ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 530103
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

山梨 乾徳山に登る

2014年08月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
kariogaryu その他2人
GPS
--:--
距離
6.2km
登り
718m
下り
710m
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
山梨県 曇り 乾徳(けんとく)山 (2016)

日時:2014年8月23日(土)
天気:曇り 山頂ガス

コース:大平(おおだいら)〜乾徳山登山口〜道満尾根〜扇平〜乾徳山〜扇平〜国師ヶ原〜林道とショートカット〜乾徳山登山口〜大平

 大平から国師ヶ原の避難小屋まで新しい林道(車通行不可)が出来ており、時折林道を使いながら道満尾根に取り付く。はじめジグザグの急登が続くが、その後は小規模な岩場をまじえた緩やかな尾根道が続く。その後すこしばかり下ると明るい草原の扇平に出るが、ここから上は様相が一変し、乾徳山の山頂まで露岩帯と岩場が続く。そのハイライトは山頂手前の一枚岩。鎖を頼りに登る(巻き道あり)と岩の積み重なる狭い山頂にたどり着く。変化に富み結構楽しい山登りが楽しめる。

 車にて徳和より大平に向かう。一旦山越して大きく下り再び山に向かって標高をどんどん上げる。昨日走った大菩薩への車道と負けない位、カーブや急勾配が続く。ほんとうにこれほどまで山深いところに牧場があったのかと疑いたくもなったが、やっとの思いでそれらしき場所にたどり着いた。整地された平らな駐車場のすぐ上にたった一軒家のちょっとしゃれた民宿大平山荘があった。車を駐めるとほどなく山荘の奥さんらしい若い女性が駐車料金800円を徴収にこられた。
 駐車場はこれから先にはないとの看板もあり仕方なく車を駐めたものの少し高いような気がした。ところが駐車場の先を歩いてみると車を駐められる場所もあり(実際何台か駐めていた)、なんだか損をしたような気がした。

 駐車場から車道をそのまま5分ばかり歩くと未舗装となり右手に草原が広がる。ここで未舗装路と別れ草原の右端を緩やかに登る。すると10分足らずで再び未舗装路と出くわし、乾徳山登山口の大きな案内板があり、山頂まで2時間30分とあった。

 林道と別れ、幅の広い登山道を上るがじき狭くなったと思うと、かつて段々畑があったのではないかと思われるところに水平道があったのでそれを辿った。するとその踏み跡が消えかかったもののかろうじて残り、上に向かって登り始めているのでどんどん辿って行った。
 一般ルートでこんな道があるはずはない、どうもおかしいと思い登山口近くまで引き返した(引き返すにも踏み跡ははっきりせず一抹の不安を覚えたが)。するとどうか段々畑跡に入る手前にはっきりした踏み跡があるではないか、改めて出発し直し20数分のタイムロス。

 結局、登山口から登山道や林道(国師ヶ原の避難小屋まで繋がっていた)歩きを繰り返しながら20数分歩くと道満尾根に出くわした。ここからさらに林道を歩けば国師ヶ原を経て扇平に向かうのだが、林道と別れて道満尾根に取り付いた。はじめはジグザグの急登が続いたがそのうち平坦な山道に変わった。すると再び尾根道になると所々小規模な岩場(危険な所はない)も現れたが、道満尾根に取っ付いて35分ばかりで明るい開けた草原である扇平に達した。

この扇平から乾徳山までは山の様相が一変し、登るにしたがい厳しい露岩帯や岩場が続いた。とくに露岩帯は踏み跡が不明瞭な所もあるので下山時は注意を要する。岩場は小さなバンドのトラバース(若干緊張させられるが)や鎖場が3か所あるが、最後のスラブ場の一枚岩の登りに自信がなければ巻き道を使う事。この一枚岩を登りきると乾徳山の頂上。岩の積み重なる狭い場所ではあるが晴れていると展望は抜群ではないかと思われたが残念ながらガスって何も見えなかった。

 下山は月見岩のある扇平から国師ヶ原(野生の鹿がたくさんいた)を経て林道やら登山道を歩きながら大平へと戻った。

(参考タイム)

上り
大平駐車場(8:42発 14:50着)(0.14)乾徳山登山口 (0.23) 月見岩分岐 (林道と別れ道満尾根に取っ付く)(0.35)月見岩(扇平)(0.56)乾徳山

下り
乾徳山 (0.49) 月見岩 (0.19) 国師ヶ原 (0.14)月見岩分岐 (0.23) 乾徳山登山口
(0.15) 大平駐車場 

したがって 上り 約2時間10分  下り 約2時間

(注)乾徳山登山口より20〜30m登ったところで右に折れ、山の斜面を上る(段々畑跡の
水平道に入らない事)。それとも登山口から新しい林道を国師ヶ原に向かって歩けば間違うことはない。また月見岩(扇平)までは道満尾根経由でも国師ヶ原経由でも時間的にはあまり変わらない。
大平からの往復。はじめ登山口を過ぎたあたりで迷い込んでしまったが、露岩帯や岩場が続き変化に富んだ山登りが楽しめた。狭い岩場の山頂からはガスに包まれ何も見えなかったが印象に残る山だった。
2014年11月27日 15:04撮影
11/27 15:04
大平からの往復。はじめ登山口を過ぎたあたりで迷い込んでしまったが、露岩帯や岩場が続き変化に富んだ山登りが楽しめた。狭い岩場の山頂からはガスに包まれ何も見えなかったが印象に残る山だった。
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:340人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら