ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5270963
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

鍋尻山と伊吹野 妛原から早春の花を楽しむ

2023年03月14日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
5.1km
登り
825m
下り
818m

コースタイム

日帰り
山行
4:30
休憩
0:30
合計
5:00
7:50
90
9:20
30
9:50
30
10:20
10:50
40
保月集落
11:30
20
11:50
60
12:50
天候 晴れ 風ややあり
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<妛原登山口アクセス・駐車場>
ナビで「河内の風穴」を検索。
河内の風穴を道なりに過ぎてすぐのY字路を右すぐが妛原集落。
7~8台程の未舗装駐車スペースあり。
(Y字路を左に行くと霊仙山今畑登山口)
コース状況/
危険箇所等
<登山ポスト>
保月登山口にはありますが、妛原登山口にはなし。

<妛原集落〜岳の地蔵〜ダケノ峠〜鍋尻山(妛原ルート(仮))>
途中から登山道不明瞭なため、
地図や地形が読めないなら使用は勧めません。
道路から鉄製の橋を渡って無人民家の左手から山に入る。
九十九折にトラバースしながら急斜面を登っていく。道は細め。
細尾根にでてしばらく進むとと岳の地蔵に出る。案内板はない。
岳の地蔵からフラットな植樹林となり、登山道がなくなる。
地質上滑りやすい急斜面を無理矢理登ることになるが、
道はないがよくみると進む方角を示す程度に赤テープは案外ある。
急斜面の崖を無理矢理登るので下りは危険。登りきるとダケノ峠。
ここから山頂へも登山道はないが広い尾根芯を進むと山頂。

