南八甲田 善光寺平〜枯木沼
コースタイム
感想
まだ雪にはなるまいと思っていたが、どうやら雪との予報に心配し出発。真っ暗な道をライトをつけて、車は山へ向う。萱野茶屋を過ぎるとガスもなくなり城ヶ倉から黒石方面へ。小雨の中をどうにか善光寺平へ。数年前と違い道路が良くなっているのにビックリ。
古い地図で右へ右へと。木杭が立っている所をすぎ、終点に駐車。明るくなったが空からは雪が。湿り雪だ。うっすらと積もった雪の道を、泉さんをトップに小沢を渡って行くが笹が道にかぶっている。少しして、また沢に出る。どうも道が違うようだ。戻って木杭の立っていた所から再入山。ブナ林の下の道は、ひろびろとしている。ブナの根が出ているのか、雪の下の根につまずいたり、すべったりした。道は、ゆるく登っているので歩き出して汗が出て来る。
40分程してゆるく降って旧道に出会う。古い地図よりは、北側へ出た。直線的な旧道の部分だ。雪の重みで、ササが路にかぶさっている所が時々あるが、踏み跡が判別出来るので歩くには迷うことはないようだ。10分位で袖ヶ萢へ出た。雪は止むことなく降り続いている。時々は陽も差したりしたが、遠望は効かず。
前谷地からは、前方に丘状の974mピークが右に望まれる。しかし、櫛ヶ峰や乗鞍岳は見えず残念。さらに前進する。路が欠壊しているところもあったが、まずまず歩くには大丈夫。
一ヶ所、雪の重みでかぶったササをかきわけるのが嫌になり、湿原を迂回した。建設当時のコンクリート管が欠壊してあるところもあった。大谷地は、さすがに広い。東側より西側の方がはるかに広い。雪の大谷地訪問となってしまったが、こんな時には、なかなか来れないと慰め合う。予想に反して順調に来れたのでさらに足を延ばして枯木沼を目指す。以前見たのと同じ様子だ。ただ夏と冬の違いだけだ。地図上の急カーブを確認してから枯木沼で昼食。ツエルトの中で小一時間を過す。時折り陽も差したがその後は、またまた雪降りだ。早目に発って来て良かった。下山は2時間程で到着。三つの谷地には、湿原に立入らぬように看板とトラロープが張られていた。こんなことまでしなくとも歩道をしっかり整備した方が入山者のマナーは良くなるのではないだろうか。登山口の入口に木杭が四本立って車両が入らぬようにしてあり、文字の消えた看板もあったが、用をなしていない。こんな状態では、他のことも、およそ知れようと言うものだ。おそまつだ。
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