北八甲田 箒場岱コース スキー指導標巡り

コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ山頂部はガス |
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感想
箒場岱コース
2001年4月1日
曇り時々晴れ山頂部はガス
前日の櫛ヶ峰に続いての山行。スキーコースの箒場岱コースを登って下ることにして出発。スノーモービルの跡あり。これをしばらく利用する。小沢を二度ばかり巻き下がったので、良く見ると下方に丸いスキー指導標が見つかる。付けてから何年も経っていないらしく新しい。77番から少し右に曲り、67、68番で沢を渡り、さらに59番で高田大岳への直登沢を渡る。54番付近から竹竿が立てられていた。52番を過ぎて井戸沢の左股を渡り、沢沿い少し登って行く。前方上方に1200mの急坂が見えて来た。
時々、晴れて青空も見えたりし、下方、雛岳や高田大岳は、良く見える。トド松の広い尾根の中の浅い沢を39番で渡り、急斜面の北側の井戸沢の右股を渡って25番、24番と進む。赤倉岳からの急な尾根にとりつき、下部で小休止。休んでいると、下方に三人の姿が近づいて来る。八戸のグループとのこと。名前は話してくれなかった。
トド松もあと何本も見えなくなるところでツエルトにて昼食タイムとする。一時間余りも休んでから、竹ポールをたどって山頂尾根へ。少し下ってシールを外す。No.1が欠落していて、2番から付いていた。滑り出しは、圧雪で、転倒。以後は、慎重に滑る。泉澤さんは、絶好調。途中から、数人滑降したトレース出て来る。昼食時、上部から下って来た五人のものらしい。コースから左手へそれて滑降していっている。我々は、コースを辿って滑る。左股を渡れば樹林となり、斜度もゆるくなり面白味に欠けてくる。一時間弱で無事駐車場へ。
小野寺さんは相変わらず馬力ある。ラッセルも早い。強力なメンバーだ。昨日の今日なので、早目の下山で明日に備えなければと早々に帰宅する。報告者成田徹
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赤倉岳から箒場岱へのコースは春の八甲田スキ」ル」トのうち私が一番気に入っているコースで、ゴールデンウイークの時期に東京から、あるいは札幌から出かけてきては滑ったちのだ。今回はその箒場コースを箒場岱から登るという。春のシーズンを前に駐車場の除雪が進んむ箒場岱の茶店からシールを貼って進むが、ルートには春スキー用の指導標がlOメートルおきくらいについていた。もっとも、我々はスキーヤ」と反対側から歩いていくため、当初は気づかなかったが。高田大岳に突き上げる沢を越え、小岳からの沢を進むと周囲はあおもりトドマツが点在する斜面となる。大岳から東に伸びる尾根が1200メートル付近で急斜面となるあたりをトラバースするが、なだれそうな斜面でそうっと通過した。ほっとして休憩していると、3名のパ」テイが登ってくる。八戸のグループとのこと。1380メートル付近でツエルト昼食となる。私はツエルトは持っているが、これを張るのは緊急時と考えていたため、これまで張ったことがなかった。こちらにきて、冬の休憩時にいかにツエルトが有難いものかを痛感している。本日の天気予報はよくなかったが、森林限界を抜けるまで青空も見えてまあまあの天気だった。さすがにここまでくると風も強く、ガスっている。ツエルトでゆっくりしていると山頂方向から声がしてきたのでツエルトから顔を出して様子を見ると、山スキーの一群8名くらいが下りていく。4月に入ったので国代下りのスキーヤーにたくさん会うと予想していたが、結局そのグループだけだった。ロープウエイ側は悪天候なのだろうか。ツエルトを出て最後の登り。赤倉岳と井戸岳との鞍部は風が強く雪が飛ばされるのかハイマツのあたまがみえている。シールをはずし待望のスキーとなるが、斜面が見えず右手から転ぶ。右手を強く打って痛いのとメガネに雪がたくさんついたのでちょっと休んでタオルでメガネを.ふいているとオーバーミトンが手からおち、斜面をころげていく。30度はあろうかという急斜面だったが、幸い風がなく、滑る方向にころげて止まってくれた。強風にあおられればどこにいくか知れないところだったので助かった。次回はミトンを体に結びつける工夫をしたい。とても広くて素敵な斜面がどこまでも続く。ゲレンデスキーとはまったく違う世界であり、一度経験したらやみつきだ。泉澤さんがウエ」デルンで堀爽と滑っていくので私も真似をしたいのだが、思うにまかせず樹林帯へ。コースの最後は平坦でスケーテイングしてち滑らず苦労したが、山頂から1時間で無事箒場岱へ。今朝ほどの雪もだいぶ溶け、春の訪れを感じさせていた。(報告者八田雅弘)
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