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Yamareco

記録ID: 53
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積雪期ピークハント/縦走
東北

安達太良山

2004年03月20日(土) 〜 2004年03月21日(日)
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okano 雷鳥 その他1人
天候 3/20 薄曇り
3/21 快晴
過去天気図(気象庁) 2004年03月の天気図

感想

 3/20朝8:30、北朝霞駅前集合。
今回はおかひろさんと、えちごやさんの紹介で樹眩霧からN島さんが参加
されました。 N島さんは水野真紀風の、ぽっかりと暖かい日だまりの様な雰囲気を持
つ、(年下なんだけど)きれいなおねえさんでした。一言一言の「間」が絶妙で、ゆっ
たりとしたおしゃべりのBGMに、ル・クプルのアルバムがぴったりで、、

 と、いけない、山行のレポートですね。
えーと、良かったです。じゃなくて、方向修正!

 東北自動車道は、宇都宮付近までは混んでいたが、その先は快調。二本松ICを出て、
ほどなく岳温泉街に到着。食堂で昼食(地鶏うどんが美味)をとり、奥岳スキー場の駐
車場に向かう。

 用意をして、14時駐車場発。スキー場のBGがうるさい。そもそもBGの必要があるの
か?と疑問を感じながら逃げるように先を進む。
 小さな橋を越えて坂道にかかると、道の雪は硬めでフラットフットでしか登れない。
この時点でまともに登れないなら、アイゼンを付けた方が良いだろう。硫黄の臭いが遠
くから漂ってくる。

 しばらく急傾斜を登り、尾根を回り込む様に行くと次第に周りが広くなり、勢至平に
入る。広くて眺めの良い平原をどんどん進むと、右側が沢に落ちた急斜面のトラバー
ス。少々緊張する場面だ。不測の事態にそなえ、ピッケルを構えて注意深く歩く。対岸
の雪庇が大きく張り出し、風の強さを物語っている様だ。途中、湯気の出ている井戸?
のような板敷きの横を過ぎて回り込んで行くと、くろがね小屋が見えてきた。16時半ち
ょっと前到着。

 見た目は古いくろがね小屋だが、きちんと管理されていて、対応も丁寧。混んではい
ないので、8人部屋を3人と3人のパーティーで分けて使わせてもらう。自分は入らなかっ
たが、温泉も人気の秘密。おかひろさんは早速入ってきた。食事は情報通りカレーライ
ス。当然おかわりしました。 食後しばらく飲みながら談笑。えちごやさんの紹介どお
り、N島さんは誰とでもすぐにうち解ける不思議な魅力を・・・はい。山のレポート
ね。20時には就寝。自分は翌朝6時まで熟睡できました。

 朝食はご飯と卵とみそ汁と海苔と漬け物少々。大食いには物足りないカモ。準備をし
て、7時ちょうど出発。小屋の前はすでに風が強い。さあ、強風で有名な安達太良山にア
タックだ。冬の安達太良の洗礼を受けるのか。小屋前の斜面を登り、広い広い雪原を踏
み跡や竹竿に導かれながら登る。ガスっていたら、確かに迷いやすいと思う。相変わら
ず硫黄の臭いが漂っている。

 で、風は? おい、吹き飛ばされそうな強風ってどこよ?風なんて無いじゃん。空に
は雲一つなく、小鳥のさえずりも聞こえて、平和そのもの。なんか拍子抜けしたままた
らたらと登り、途中で1本とったのに、山頂直下に8:05には到着してしまった。ま、天
気の良いのは良いことだ。私の普段の行いが良いからでしょう。N島さんはいや自分の
行いが良いからですよと。いや私ですってば。 山頂に登り記念撮影。磐梯山は勿論、
遠く吾妻連峰も望める。下界も無風の様で、町中の煙が真っ直ぐ上がっているのが見え
る。

 ひとしきり展望を楽しんで、8:30出発。ゴンドラで登ってきた日帰りの登山者やスキ
ーヤーとすれ違いながら、薬師岳へと向かい、9時過ぎにはゴンドラ乗り場に到着。早
い。スキー場を出て、岳温泉で湯に浸かり、11時に昨日と同じ角の食堂で昼食。
地鶏照り焼き丼も美味しかった。帰りの東北道も混雑はなく、15時には浦和付近に着い
てしまった。

 安達太良山は、強風の中ならば冬山登山と言えるのカモ知れないが、無風だった今回
は、雪山ハイクといった所だろう。楽しかった反面、耐風姿勢の連続でじりじり登る、
みたいな登山ができなかった事は、やはり少々物足りない部分もあった。

 来週安達太良山に向かうのじはるパーティーには、物足りない思いをしないで、きち
んと安達太良の洗礼を受けられる様、影ながら祈っています。
 それとN島さんの様なステキな方を紹介してくれたえちごやさんにも感謝!!

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