鈴ヶ岳【鞍掛峠から池と福寿草を巡る】
- GPS
- 07:27
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 918m
- 下り
- 920m
コースタイム
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 7:06
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(6時半の段階で残り5台程の余裕のみ) |
写真
感想
木和田尾から始まった福寿草狙いの山行も今回で第5弾だ。
R306号線も例年よりも早い3月17日に冬期通行止めが解除され
先週歩いた孫太尾根の福寿草はすでに終盤を迎えていた。
鈴ヶ岳のお花はサイズも容姿も一級品との評判だが、果たして見頃には
間に合ったのだろうか?
鞍掛峠から望む県境稜線の山並みはすっきりしているが、滋賀県側の
展望はそれほどでも無かった。
風の冷たい、霜で硬くなった尾根道を踏んで到着した鈴北岳から
目を凝らして振り返ると、白山の姿がうっすらと浮かび上がっていた。
時間の経過と共にクリアーになる展望を期待して、まずは池を巡ろう。
県境稜線の小さなコブP1160から南下して北池に出ると、薄氷が
青空を映していた。そして登山道に出て真の池から「お池通り」と
呼んでいる浅い谷に入り、南池に始まりサワグルミの池から中池へ、
そして低い丘を越えてウリハダカエデの池、丸池と計8個の池を巡り
岩の集まるP1182の尾根に上がり、夕日のテラスから西ボタンブチに
出て樹林の途切れた大きな窓から鈴北岳方面を覗き込むが、
そこに期待した白山の姿は無かった。
今回は鈴鹿の山並みを越えた遠望は諦めよう、そしてお花池からは
福寿草鑑賞モードに切り替えよう。
池を下るとあちこちに見られるはずだが、時間も早く時期としても
早いのかまだ若い株や蕾が多く、僅かな数に心配しながら次のスポットに
到着すると期待通りの群落が現れた。尾根の斜面のあちこちに咲く
黄色の集団を見ると期待が膨らんで来る。
アザミ谷に沿って登り返したヒルコバから鈴ヶ岳山頂へ向かうと
5分もしないうちに北側斜面に群落が現れた。徐々に登山道を外れ
誘惑されるままに途切れることのない群落を追って斜面を登って行くと
山頂まであっと言う間だった。
評判通り大柄で美しく、広い範囲で群落を創り出す圧巻の花園を
堪能した後は元池や鞍掛尾根で春の花を探しながらのんびり下ろう。
【時間に追われ、御池岳頂上はパスしてしまったが青空を映す池を巡り、
福寿草やキクザキイチゲ、シロバナネコノメソウなどを愛でる。
遠望は叶わなかったが期待通り贅沢な一日だった。】
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