暁晴山〜砥峰高原
- GPS
- 06:40
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 612m
- 下り
- 603m
コースタイム
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 6:38
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されたハイキング道で、特に危険個所はない。ところどことアスファルト林道を歩く。 |
その他周辺情報 | ・峰山高原に「ホテル リラクシア」 ・砥峰高原に「とのみね自然交流館」「平家そば処 交流庵」 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
携帯
時計
カメラ
双眼鏡
|
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感想
県内の山もそろそろ紅葉シーズン。紅葉も見たいのだけれど、久しぶりに砥峰高原のススキを見たくなった。しかし、砥峰高原だけでは物足りないので、暁晴山と合わせて歩くことにした。
暁晴山は宍粟50名山にも選ばれているが、いまだ登ったことがない。学生の頃、一度登りかけたことがある。まだ1回だったころ、先輩からこの地域の山行に誘われ、行くことになった。雪彦山からどこまでだったかはっきり覚えていないが、暁晴山かさらに砥峰高原までだったか、そこまでの縦走の計画での山行だった。雪彦山を登った先でテントを張った。2日目、峰山高原に向けて縦走していた。すると、突然、眼前に現れたのはアスファルト車道だった。目の前を神姫バスが走った。当時の私たち、というよりも先輩たちのなかに、「開発された山には登らない」といった考えのようなものがあり、結局峰山高原までアスファルト道を歩き、まだ午前中だったと思うが、神姫バスに乗って寺前駅へ、そしてJR(当時はまだ国鉄)に乗って帰ったことを思い出す。
最近になり、宍粟の山によく登るようになった。しかし、暁晴山に登る機会はなかった。あまりにも安易なアプローチ、そして山頂に乱立するアンテナ群。もしかしたら、学生時代の経験があるのかもしれない。しかし、電波塔は当然だが周囲の山からよく目立つ。ということは、そこからの展望は周囲の山を見渡せるに違いない。いつか登ろうと思っていたいつかが、今日になった。
峰山高原駐車場からアスファルト道を歩き、標識に従って暁晴山山頂に着く。山頂付近はススキがきれいだ。今日は天気も最高に良く、展望もすばらしい。千ヶ峰、笠形山、そして氷ノ山や宍粟の山々もよく見える。淡路島や瀬戸内の島までも見える。ただ残念なのは巨大なアンテナが展望を邪魔すること。私たちの文明には必要なのかもしれないが、もし開発されていなければもっとすばらしい展望を楽しめたのにと思ってしまう。
暁晴山を後にし、「山笑う登山口」の標識に従う。一度林道に出合い、その後道らしいところを歩く。そのうち、砥峰高原への標識があると思って歩いていくが、また林道に出てしまう。林道も砥峰高原に続いているはずなので、方向だけ間違わないようにして林道を歩く。「山笑」の碑駅に出合う。「山笑う」ってこの碑のことなのか?山笑うってどういう意味?などと考えながら歩く。林道の案内図で砥峰高原への道を確認して歩いていると、北方に氷ノ山がどんと見えるところに出る。手前には藤無山や三久安山の稜線も見えてなかなかいい。その先には「氷ノ山眺望駅」があるのだけれど、そこよりもここの方が展望が良い。「峰山大スギ駅」あたりから砥峰高原ハイキング道に合流できそうなところがあり、ハイキング道を歩く。峰山高原駅でまた林道に出合うが、山道を選んで歩く。しかし、道がなくなり、結局林道を歩く。砥峰高原への標識が現れ、少し山道を歩いていくと林を抜けたところに砥峰高原が現れた。
砥峰高原は今ススキの穂が開き、最高の季節を迎えている。大勢の観光客やハイカーでにぎわっている。足元にはリンドウ、ウメバチソウが咲いていて、見つけては写真に撮る。遊歩道を下りながら、とのみね自然交流館に着く。「平家そば処交流庵」のそばを昼食で食べる。
休憩の後、砥峰高原を登り返し、峰山高原に向かう。標識を追いながらハイキングコースを辿る。高低差はなく、比較的楽なコースだが距離はそこそこあるので、峰山高原に戻った時は足も疲れていた。
峰山高原、砥峰高原は開発で施設や林道が整備され、手軽に楽しめる半面、興ざめのところがあるのが残念だ。しかし、雰囲気のいい林の中の散策はけっこう楽しいものだ。暁晴山の山頂にも立て、天候にうも恵まれ、いい一日になった。
コメント
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hojinさん、おはようございます〜
砥峰高原は訪れたことがないのですが、以前一緒にスノーシューハイクをした峰山高原の近くですね?
高原の風景、癒されますね〜
ウメバチソウやリンドウって身近な山にも咲いてるんですね
高山植物って、ついつい高い山に登らないと見れないような錯覚に陥りますね
遠出はまた来年ですか〜?
FRESさん、こんばんは。久しぶりのコメントありがとうございます。
そうです、峰山高原から6kmくらい東ですね。今回、この辺をスノーシューで歩いたな、、なんて思いながら歩いていました
ウメバチソウ、リンドウ、低山にも咲くみたいですね。むしろ、3000m級の山には少ないんじゃないですか?
ここ、できれば冬にも行ってみたいと、今回はその下見の意味もあります。
次の週末、sasayuri41さんと福井の八ヶ峰、百里ヶ岳に行く予定です。
もっと遠くは、いつかなあ
まあ、そのうち、です。
では、また
おはようございます
砥峰高原雰囲気良さそうですね。
謎の山笑は悩まされそうですね。
ウメバチソウは、フレさんと同じで、兵庫の山でも見られるのは驚きです。
行ったのは昨日の日曜日ですよね。
昨日は、甲斐の国にいましたが、こちらもいい天気でした。
晴天の散策お疲れ様。
tanosikuさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
砥峰高原は何度となく行っていますが、いいところです
最近、映画、ドラマのロケ地になった影響か、人出が多いです。
しずかな高原なら、言うことなしですが
「山笑」を調べると、大体次のようなことのようです(推測)。
まず、「山笑う」というのは、俳句の季語です。春の季語です。
(自称ポエマーの方には常識かと思われますが)
ちなみに、秋は「山装う」「山飾る」
夏は、「山滴る(したたる)」「山茂る」
冬は、「山眠る」
ということです。
峰山林道には、「山笑の碑」があります。
(なぜ、ここに「山笑」の碑がつくられたのかはさらに謎ですが。)
ここからの暁晴山登山口が「山笑う登山口」ということのようです。
tanosikuさん、お近くですからまたいらしてください。
それでは、関東の山も堪能されますように。
晴天下の安全登山を祈念します
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