桜川高峯〜雨巻山。絢爛山桜とカタクリの園


- GPS
- 06:38
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 990m
- 下り
- 987m
コースタイム
天候 | くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
ザック(Sa/G)
シューズ(low)
登山タイツ(黒
冬)
ハーフパンツ(黒)
長袖シャツ(U)
半袖Tシャツ
夏帽子(M)
手袋
フェイスマスク(夏)
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感想
山裾の駐車場に向かう車の中から見えた帯状の斜面は、あちらこちらで白やピンクに色づいているのがわかった。さてどれが高峯だろうか。というのも、桜はどうやらここかしこ、ぐるりと見えるどの山にも点在しているようだった。これならどこを登ってもいいのではなかろうか、いやどの尾根にも登り上げたいとそんな思いにかられる。
当初は七曲から高峯、雨巻山と進み、西側へ降りようと考えていたが、現地で山肌をじかに目にしてからは五大力堂経由で登り、南側に戻ってくるルートに変更した。それほどきれいだったかというと、そういうわけではなく色づいていた斜面がずっとそちらに伸びていたから。ここ桜川はそれほど遠くもないのですばらしかったらまた来ようという考えのもと。
歩き出しから高峯、雨巻の山頂まであまり鮮やかな彩りが感じられなかったのは曇り空だったからだろうか。それがカタクリの群生を見てから一気に変わった。春の妖精が風で一斉に揺れ、あるいは薄日を浴びて輝く姿はとても可憐ですばらしかった。こんなにも広範囲に咲くスプリング・エフェメラルに出会えるとは想像もしていなかったのできっと度肝を抜かれたのだろう。
また帰りの七曲、桃源郷ならぬ桜源郷で目にした山桜の光景も、その美景を諦めかけていた頃合いに突如現れたという感じが強く、見渡す風景にあっという間に驚かされてしまった。鮮やかな色彩と空気遠近がずば抜けてすばらしく、まさに春爛漫の風情だった。序盤は少々物足らなかったものの、どうやら終盤にこの山の魅力は温存されていたようで、苦労して登った甲斐はやはり付随していたようだ。
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