今年の締め!!「早池峰山 河原の坊→小田越え」
- GPS
- 04:45
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 879m
- 下り
- 887m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:05
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山腹から頂上まで岩だらけです。 風が強いです。 携帯トイレ必須。 |
その他周辺情報 | 下山後に南に帰るなら「東和温泉」がオススメです。 |
写真
装備
個人装備 |
バーナー
ケトル&パン
シリコンコンテナ
折り畳みスポーク
水
非常食
食料
雨具&スパッツ
予備インナー
ヘッドライト
熊避け鈴&笛
小タオル
レジャーシート
携帯トイレ
カメラ
地図
コンパス
中間着
ウェットシート
小銭
保険証
ティッシュ
細ヒモ
バンダナ
|
---|---|
備考 | 自転車 |
感想
今年の締めは早池峰山。
個人的な目標の一つだったので、より楽しむために準備は入念に行っいました。
本格的なザックとバーナー&クッカーを思い切って導入。結果大成功。
ちなみに写真の茶パンツは同行者です。
前日までに今回の山行に不可欠な「ランチパックたまご」を用意できなくて
途中のコンビニでギリギリ入手。ファミマ最高。
今回は河原の坊駐車場からの小田越え周回コース。
歩き始めて早速、噂の沢渡り。モンベルのツオロミーブーツはハイカットの上に
コロニルの各種ケア用品で防水バッチリなので浅いとこはバシャバシャいっちゃいます。
葉の落ちた林道は見晴らしが良くて、チラチラと頂上が覗きます。
足場は最初からゴロゴロとした岩があって、要注意。
沢沿いに登っていくと、大きい岩ばかりになってきて
歩幅や段差も大きくなり、乳酸が溜まります。
明らかに傾斜もキツくなりますが、沢の流れる涼しげな音で
自然を感じながら気分よく進めました。
やがて沢沿いから逸れて、頂上までの急傾斜に差し掛かります。
ここで振り向くと薬師岳がドン!!
向き直って見上げれば延々と岩。
そして早くも腹の虫がグー!!!
朝食もとったし、駐車場でバナナも食べたけど、動けば動くほど腹が減る高燃費な体。
山頂よりも昼食を目指してがんばります。
ヒーヒー言いながら、浮き石に気を付けて登っていくと
ワンコに見える巨岩やら、大きな一枚岩やら、鎖場やら
所々で楽しめるポイントがありました。
ようやく山頂に辿り着いたときは、足がパンパン。前日夜のフットサル3時間のダメージは明らかにあったと思います。
しかしミズノのバイオギアタイツと、新採用のサポートソックスのダブルサポートで
なんとか乗りきりました。
山頂では大勢の人がワイワイと思い思いに休憩中。
写真よりも、まず飯!ってことで、小屋に駆け込みました。
中は外より冷えていて、アウターの中にフリースを着用。
それでも寒い。気温は0℃だったそう。
急いでバーナーをセット。家でイメトレを重ねていたので、スムーズに完了。
てかすごく簡単でした。売れるわけだわ。
今回は、いつもの塩おにぎりと春雨スープの他に、ネットで見つけたレシピ「ランチパックピザ」に挑戦。
買いにいくタイミングが悪くて、今朝ギリギリで入手したランチパックたまごに
持参したチーズとベーコンをのせて、アルミホイルで包んで焼くだけ。
ロースターは用意しなかったのでケトルとパンでなんとかならないか試してみました。
まずチーズをかけた上にベーコンをのせるパターンとその逆を用意。共にアルミホイルで包んで焼きます。
最初は下面を焼いてひっくり返して焼いて、開いたら底が焦げ焦げ、上は生焼け。
まあ加熱しなくても食えるチーズとベーコンで助かりました。
ベーコンの上にチーズを振りかけたパターンのは
反省を活かし、最初に上の面から焼き、その後下を焼きました。
大失敗でした。
アルミホイルを開くと、チーズがほとんど張り付いていてはがれ、しかもベーコンも生焼け。
おそらく正解は、チーズを振ってからベーコンをかぶせて
ホイルは上からかぶせて、底面で閉じたらうまくいく気がします。
こまめにひっくり返す必要もあるかも。
でもランチパックたまごは失敗してもおいしかった。
