「試練と憧れ」蝶ヶ岳【タイトルちょっとパクリ<(_ _)>】

2014年10月19日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,437m
• 下り: 1,436m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:47
• 休憩: 2:56
• 合計: 9:43

6:10 三股・烏川林道ゲート
6:20 6:20 三股登山口
6:39 6:42 力水
6:52 6:56 ゴジラの木
7:23 7:32 第一休憩ポイント
7:55 8:05 まめうち平
9:15 9:25 2200ｍ付近
10:48 12:48 蝶ヶ岳
14:18 14:25 2000ｍ付近
14:38 14:48 まめうち平
15:22 15:25 力水
15:42 15:42 三股登山口
15:53 三股・烏川林道ゲート

天候

ど快晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

近畿自動車道　八尾IC
　　　　↓↑　　　　　　（京滋バイパス・名神・東名経由）
　中央道　安曇野IC
　　　　↓↑
三股・烏川林道ゲート

片道　410km　　往路　6時間30分（休憩　約70分含）

　　　　　　　 　復路　7時間（休憩　約100分含）

コース状況／危険箇所等

特に危険な箇所はありませんが、下りで足元を取られることがあるので気を付けましょう。

その他周辺情報

【温泉】
　近くに「ほりでー湯」あり。めっちゃきれいです。570円やったかな。

写真

10/19 6:07

夕べ9時前に三股の駐車場に着いた。いちばん奥のゲート前が空いていた。ハムさんは車で、私はテントを張って寝たが一睡もできず(T_T)

10/19 6:11

6時10分に出発。これから登る蝶ヶ岳が綺麗に見える。「よ〜し、登るぞ〜！」

10/19 6:20

およそ10分で三股登山口に到着。登山届を書いて出すつもりが用紙が無くて仕方なく出さずに行く。メジャーなルートでもこんなことがあるんですね。

10/19 6:22

沢に掛かる橋を渡って・・・。

10/19 6:22

すぐに常念岳と蝶ヶ岳への分岐に。昨年はここから常念岳に登った。私にはきつすぎて二度と登りたくないルートです(-_-;)

10/19 6:27

スロースターター？のハムさんを尻目に登っていきます。

10/19 6:27

早朝登山は清々しくて気持ちがいい。

10/19 6:31

吊り橋が見えました。

10/19 6:31

けっこうポヨンポヨンします。おもしろい。

10/19 6:39

力水に到着、ハムさんがペットボトルに水を補給。

10/19 6:52

駐車場から40分ほどでゴジラみたいな木に着きました。「あれ、目が無くなってませんか？」こんなんでした？写真でしかしらんけど・・・。

10/19 6:52

ゴジラみたいな木のとこで少し休憩。「ハムさん、知らん間に撮らんといて~や、アホにみえるやん！」

10/19 6:56

さあ、行こか〜。

10/19 7:17

前常念と常念岳が見えてきました。昨年を思い出します。

10/19 7:25

ちょっと休憩。アンパンでエネルギー補給。

10/19 7:32

樹林帯の登りは好きなんですが・・・。

10/19 7:45

出た、階段！腿が上がらない(^_^;)

10/19 7:55

スタートから1時間45分、まめうち平に着きました。皆さん休憩してらっしゃいます。

10/19 8:03

コースタイムをチェック。早いやん！

10/19 8:47

常念岳が綺麗に見えてます。前常念の岩稜帯の急登はきつかったな〜、しみじみ。

10/19 8:58

木の梯子もあります。つるんと滑らないようにね。

10/19 9:41

このあたりから頂上までのラスト1時間がきつかった・・・。

10/19 10:32

この山ガールさんと前を歩くのを牽制しあいます。私「先いって〜」山ガ「いえいえそちらが先に行ってください」私「後ろ付かれたらプレッシャーかかんねや！」山ガ「私も一緒ですよ〜」私「めっちゃ、ゆっくりやぞ！」山ガ「ついていきます！」しぶしぶ前を歩く。

