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Yamareco

記録ID: 5332277
全員に公開
アルパインクライミング
奥秩父

【マルチクラック】太刀岡山左岩稜

2023年03月28日(火) [日帰り]
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motch その他2人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
08:56
距離
1.9km
登り
374m
下り
386m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:11
休憩
7:45
合計
8:56
9:38
17:23
15
17:39
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道韮崎ICから14kmくらい
Google先生では小渕沢ICが出ることもあるようだが、韮崎ICからがよい。
https://goo.gl/maps/ezVPhgQAUm8GXPUr8
コース状況/
危険箇所等
[アプローチ]
駐車場から取付きまでは写真も参照。太刀岡山駐車場から道沿いを沢の上流へ。まもなく沢沿いにガードレールが切れているところがあるので、そこから沢に入る。簡単な木橋がかかっているので、対岸に渡って樹林帯へ。樹林帯を上がっていくと、大きな岩に突き当たる。そのすぐ右側に上がったところのクラックが取り付き。

[トポ]
全9ピッチ。
1P 20m/5.9:基部からテラスまでの僅かな距離の間が最大核心、その後はハンド&フィスト、フットジャムで登る。
2P 20m/5.7:コーナーのダブルクラック。みぎがフィンガー、ひだりがワイドクラックで、その中にガバあり。バック&フットなども使える。
3P 20m/5.8:ハンドクラックからのチムニー。もがいているうちに登れてしまった。チムニーは左から登れてしまうという。。。
4P 20m/5.5:途中に立ち木がある少ピナクルからリッジへ乗る。ムーブ自体はイージーだが、高度差がある。
5P 40m/5.9 or 5.8:ひだりのクラックから回り込んでリッジに乗るルートは5.9。みぎのスラブからは5.8。スラブから登ったが。これは好み。個人的にはスラブのほうが好き。
6P 30m/5.6:岩稜歩き。イージーだが高度感がある。
7P 40m/5.6:リッジラインの続き。高度感あり。
8P 20m/5.6:最後の頂上フェイスの下でビレイ。
9P 15m/5.8:フリークライミングの5.8と同じようなスラブ。プロテクションはハンガーボルト。リングボルトもあるが、危ういので使わない。3〜4手目あたりが核心。
道具の準備。リーダーの使い込んだ道具たち。ナッツキーはカムを外すのに役立つと教えてもらった。
道具の準備。リーダーの使い込んだ道具たち。ナッツキーはカムを外すのに役立つと教えてもらった。
駐車場を沢の上流へ。
駐車場を沢の上流へ。
ガードレールが切れているところで沢床へ。
ガードレールが切れているところで沢床へ。
橋を渡る。
廃別荘を左手に見ながら上がっていく。
廃別荘を左手に見ながら上がっていく。
この岩に付き合ったたらみぎ手に行くのが正しいが。。。
この岩に付き合ったたらみぎ手に行くのが正しいが。。。
間違えてひだりへ。
間違えてひだりへ。
踏み跡があったのでいってみたけれど。。。
踏み跡があったのでいってみたけれど。。。
これはたぶんアリ地獄エリア。
これはたぶんアリ地獄エリア。
戻ってきて反対方向へ。
戻ってきて反対方向へ。
すぐのところが基部。
すぐのところが基部。
リーダー1Pスタート。
リーダー1Pスタート。
第一声「うわぁ!ヌルヌル!」
第一声「うわぁ!ヌルヌル!」
このテラスに上がるまでがまず核心
1
このテラスに上がるまでがまず核心
ここでかなり消耗した様子。
ここでかなり消耗した様子。
テラスの上もクラックにねじ込み。
テラスの上もクラックにねじ込み。
ここも手がヌルヌルで悪く、ついにテンション。
ここも手がヌルヌルで悪く、ついにテンション。
セカンド、T氏。
大苦戦。
赤い人。テラスに上がるまででヘロヘロ、登れなかったら湯川でクラックの練習しよう、などと上から声がかかったので、なんとか気力でクリア。
赤い人。テラスに上がるまででヘロヘロ、登れなかったら湯川でクラックの練習しよう、などと上から声がかかったので、なんとか気力でクリア。
2P。コーナークラック。
2P。コーナークラック。
さすがの登り。
3P下部。
