若狭の里山 凸大倉見城址とシデの木


- GPS
- 02:11
- 距離
- 3.6km
- 登り
- 310m
- 下り
- 294m
コースタイム
- 山行
- 1:44
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 2:11
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道が山頂まで整備されている。山頂には休憩所とトイレがある。下山の西尾根は鉄塔から南に転進する。その先はマーキングあるが未整備なので読図とGPS必携。 |
写真
感想
小浜での所用を終えて通称・梅街道と呼ばれる広域農道で帰ることにした。若狭町の十村駅に差し掛かった所で大倉見城址に登ることを思いつく。高々300m足らずの山なのだが、そのなだらかな尾根に惹かれるものがあったからだ。地図を見ると井崎から黒田集落へ周回できそうだ。
チャリを東黒田の弘誓寺にデポして井崎側に突き出た尾根から取付く。ハイキングコースとして快適な舗装路が整備されている。鉄塔が現れ巡視路としても整備されているようだ。1時間足らずで山頂に乗り上げることができた。
広い山頂の城郭跡は予想に反して休憩所などがよく整備されている。ちょうど桜が満開なのでここでランチタイムとした。見上げるとキブシによく似た多数の花序を垂れた木が目に入る。樹肌からシデの木だと直ぐに分かった。シデの花序は初めて見たがどうやらアカシデの木のようだ。
食後は山頂の城郭跡を巡ってみた。広大で主郭から西の郭まで4つの曲輪があったらしい。保存状態もよく、近江浅井氏の小谷城に匹敵する規模であったことが伺える。紅葉期にもフラッと散歩に来てみたいところだ。
さて、下山は西尾根を使う。しばらくは巾4mほどの尾根道を下って行く。ここも城郭だったのだろうか、巡視路にしては立派過ぎる尾根道が続いていた。やがて登り返した所に鉄塔があり方向を南に転じることになる。これ以降は踏み跡も薄く、赤テープが僅かにあるのみでGPSとにらめっこしながら細い尾根を下って行く。
小さな祠からは落葉の堆積した凹れた参道を下って行くと、三十三体の石観音がある弘誓寺の裏手に着地した。僅か2時間の山行だったが、風情ある山城と珍しいアカシデの花序を見られ満足な山行となった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する