野登山 坂本棚田からミツマタ尾根↗↘表参道と鈴鹿山麓の花

2023年03月21日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.0km
• 登り: 721m
• 下り: 709m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:40

7:00 坂本棚田駐車場
8:00 みつまたの森
9:20 野登山
9:30 国見広場
10:00 野登寺
11:40 坂本棚田駐車場

天候

曇り　午後より雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

＜アクセス・駐車場＞
ナビで「坂本棚田」へ。水洗トイレ有。舗装駐車場20〜25台程。
手前に未舗装駐車場12台程。さらに手前新名神高架下に駐車余地。

コース状況／危険箇所等

＜登山ポスト＞
駐車場のトイレ横にあり。

＜坂本棚田駐車場〜ミツマタ尾根登山口＞
坂本集落コミュニティバス停のあるT字路を西へ道なりに。
まっすぐ獣害柵ゲートを開閉して林道に入る。
行程の2/3程が舗装未舗装林道だが終盤細くなる。

＜ミツマタ尾根登山口〜野登山（ミツマタ尾根）＞
荒れた沢を渡って進むと古びた営林小屋のあるミツマタの森。
道なりにすぐ小さな乗越状の場所に出る。
ヒノキの木の根が張り出した細尾根を登っていく。
最終的に細いトラバースで仙鶏尾根に合流し、
東へ進むと野登山山頂部の車道に到達。時計回りに進む。
国見広場手前に山頂に引き込む案内板あり。山頂は展望なし。

＜野登山〜野登寺〜坂本棚田駐車場（鶏足山表参道）＞
野登山周辺は林道が混在し、ややわかりにくいが、
野登寺参道を下っていくと道なりに表参道となる。
落葉落枝でやや荒れているのとそこそこ急斜面だが明瞭。
登山道を抜け林道歩いてしばらくで獣害柵あり。
開閉して道なりに下ると出発地の坂本棚田駐車場に出る。

写真

坂本棚田駐車場から出発。この棚田は休耕田が多く水が張られることは少ない。

獣害柵を開閉し、道なりに1時間弱林道を進む。

道が細くなってきた。この左手は荒廃した茶畑の様子。このあたりまで集落があったと思われる。

登山道に入ります。明瞭ですが指標などは少なく倒木などもあります。

ミツマタの森は花づきと日差しで綺麗に見えるか影響されそう。株は多いが花づき日差しはあんまりでした。

小さな乗越状のとこ。これを大きく右に折れて尾根に乗る。

木の根っこの張り出した細尾根を進みます。

こんな感じ。

仙鶏尾根に合流。この後、すぐ山頂部の車道に出る。

車道に到達。時計回りに進んでいく。

林道から山頂に引き込む案内板をみて進んで…

林道脇から北に入道ヶ岳。

そう開けてないとこに野登山山頂。独特な山頂標識。三重に多い緑に太筆文字の看板はないみたい。

鉄塔。他の山々からみてこれが目立つので野登山は判別しやすい。

国見広場。何があるわけでもないけど、広くて心地いい。

野登寺鐘楼。廃寺なのか人の気配はないが、境内は荒れていないので祭事には人が集まるのかも。

参道の石垣にお地蔵さまが並んでいました。

由来などはわからないが立派な寺なようです。

表参道を下ります。

途中だんだん滝なる雰囲気いい場所がありました。

しばらくするとなだらかになり、林道に合流します。

坂本棚田農村広場に来ました。ちょっとした展望台があるけど、そこまで展望よくない（笑）

集落のミツマタは終盤です。

ミツマタ。甘い匂い。日当たりのいい場所はボンボンみたいになる。

沢沿いはやや日当たりがよくみてて綺麗。

シキミ。花の頃ですね。

シロバナネコノメソウ。咲き始めかな。

このコは白い花粉が覗いています。

かわいい。うれしい。入道が有名だけど、鈴鹿は多くの場所で見られますね＾＾

もしゃもしゃの毛も愛嬌を感じる。

トウゴクサバノオ。雰囲気的に咲いてそうな場所を見てたら咲いていました。曇天で期待はしてなかったのに。

ここから場所替え。サンシュユ。

トサミズキ？

ヒサカキ。雄花。花粉がついています。開花するとプロパンガスの匂いがすると言われています。

ヒサカキ。雌花。わかりやすくめしべが見えますよね。

トオゴクサバノオ。曇天ながらちょっと咲いてました。飴細工みたい。

シロバナネコノメソウ。全体的な印象は終盤かな。花が密なとこが多いです。

ニッコウネコノメ。意外に鈴鹿には少ない？密になってるのはここだけでした。

ネコノメソウ。もう種がついているものも。

ミノコバイモ。はじめて見たのははじめて発見された場所で…縁のある花と思っています。

もっさりしています。

花弁が薄い、ベージュに赤茶、やや背丈が小振りが特徴。

ヤマルリソウ。

感想

minislope

春に必ず訪れる入道ヶ岳から南に見える野登山…
実は何度も登ろうと2つの登山口を既に下見していました。
今日はそのうちの1つ、数年前に登りに来て、
登る前に腹痛敗退、登山口下見のみとなった坂本棚田から歩きます。

選択した登りミツマタ尾根、下り表参道は歩きやすい。
ミツマタ群生はちょっとさみしい感じだったけれど、
花々はたくさん見られて空いてて大満足でした。
野登山を下山後の花巡りも時間ずらしたことで空いていました。

今日はミツマタも盛り込みたくて坂本棚田からにしましたが、
もう1つ下見済の小岐須渓谷から登りたいと改めて思いました。
下見した時、渡渉地点が雪解け水で増水してて、
冷たいし、意外に深いし、川幅あるしでビビったんですけど…
その時状況が悪かったみたい。次はぜひとも行きたいです。