石巻山 弘法穴を探す

2023年03月27日(月) [日帰り]

• GPS: 02:06
• 距離: 1.7km
• 登り: 171m
• 下り: 159m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:46
• 休憩: 1:18
• 合計: 2:04

14:41 石巻城城址
15:13 16:10 石巻山
16:18 16:36 石巻神社奥宮
16:42 16:45 石巻城城址
16:41 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

3/27 14:43

3/27 14:49

適当に登れそうなところから入る

3/27 14:50

藤づるが助け

3/27 14:57

次々と岩壁が

3/27 14:58

またも

3/27 14:59

3/27 14:59

岩は白く鋭い爪のひっかき模様

3/27 15:01

またも

3/27 15:02

椿が落ちている

3/27 15:04

？

3/27 15:04

カゴノキ

3/27 15:05

3/27 15:07

3/27 15:07

かなり昔の缶、山仕事、クライマー？

3/27 15:10

3/27 15:11

これは新しい。新興宗教の方？

3/27 15:12

やはりここに出た　何枚もある豊橋市の掲示板　クライマーではないのでご容赦願おう

3/27 15:12

往年の夢の跡　

3/27 15:13

山頂岩峰の一つ　山頂部には大きな岩峰が3つはある

3/27 15:24

3/27 15:24

下からは修行穴に見える

3/27 15:26

ここまで登るが穴ではなかった

3/27 15:29

空には鷹が飛ぶ

3/27 15:40

3/27 15:40

この穴は内部に岩がある

3/27 15:41

他の穴　

3/27 15:41

もう一つ　いずれも奥行きはない　計3つが同一地面に並んでいる

3/27 15:41

ネットにもある鉄の階段　以前は修行者が普通に利用していたのだろう　片方しか効いてないので安全とは言えない

3/27 15:50

階段上部　狭いが平場もある

3/27 15:52

洞窟内センターに奇妙な形の岩　想像力を働かせれば役行者に見れないこともない

3/27 15:52

洞内のけものの糞

3/27 15:52

三つ池方面　高度感がある

3/27 16:04

崖の向こうには鷹の巣があるはず　そちらには行かない

3/27 16:07

古い缶

3/27 16:10

こっちは現役なので宗教関係者？

3/27 16:13

目印の巨木

3/27 16:13

本道

3/27 16:20

蛇穴　大人でもくぐって出口に行き戻ることができる

3/27 16:20

3/27 16:24

3/27 16:26

城に降りる途中も岩壁　ここは穴ではない

3/27 16:26

3/27 16:29

少天狗とある　新宗教関係者が作ったらしい石柱

3/27 16:30

神山や　水もぬるまで
岩はしる　　蓬宇

3/27 16:31

立春大吉日　大正十三甲子

3/27 16:31

御岳仙人　寛心行者　御嶽系修行者も来ている

3/27 16:31

青銅の倶利伽羅剣

3/27 16:32

内部は鉄芯が入れてある

3/27 16:33

此の向こうにも洞窟がある情報だが次回にしよう

3/27 16:40

石巻城　南北朝の城らしい　

3/27 16:41

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

感想

マツ

もう20年ほど前、戦争遺跡探しで石巻山周辺を歩いていた。北側にある東光寺の物資保管壕を確認して境内を上がっていくと男性に呼び止められ叱責された。
当時は新興宗教が積極的に活動してる時期で不審者とみなされたらしい。
目的を言うととたんに好意的になり未知の戦争遺跡にも案内してくれた。
新宗教（オカルト、ヒーラー、ホラー関係も含め）様々な団体が近くの山に登り法螺貝を吹き、お堂や洞穴に何か不思議なご神体を設置していくことがあった。鳳来寺山の奥の院にも一時インド風仏像が設置されていた。
地元民の不審、不快感には想像以上のものがあったのだろう。
しかし、時にはホラー関係ネットが情報をもたらしてくれることもある。今回の情報もその種のネットによった。
ネットのルート図通りに石巻観光道路から山頂を目指す。当然藪漕ぎだ。傾斜は急だがところどころ獣路らしき跡もある。歩く必要のない道だがこれにより山の周囲を大きな岩群が何重にも取り巻いていることが分かる。
「石巻」の語源でもある幾重もの岩囲い（巻き）部分は下草がないので進行の目印でもあるが相当登りにくい。ようやく山頂下のクライミング禁止看板裏に出て南側のクライマー道と合流した。
石巻山はクライミング禁止後20年になるが、ゲレンデは主に山頂南側岩壁だった。お山は東西側から見ると優しい三角形だが、南北方面からは打って変わって四角形の荒々しい岩嶺にしか見えない。
ここは何回も来た道だった。以前から洞窟があるのは知っていたが、水平の鎖、梯子は記憶にない。やぶをかき分け別峰から登ったこともあるのに。
まもなくネット情報にある3連の弘法穴を見つける。
すでにこれらの洞は知っており、関係信者が置いて行ったピラミッド型ご神体が飾られていたことを覚えている。情報ではこれは下洞（窟）で更に上方に上洞があるらしい。昇るのには藤づるの絡まる長い梯子などをよじ登らなければならない。
さっきから鷹の雛が盛んに警戒声を発し親鷹もけん制している。鳳来の尼の行場の情景と重なり、さぞや難業苦行を実感するが行くしかないだろう。
難儀をしてたどり着いた上洞。さして広くはなく、真ん中に等身大石像？のようなものが鎮座してござる。よく意味が分からない？
しかし、ここが本格的修験道（仏教）修行場であることは疑いようがない。
慎重に梯子を降る。危険、ヘルメット必須なので岩登り未経験者が一人では行かないでほしい。前半の藪漕ぎも必要ないので登山道を登るのが良い。
時間と体力の関係で本日の探索はここまで。下りは正規登山道に合流し城跡経由で神社へ。
次回は情報にある不動堂裏を探索しよう。またさぞ大変な行程だろうなあ。