鎌倉街道上道を歩く7日目 （北府中駅〜中央林間駅）

2023年03月30日(木) [日帰り]

• GPS: 10:25
• 距離: 31.1km
• 登り: 294m
• 下り: 283m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:45
• 休憩: 0:40
• 合計: 10:25

8:12 北府中駅
9:31 9:38 中河原駅
9:45 9:50 関戸橋
13:23 13:23 小野路宿
13:25 13:33 関屋の切通し
13:41 13:49 小野路宿里山交流館
14:44 14:44 七国山
14:55 14:58 今井谷戸バス停
15:35 15:35 雷文
15:40 15:44 菅原神社
16:45 16:49 町田天満宮
17:58 17:58 境川水管橋
18:03 18:04 二津屋橋
18:09 18:09 境川道路橋
18:37 中央林間駅

天候

晴れ・曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

写真

3/30 8:19

通勤時間真っ只中の北府中駅に着く。駅を出ると「TOSHIBA」ロゴ入りの塔が桜並木から生えていた

3/30 8:24

東芝府中工場の入口から北に延びる場内道路がほぼ旧鎌倉街道の様だ

3/30 8:42

旧屋敷分村の鎮守浅間神社

3/30 8:45

神社前に庚申塔（延宝2年1674建立）と首を修理した石仏

3/30 8:52

浅間神社から100m程行くと八雲神社

3/30 8:57

神社道路際に立つ「元応の板碑」元応元年（1,319年）に建てられてた。本物は博物館にあり、板碑と板碑を抱く木はプラスチック製のレプリカ

3/30 9:01

梅花山光明院

3/30 9:02

平成8年に建立された現代風青銅製の弁財天像。慶応年間（1865-1868）に造られた木造弁財天を体内に納めてらる（光明院HP）

3/30 9:13

分倍河原古戦場碑　「元弘3年（1333）この地で新田義貞が北条勢を破り鎌倉まで攻め込んだ」
この碑は軍国主義が台頭する昭和10年に建てられたもの後醍醐天皇に従った忠君を顕彰する意味もあったのかもしれない

3/30 9:21

東京都道18号府中町田線が通称鎌倉街道

3/30 9:33

西向庚申塔　庚申とは方位でいうと西南西の位置を示し普通は庚申塔もこれにならうもで、この庚申塔は真西を向いており非常に稀なものでるらしいので「西向庚申塔」と呼ばれているらしい。また、なぜ真西向きなのかは不明

3/30 9:47

中川原の渡し
多摩川に架かる関戸橋架け替え工事中のため中川原の渡しを示す道標は工事用車両通路脇にあり見ることは出来なかった。旧鎌倉街道の説明版や遺跡の保存に熱心な自治体もあるが概して忘れられているようだ

3/30 10:07

関戸古戦場跡

3/30 10:10

関門山　延命寺（時宗）古戦場跡の地蔵堂脇の隘路が参道

3/30 10:13

3/30 10:25

慈眼山観音寺（真言宗豊山派）

3/30 10:27

涅槃寂静姿の「やすらぎ地蔵」

3/30 10:27

本尊せきど観音の写しである「なで観音」

3/30 10:34

熊野神社と木戸柵跡

3/30 10:34

「この付近は、鎌倉時代の建暦3（1213）年、鎌倉街道に置かれた関所跡で、熊野神社参道に沿って関所南側の木戸に柵跡が発見された。数少ない関所跡として重要である。　多摩市教育委員会　」

3/30 10:57

沓切坂の庚申塔（正徳2年1712）
この坂は急で鎌倉攻めの折、新田義貞の馬の沓が切れたといわれている

3/30 10:59

多摩市役所前の道標

3/30 11:24

麦花塚　麦花塚は明治の歌人麦花の和歌や漢詩等が刻まれ麦花本人が刻字した

3/30 11:39

散歩道の植込みの中に「瓜生一里塚跡碑」

3/30 11:38

3/30 13:26

旧道の面影残す道

3/30 13:29

子育地蔵

3/30 13:29

関谷の切通

3/30 13:38

小野路宿の街並み

3/30 13:47

3/30 14:02

野津田公園　桜のトンネルを抜けて行く

3/30 14:13

掘割が旧鎌倉街道

3/30 14:15

3/30 14:20

鶴見川に架かる丸山橋

3/30 14:28

七国山（ななくにやま　標高128.5m）付近の旧鎌倉街道

3/30 14:29

3/30 14:33

3/30 14:40

3/30 14:41

鎌倉井戸
新田義貞が鎌倉攻めの途中ここで軍馬に与えたと伝えられ、昭和50年ごろまで湧水があった

3/30 15:15

久住山宏善寺（日蓮宗）

3/30 15:27

日蓮上人が鎌倉から佐渡へ配流された文永8年（1271）、井出の沢にあった真言宗の寺を日蓮宗に改させたという

3/30 15:36

本町田菅原神社
東京都旧跡「井手の沢古戦場」に建っている

3/30 15:39

3/30 16:28

小田急東横線町田駅

3/30 16:43

町田天満宮

3/30 16:46

天正年間（1580年頃）の創設　彫り物が立派

3/30 17:00

金森杉山神社

3/30 16:58

石塔・石仏が並べられてあるが、それぞれの解説がありありがたい

3/30 16:59

3/30 17:11

金森天満宮

3/30 17:11

石碑は菅原道真の和歌「こち吹かば　匂ひおこせよ　梅の花　あるじなしとて　春をわすらな」

3/30 17:24

西田杉山神社
左の道が旧鎌倉街道 神社の入口に元禄11年（1698）の「庚申塔」

3/30 17:25

樹齢300年といわれる大きなイチョウが入口にあるが周りが舗装されており今後の生長が心配

3/30 17:34

瑠璃光山常楽寺（曹洞宗）
創建年代等は不詳ながら、寛文3年（1663）建立の地蔵石像が残されている

3/30 17:44

鶴間熊野神社
日没が近づいたのでここで終了し小田急江ノ島線中央林間駅まで歩き大和駅まで乗車し駅前の宿へ

撮影機器：

RICOH WG-50 リコー

感想

noyama141

今年は桜の開花が例年より早いそうですが、その後気温が低かったせいか
花見を楽しみながらの道中、10時間ほど歩きましたが予定地には着きませんでした。
　埼玉県北部では「鎌倉幕武士の鏡」と謂われた畠山重忠にまつわるものが多くありましたが、埼玉県南部から東京に入ると鎌倉幕府を滅ぼした新田義貞関連のものが目立ちます
　時代とともに歴史上の人物の評価が変わる事もあるようですが、地元贔屓は変わらないようです