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Yamareco

記録ID: 520700
全員に公開
沢登り
尾瀬・奥利根

灰ノ又沢/佐梨川/越後三山

2014年09月28日(日) [日帰り]
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kawamasa その他4人
GPS
--:--
距離
11.1km
登り
886m
下り
884m

コースタイム

日帰り
山行
10:18
休憩
4:22
合計
14:40
7:10
40
7:50
8:10
95
入渓(370m付近)
9:45
10:05
10
魚留の滝(430m付近)
10:15
10:45
60
450m付近のゴルジュ帯
11:45
12:20
40
565m付近分岐
13:00
14:00
20
2段15m滝(700m付近)
14:20
14:25
110
715m付近二俣
16:15
17:20
238
15m滝(870m付近)
21:18
21:45
5
登山道
21:50
21:50
0
0:10
駒の湯山荘手前駐車地
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駒の湯山荘手前に6、7台の駐車スペースあり
灰ノ又沢右岸の林道を370メートル付近まで行く
2014年09月28日 07:36撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/28 7:36
灰ノ又沢右岸の林道を370メートル付近まで行く
そこから入渓
2014年09月28日 08:12撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/28 8:12
そこから入渓
400メートル付近のゴルジュ状
2014年09月28日 08:32撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/28 8:32
400メートル付近のゴルジュ状
ちょっと荒れ気味
2014年09月28日 09:42撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/28 9:42
ちょっと荒れ気味
450メートル付近の滝
釣師がいました。温厚な方で釣った岩魚を見せてもらいました。
これが魚留の滝とのこと。
2014年09月28日 09:44撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/28 9:44
450メートル付近の滝
釣師がいました。温厚な方で釣った岩魚を見せてもらいました。
これが魚留の滝とのこと。
ここは右岸を巻く
2014年09月28日 10:03撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/28 10:03
ここは右岸を巻く
これも右岸を巻き懸垂で河床に下りる
2014年09月28日 10:15撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/28 10:15
これも右岸を巻き懸垂で河床に下りる
2014年09月28日 10:51撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/28 10:51
シャワークライムで突破するが、非常に冷たい(ーー;)
2014年09月28日 11:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/28 11:25
シャワークライムで突破するが、非常に冷たい(ーー;)
565m分岐にかかる滝、ここは左岸を巻き、やはり懸垂で
2014年09月28日 11:47撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
9/28 11:47
565m分岐にかかる滝、ここは左岸を巻き、やはり懸垂で
2段12メートル滝は下部は水流左を行けそうだが、上部が左右ともに悪そうな感じ。支点も取れなさそうなので少し戻って右岸をやや大きめに巻く
1
2段12メートル滝は下部は水流左を行けそうだが、上部が左右ともに悪そうな感じ。支点も取れなさそうなので少し戻って右岸をやや大きめに巻く
その後も小滝の連続
2014年09月28日 14:31撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/28 14:31
その後も小滝の連続
ここもシャワーだが、身体が冷えて、もうお腹いっぱい(笑)
2014年09月28日 15:16撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/28 15:16
ここもシャワーだが、身体が冷えて、もうお腹いっぱい(笑)
ここは右岸を突破しロープをたらしたが、いやらしいトラバース
2014年09月28日 16:03撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/28 16:03
ここは右岸を突破しロープをたらしたが、いやらしいトラバース
その後も巻きは続く
2014年09月28日 15:30撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/28 15:30
その後も巻きは続く
870m付近の15m滝。左岸を巻いたが、木がなく、泥状の草つきを騙し騙しトラバース。中間支点が取れないためロープを出してもあまり意味がない。バイルを打ち込み草の根に手を入れ対処せざるを得ない。この沢の一番の核心だと思う。
2014年09月28日 16:16撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/28 16:16
870m付近の15m滝。左岸を巻いたが、木がなく、泥状の草つきを騙し騙しトラバース。中間支点が取れないためロープを出してもあまり意味がない。バイルを打ち込み草の根に手を入れ対処せざるを得ない。この沢の一番の核心だと思う。

感想

朝の8時に入渓して、稜線に出たのが21時過ぎ、ゴール地点に戻ったときは日付が変わっていた。都合16時間行動の山行となってしまった。

大げさではなく、すべての河床と滝がヌメっており、直登できる滝が少なく、ほとんどが高巻きとなる。高巻きも、木を超え跨ぐジャングルジム状態で、時間がかかり、かつ、懸垂下降や微妙でイヤらしいトラバースをする箇所も多く、すべてが一筋縄ではいかない。沢慣れしていないとかなり厳しい遡行になると思う。

ガイド本の中には、初心者向きの沢であるとし「現れる滝はそのほとんどが登れ、適度の技術を要する面白さのある沢」と書いている本もあるが、手足に吸盤でもついていない限り僕には無理です(笑)。

結局、870m付近の15m滝(この沢の核心)を巻き上がったあとに日没を迎え、ヘッデンをつけての遡行となった。ヘッデンをつけての遡行は初めての経験だが、870mの上部もヤラシイ箇所が何箇所かあり、数箇所でロープを出すこととなった。

事故なく遡行を終了できて何よりであったが、結果的には、我々パーティーにとって一日で遡行するという前提では力量を超えていた沢であったという結論になろう。
反省する要素を抽出して今後に生かさねばならない遡行となった。

ちなみに、前述のガイド本では入渓点から登山道までは4時間半と記載されている。

※ガイド本が間違っているといっているのではありません。沢は、時が変われば、地形も変わる。まさに生き物ということです。

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コメント

16年前
初めまして。

かなり大変な遡行となったようですね。
あのガイドブックでは98年の遡行記録となっていましたので、もう16年も前なのですね。さすがに渓相が結構変わってしまったというところでしょうか。
と言っても、あのガイドブックのコースタイムには昔から速すぎると疑義が出てましたよね。

とにかく怪我もなく下山出来て良かったです。お疲れ様でした。
2014/9/29 18:01
Re: 16年前
yoshi629さん、こんにちは

いま、メンバー間で下山遅れの要因を抽出しているところです。
ガイド本は記述者の技量、季節、天候、メンバー等に左右されますし、年月とともに変わりますから、活用するとしても参考程度でしょうが、これほど違うのはあまり経験が無いです。
遡行が日曜で、月曜仕事というメンバーが多く、無理をして夜間の遡行をしましたが、もう、やるべきではないですね。
2014/10/2 7:33
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