3Pの上部。
3P下部、T氏。バック&フットではなくキョンでクリア。
3P下部、T氏。バック&フットではなくキョンでクリア。
3P下部、T氏。
4Pリーダー。
ピナクルからリッジに這い上がる。
ピナクルからリッジに這い上がる。
この上に立つと「こういうところは嫌だ〜」を連発するリーダー。
この上に立つと「こういうところは嫌だ〜」を連発するリーダー。
4P、T氏。
やはり「うわ〜」と叫んでいるT氏。
2
やはり「うわ〜」と叫んでいるT氏。
4Pの上から。ここからリッジゾーン。嫌いな人は嫌いかな。
1
4Pの上から。ここからリッジゾーン。嫌いな人は嫌いかな。
高度感。
赤い人。リッジは結構好き。
赤い人。リッジは結構好き。
序盤のヘロヘロからだいぶ落ち着いてきた。
2
序盤のヘロヘロからだいぶ落ち着いてきた。
5P、T氏。
5P、赤い人。
5Pの支点、たぶん本来より少し先。
5Pの支点、たぶん本来より少し先。
6P、リーダー。
6P、T氏。
上から。
赤い人。
鋏岩っぽい。
駐車場が見える。
駐車場が見える。
7P。リーダー。
7P。リーダー。余裕の表情だが、腹減った、を連発。やはり消耗しているのだろう。
7P。リーダー。余裕の表情だが、腹減った、を連発。やはり消耗しているのだろう。
7P、T氏。
高度差。このルートを調べるとよくでてくる場所。
高度差。このルートを調べるとよくでてくる場所。
緩んだハンガーボルト。
緩んだハンガーボルト。
リッジ好きな赤い人。
1
リッジ好きな赤い人。
足場は安定している。
足場は安定している。
それにしても赤いな。
1
それにしても赤いな。
よくこんなところ歩いたなあ。
1
よくこんなところ歩いたなあ。
8P。一番イージーピッチかな。
8P。一番イージーピッチかな。
テラス上でビレイ。
テラス上でビレイ。
赤い人の向こうの雲行きが怪しい。
赤い人の向こうの雲行きが怪しい。
テラスでビレイ。
テラスでビレイ。
9Pの基部でルートの検討。
9Pの基部でルートの検討。
準備。どっちかがリードやるか、なんて話になったけれど。。。
準備。どっちかがリードやるか、なんて話になったけれど。。。
結局リーダーがリード。すみません。。。
結局リーダーがリード。すみません。。。
華麗なムーヴでクリア。
華麗なムーヴでクリア。
赤い人、寒くなったので青いウィンドブレーカーを装着。リーダーとは少し違うムーブでクリア。
赤い人、寒くなったので青いウィンドブレーカーを装着。リーダーとは少し違うムーブでクリア。
終了点から20m懸垂。
終了点から20m懸垂。
終了点のハンガーボルト2つ。
終了点のハンガーボルト2つ。
45°弱の斜面を懸垂。すると一般登山道に合流。そのまま下山。
45°弱の斜面を懸垂。すると一般登山道に合流。そのまま下山。
小川ロックビューフェイスを通る。
小川ロックビューフェイスを通る。
熊は出ませんでしたが、猪は出ました。
熊は出ませんでしたが、猪は出ました。
30分足らずで下山。
30分足らずで下山。
登山口から5-6分で帰着。
登山口から5-6分で帰着。
道路から左稜線が見えます。
道路から左稜線が見えます。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 ライター トポ コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト ナイフ カメラ クライミングシューズ ハーネス ヘルメット チョーク 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング セルフビレイランヤード カム ナッツキー

感想

今回の修行は、T氏に加えて表妙義の筆頭岩以来の超強力なリーダーと一緒だったので、身の丈に合わないマルチクラックへ。しかし、前々日までの雨の影響が残っていたのか、朝で陽が当たらなかったからか、1-3Pまでの樹林帯&クラックルートは濡れてヌルヌルの極悪条件で、あれをリードで登ったリーダーの実力にただひたすら感服。
私はというと、1Pはヘロヘロフラフラテンテンでやっとこトップアウト。。。2P目はザックが邪魔でキツキツ、3P目が一番マシだったが、本チャン初クラックだったこともあり、ほうぼうの体でとてもリードをする気力はなく、全Pリーダーにリードをさせてしまった。登ることに精一杯で夢中になりすぎて、3P目までは記憶おぼろげ。
4Pより先なら、リードはできたかなという印象だけれど、結局3Pまでで消耗してしまった。修行が足らぬ。

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