スープ容器も、あらかじめ内側にクレラップをひいた状態でもっていき
食後はラップを捨てるだけの、汚さない作戦を実行。
ティッシュを間に1枚挟めばラップを重ねることができて、ラップの枚数分汚さずにスープを頂くことが出来るシステムは、構想通りの結果で大満足。
今回はちびちびとハムを焼きながらだったので、ガスを40分ほど使用しましたが
お湯を沸かすだけなら5分くらいで済むようなので
ガスが節約できる効率の良い調理方法を、今後は探っていきたい。
同行者が持ってきたハムは普通の薄切りだったが
個人的には「ボロニアソーセージ」を厚切りにした方が満足感を得られそう。
家ではやらないちょっとした贅沢も山での楽しみ。
食後は山頂で写真タイム。
面白い写真を撮りたいけど、結局無難なものばかり。次こそは。
シャッターをお願いしたお兄さんは、カッコいいトレランスタイル。
ファイントラックのウェアがうらやましい。
下りで颯爽と追い抜いていかれました。
早池峰山は携帯トイレブースしかないので、初めての携帯トイレ使用。
アマゾンでお買い得な、3個入りで400円のやつ。
ちなみに早池峰山で売っているのは、1個350円。
高いけど、大小兼用だったようなので、ついでに買っとけばよかったな。
用意していたのは男性用小専用。ここで苦戦。
片手で袋を保持しつつ、パンツタイツタイツインナーの4枚をくぐり抜けるのは大変。
無事に済んでホッ。
下山開始は11:45。たっぷり1時間半の休憩で回復。
自分は、行動中もこまめに休憩、飲食して、昼休憩は長めでしっかり食事したい派。
しかし同行者は、行動中は食欲なし、休憩も食事以外は短め派。
下山後の状態を比べると、互いの回復力に差があるのが要因なようなので、この辺は調整が必要。
小屋から小田越えに向かい始めて間もなく、立ち止まっているグループが。
追い越す際に様子を伺うと、どうやら怪我人発生の様子。無事下山できたか心配。
下山時の怪我には今後も要注意していきたい。
そのためにも、やっぱり昼は休憩をしっかりとってリセットし、登りと下りを別に考えることがリスク低減になると思う。
山頂で緩んだ集中力のまま、なんとなく休んで下山を始めると危険。
下りも相変わらずの岩の急斜面。浮き石と体重移動に注意。
やがて噂の梯子が登場。追い付いてきたグループに先を譲って様子見。
角度は緩いので、あまりビビらず、しっかりと腰をあげて足掛かりを確かめながら行けば余裕です。
体を梯子にくっ付けてしまうと逆に危ない。
長い岩場を下りきると、緩やかな林道に入ります。ここまで来るとあとは登山口まであっという間。
途中の熊避けの一斗缶は全部叩きました。
小田越え登山口に到着したのは13:15頃。写真を撮って小休止。
携帯トイレ専用の回収ボックスもあります。
ここから河原の坊駐車場まで舗装路歩きです。
長い下りで毎回足の裏が痛くなるので、舗装路でも下りはキツい。
小田越え登山口に駐車場はないはずだけど、何台も車がいました。
次に同じ周回をする時は、自転車を山荘脇に係留しといて
下まで一気に下りたい…。楽したい…。
地獄の舗装路を30分下るとようやく駐車場に到着。
立派な休憩所の中を少し覗いてみましたが、パンフレット的なものは見つからず残念。
トイレにチップ200円を払って駐車場を出ました。
細い山道なので、帰りは車両のすれ違いに注意。
側溝や崖が多いです。
北上市に帰るので、温泉は東和温泉へ。
入浴料は550円。
立派な温泉施設です。向かう途中、商店街通りの方でお祭りをやってたようです。
そして黒い煙が立ち上っていたのできっと火事も発生していたかも。
入浴後は、温泉から左折方向に出て、次の信号を左折してすぐの「産直あおぞら」にてごまソフト。
スジャータのごまソフト最高。
名物たこ焼きも売ってます。でも行列。
産直は支店で、花巻の銀河モールや近くの本店でも買えます。
帰宅したのは夕方の5時頃。
終日好天で、気持ちの良い充実した1日となりました。
さて、次は来年かー。
早池峰山は小田越えからの剣ヶ峰。
薬師岳。
岩手山の鬼ヶ城。
秋田駒ヶ岳の男岳と女岳、ムーミンリベンジ。
を目標に、体力つけとかないとなー。
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