<鍋尻山〜保月集落(保月ルート)>
山頂付近はなだらかだが、南斜面は急峻。
滑りやすい地質は変わらず。雪があると雪解け水でさらに酷い。
ロープやステップがあること、登山道は明瞭でメインルート。
急斜面を下ると荒れた倒木の植樹林を過ぎてしばらくで保月集落。
山女原からツヅラ折れに進みます。道は細いけど、まだ明瞭。
3
山女原からツヅラ折れに進みます。道は細いけど、まだ明瞭。
尾根に乗りました。
2
尾根に乗りました。
カレンフェルトの痩せ尾根が一部。
3
カレンフェルトの痩せ尾根が一部。
いい雰囲気。倒木の先に岳の地蔵
3
いい雰囲気。倒木の先に岳の地蔵
きのこいっぱいついた倒木。
2
きのこいっぱいついた倒木。
岳の地蔵から先、植樹林帯から道は不明瞭になり、急斜面になります。しかもずるずる。
3
岳の地蔵から先、植樹林帯から道は不明瞭になり、急斜面になります。しかもずるずる。
道と言えるほど、踏み跡などはありません。
2
道と言えるほど、踏み跡などはありません。
赤テープは数年前に比べて増えましたがおおよその方向確認できる位で安全に歩ける道があるわけではありません。
2
赤テープは数年前に比べて増えましたがおおよその方向確認できる位で安全に歩ける道があるわけではありません。
少し平坦が見えて来たのでもうすぐダケノ峠です。
2
少し平坦が見えて来たのでもうすぐダケノ峠です。
私、ダケノ峠の雰囲気がとても好きです。このあたりケヤキの純林なんですよね。
9
私、ダケノ峠の雰囲気がとても好きです。このあたりケヤキの純林なんですよね。
山頂へ向かいます。カレンフェルトが苔むしてます。
5
山頂へ向かいます。カレンフェルトが苔むしてます。
背後には霊仙山。雪はほぼないですが、うっすら白いので霧氷がついたのかも。
5
背後には霊仙山。雪はほぼないですが、うっすら白いので霧氷がついたのかも。
鍋尻山山頂。木々に囲まれ標識のある場所にはほぼ展望はありません。
9
鍋尻山山頂。木々に囲まれ標識のある場所にはほぼ展望はありません。
少し保月方面に向かった場所からは展望あり。奥は御池岳。やっぱり雪は殆どなさげ。
3
少し保月方面に向かった場所からは展望あり。奥は御池岳。やっぱり雪は殆どなさげ。
高室山方面。登りたいと例年言いつつ登れていない…
3
高室山方面。登りたいと例年言いつつ登れていない…
霞の向こうに琵琶湖。
3
霞の向こうに琵琶湖。
保月への下りもそこそこ急ですがこちらは道として整備済み。
2
保月への下りもそこそこ急ですがこちらは道として整備済み。
保月集落に残る寺。
5
保月集落に残る寺。
と鐘楼。
さて今日は去年地獄を味わった権現谷林道はやめてピストンします。保月集落近くはユズリハが多い。
2
さて今日は去年地獄を味わった権現谷林道はやめてピストンします。保月集落近くはユズリハが多い。
フッキソウの群落と風情ある木。ただしフッキソウが繁茂すると他の山野草は生えません。
3
フッキソウの群落と風情ある木。ただしフッキソウが繁茂すると他の山野草は生えません。
ダケノ峠から無事下って。
2
ダケノ峠から無事下って。
養老SA(下)でからあげ定食。大盛で登山後おすすめ。当然、ぷらっとパークから(笑)
9
養老SA(下)でからあげ定食。大盛で登山後おすすめ。当然、ぷらっとパークから(笑)
ネコノメソウ。山中にもいっぱい。
6
ネコノメソウ。山中にもいっぱい。
オニシバリ。いっぱい咲いていました。アルカリ質が好きな植物なんでしょうね。
8
オニシバリ。いっぱい咲いていました。アルカリ質が好きな植物なんでしょうね。
フクジュソウ。山頂南面のものは終盤でしたが、保月集落にはギリギリ新鮮なものも。
16
フクジュソウ。山頂南面のものは終盤でしたが、保月集落にはギリギリ新鮮なものも。
パラボラ。
綺麗に咲いたものが見られてよかった^^
11
綺麗に咲いたものが見られてよかった^^
ミスミソウ。去年程ブーケはないのと、日差しはあるけど風が冷たく開いてないものも多かったです。
16
ミスミソウ。去年程ブーケはないのと、日差しはあるけど風が冷たく開いてないものも多かったです。
けど、咲いているものはかわいい。
9
けど、咲いているものはかわいい。
花芯を撮ってみました。ここのものはすべて白花ですが、雄蕊はほんのりピンクのものも。
9
花芯を撮ってみました。ここのものはすべて白花ですが、雄蕊はほんのりピンクのものも。
ナツエビネの根生葉。もともとこのあたりには結構ありますけど。
3
ナツエビネの根生葉。もともとこのあたりには結構ありますけど。
ここから伊吹野。アズマイチゲ。こちらも日差しはあるも風が冷たいのでちょっと元気のない花も。
9
ここから伊吹野。アズマイチゲ。こちらも日差しはあるも風が冷たいのでちょっと元気のない花も。
花芯の基部が紫で妖艶。
7
花芯の基部が紫で妖艶。
スハマソウ。ここのものは純白。
6
スハマソウ。ここのものは純白。
ちょうど花期でした。ブーケみたいにとるのは難しい;
11
ちょうど花期でした。ブーケみたいにとるのは難しい;
かわいい。
苔の舞台に咲く。
8
苔の舞台に咲く。

感想

花を楽しみに鍋尻山と伊吹野に出掛けてきました。
昨年、権現谷林道の雪崩地獄で苦しんだ経験から、
今まで下り懸念でしたことのなかった妛原ルートのピストンを試すことに。

意外に冷え込んだ朝、駐車地にはまだ私ひとり。
何度も歩き慣れた踏み跡薄い妛原ルートを進みます。
問題は岳の地蔵の先、スギ植林とケヤキ純林の急斜面です。
登山道も不明瞭だし、アルカリ質の土壌はズルズル。
足場をよく選び、スギ、ケヤキの落葉落枝を
上手く摩擦として利用してスリップしないように登りあげます。
そこまで危険なく登りはクリア。雰囲気よいダケノ峠へ。
まだ鍋尻山まで同じく不明瞭でスリップしやすい箇所も。丁寧に。
無事山頂に到着し、保月集落まで下って花を堪能します。
登り返してから件のスリップ注意の急斜面。が、意外に大丈夫でした。
登りより下りの視野は広いせいか、足場を見つけやすいし、
程よい感覚の立ち木で上手に勢いも殺して歩けます。
個人差がある部分と思うので下り苦手な人には推奨しません。

その後、伊吹野でも花探索。ゆっくりは出来ずさささと。
実は以前、ここで地元住人らしき変質者に付け回されたことが。
おひとりで行かれる方など注意してくださいね。

結果、無事に花を楽しめた1日でした。もうすっかり花の季節ですね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:274人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
妛原から鍋尻山周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら