洞窟につきました。ここは閉山になったカルルス鉱山跡。ロープが張ってあり本当は立入禁止らしい。
洞窟入口に降ります。一番大きな氷筍。スマホを縦位置、広角にして画面いっぱいにしないと撮れない。
私の身長は156cm、比べると2m数十�僂呂△蠅修Δ任后�でかい。
融けたり凍ったり折れたりを繰り返しているのでしょう、複雑な形になっています。
ピンぼけですが、川が穴の中に流ていきます。ここに落ちて流されたらどこへ行くかわからないので気をつけてとゲートウェイセンターのお姉さんに言われました。
2/24 12:02
ピンぼけですが、川が穴の中に流ていきます。ここに落ちて流されたらどこへ行くかわからないので気をつけてとゲートウェイセンターのお姉さんに言われました。
氷からとげが生えたり、穴が開いていたりします。融けたり凍ったりを頻繁に繰り返しているように思います。氷筍の形が複雑。
ここは鉱山なので水にはミネラル分が結構溶けているかも。氷が白く濁るのは、気泡かミネラル分のためだそうです。
氷筍も面白いけど、よく見ると壁がカラフルです。鉄の鉱物が色々ありそう。黒酸化鉄Fe3O4、黄色酸化鉄FeOOHまたはFe2O3・H2O、赤色酸化鉄(べんがら)Fe2O3あたりでしょうか。
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2/24 12:17
氷筍も面白いけど、よく見ると壁がカラフルです。鉄の鉱物が色々ありそう。黒酸化鉄Fe3O4、黄色酸化鉄FeOOHまたはFe2O3・H2O、赤色酸化鉄(べんがら)Fe2O3あたりでしょうか。
洞窟の奥の方。有毒な亜硫酸ガスの発生もあるのだそうです。奥へ行ってはいけません。左の壁の緑は多分緑礬FeSO4。緑礬は酸化鉄の二次生成物。酸化鉄(Ⅲ)が亜硫酸ガスで還元されると生成。
2/24 12:17
洞窟の奥の方。有毒な亜硫酸ガスの発生もあるのだそうです。奥へ行ってはいけません。左の壁の緑は多分緑礬FeSO4。緑礬は酸化鉄の二次生成物。酸化鉄(Ⅲ)が亜硫酸ガスで還元されると生成。
面白い形の氷筍が石の上に乗っかってました。高さは60cmくらいでしょうか。
洞窟を出て上にあがりました。戻ります。ここは褐鉄鉱を採掘する鉱山だったようです。壁が赤っぽいのは赤錆と同じ酸化鉄(��)の色ですね。
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2/24 12:24
洞窟を出て上にあがりました。戻ります。
ここは褐鉄鉱を採掘する鉱山だったようです。壁が赤っぽいのは赤錆と同じ酸化鉄(��)の色ですね。
ここは褐鉄鉱を採掘する鉱山だったようです。壁が赤っぽいのは赤錆と同じ酸化鉄(��)の色ですね。
予約したタクシーの時間に間に合うようツボ足でせっせと戻りました。写真撮るために逆行中。
スキー場から林道に入る入口です。
スキー場から林道に入る入口です。
一部ピンぼけですが、入り口はここ。この後タクシーでホテルに戻り、宅急便で登山用具を送り、入浴し、JRで新千歳空港へ行きました。羽田までは順調に着いたのに、京急が遅れていて家に帰るのが遅くなってしまいました…。
2/24 13:55
一部ピンぼけですが、入り口はここ。
この後タクシーでホテルに戻り、宅急便で登山用具を送り、入浴し、JRで新千歳空港へ行きました。羽田までは順調に着いたのに、京急が遅れていて家に帰るのが遅くなってしまいました…。
この後タクシーでホテルに戻り、宅急便で登山用具を送り、入浴し、JRで新千歳空港へ行きました。羽田までは順調に着いたのに、京急が遅れていて家に帰るのが遅くなってしまいました…。
今回の食レポ。登別温泉の道産子プリンで買った昔プリン。王道のプリンでスポイトにカラメルソースが入っています。焦げたカラメルと卵の味が懐かしくて美味しい。
2/23 15:12
今回の食レポ。登別温泉の道産子プリンで買った昔プリン。王道のプリンでスポイトにカラメルソースが入っています。焦げたカラメルと卵の味が懐かしくて美味しい。
感想
氷筍洞窟は今まで大幽洞窟(記録ID: 5190821) 、大滝の百畳敷洞窟(記録ID: 5190857)、富士風穴(記録ID: 4082946)、内間木洞(記録ID: 5174630)に入ったことがありここカルルス氷筍洞窟は5箇所目となります。今までのは溶岩洞窟、鍾乳洞の自然洞窟ですが、ここは人間が掘った鉱山跡の洞窟となります。ここの特徴は本数は少ないですが、背の高い巨大な氷筍ができていることです。途中ですれ違った先行者によると、今年は大きなのはあるけど例年より本数は少ないとのことでした。私達はここは初めて訪ねる場所で、今までとは桁違いの大きな氷筍が見られて感動でした。
カルルスとは泉質が似ているチェコスロバキアの温泉保養地カルロビ・バリ(ドイツ語名カールスバート)にちなんだものだそうで、今度オロフレ山に登る時はカルルス温泉に宿泊したいです。
最初の予定では23日カルルス氷筍洞窟、24日登別ゲートウェイセンターのオロフレ峠樹氷スノーシューのつもりで申し込みましたが満席でした。キャンセルが出たので24日どうですかとメールが来ましたが、天気予報が悪化したのでオロフレ峠はやめて、23日はマリンパーク、24日に氷筍としました。ツアー申込みを断りにいったにも関わらず、ゲートウェイセンターの受付の方には大変親切にスノーシューのことや温泉のことを教えて頂きました。
イワシトルネードショーは以前から見てみたいと思っていたので見られてよかったです。あちこちの水族館でやっているようでイワシ3万5千匹の名古屋港水族館あたりが有名でしょうか 。登別は1万匹だそうです。
氷筍洞窟で入れそうなのはあと二つ。1つ目は喜多方市に龍の山氷筍というのがあります。以前はガイドツアーをやっていたようですが、今はやっていないらしい。登山道のない急登の雪山を登らなければならないらしいので、ここは行けるかどうかわかりません。2つ目は中頓別鍾乳洞。中頓別町は旭川駅からバスで3時間以上かかるとても交通不便なところです。ここも行けるかどうかわかりません。
もう1箇所発見！精進川の氷筍洞窟。ここも鉱山跡の洞窟、七飯スノーパークから歩くようです。行った人の記録を見ると、氷筍の本数も多く、背も高く、色が白に青。とても美しい。道内最大級！行ってみたいです。小さくはなるが、5月中旬でも見れるらしい。
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