10/19 10:36

大滝山の分岐まで来ました。蝶ヶ岳はもうすぐそこ「ひぃぃぃ〜〜、しんど！」

10/19 10:42

「試練」が終わりに近づきもうすぐ「憧れが・・・」

10/19 10:42

常念岳と目線がおうてきた。

10/19 10:44

「おおおおお〜〜〜っ！槍の穂先がっ！　山ガールさん槍が見えたで！」「きゃ〜〜〜っ、槍が見えてる！」

10/19 10:44

この苦痛にゆがんだ顔が「試練」を物語っているのである・・・。（決して喜んでませんよ〜、ちがいますからね~！）

10/19 10:44

もうすぐ「憧れに」逢えるのだ・・・。（この表情、よろこんでませんよ〜）

10/19 10:45

ハムさんが待ち構えてる。その後ろには「憧れが・・・」健闘を称えあってハムさんとハイタッチ、続いて山ガールさんともハイタッチ。頑張った〜！

10/19 11:09

おおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜っ！！！！なんという絶景！

10/19 11:02

蝶ヶ岳ヒュッテと常念岳、その左に大天井岳。

10/19 11:02

槍ヶ岳を中心に左に大キレット、右に東鎌尾根を従えている。

10/19 11:02

大キレットから北穂、涸沢岳、奥穂、前穂へと続く。

10/19 11:04

槍をズーム。

10/19 11:04

大キレットをズーム。

10/19 11:07

前穂から焼岳。

10/19 11:05

浅間山。

10/19 11:05

大滝山越しに蓼科山から八ヶ岳。

10/19 11:06

戸隠から妙高山方面。

10/19 11:06

甲斐駒、北岳、南アルプス連山。

10/19 11:06

中央アルプス。

10/19 11:07

左、御嶽山。右、乗鞍岳。

10/19 11:07

手前、霞沢岳。

10/19 11:11

ハムさん、うれしさを噛み殺しています！

10/19 11:11

腕の影がまるで泥棒ひげのように・・・ちゃんと言ってよ〜！最高のロケーションやのに〜(~_~;)

10/19 11:52

先程の山ガールさん。テントを張り終わってうろついているところをおいで、おいでした。私が食べようとしていたラーメンを「スープが飲みたい！」と言ってぶんどられた。「こらっ、おまえ麺も食っとるやんけ！」おもろい山ガールさんでした。

10/19 12:30

御飯が終わって瞑想の丘へ移動。

10/19 12:30

31年ぶりの蝶ヶ岳です。季節も同じ秋でした。
「瞑想の丘で感慨深げになに想う、我・・・。」

10/19 12:30

・・・・・・な〜んもおぼえとらん！

10/19 12:31

31年前、中房温泉から燕岳に登って燕山荘に泊まり、可愛い単独女子とお酒を呑んだ・・・（これはおぼえてる・・・）

10/19 12:32

朝、「気をつけて〜」と別れて、常念小屋に向かった。が、記憶はほとんどない。

10/19 12:32

雨と高山病でしんどかったのはおぼえてる。常念小屋からご来光を見に常念岳に登ったが、蝶ヶ岳の道のりはまったく記憶に残ってない。

10/19 12:33

そんなことより、今日のこの景色ですよ。棺桶に入るまでは覚えていられるはず・・・たぶん。

10/19 12:34

あれに登りた〜い！

10/19 12:34

も〜〜、ちゃんと手の平にのっけるよう撮ってよ！しかたがないので「こちらに見えますのは槍ヶ岳でございまぁ〜す」ちっ、おもろないやんけ！

10/19 12:35

もっと景色を堪能したいけど、そろそろ時間が・・・。

10/19 12:43

ここに泊まってモルゲンロートを見たいな〜。すごいやろな〜。

10/19 12:45

来年はおまえや、待っとれよ〜！

10/19 12:48

もう来ることはないかな・・・。12時48分、下山開始。

10/19 12:53

さあ、下ろか・・・。

10/19 12:53

常念岳もバイバイ。

10/19 13:02

おじさんになると下るのもつらいのよね〜。

10/19 14:22

まめうち平の手前でたまらず休憩。

10/19 14:38

まめうち平でも休憩。

10/19 14:38

泥濘に足を突っ込み水をかけて泥を落とすハムさん。

10/19 14:51

登りでは嫌な階段も下りは楽でした。

10/19 14:59

どうやら脱いだ忘れもんらしい・・・(-_-;)

10/19 15:04

麓は紅葉真っ盛り。

10/19 15:17

15時17分、ゴジラみたいな木を通過。

10/19 15:23

ハムさん、力水で顔をジャブ、ジャブ。

10/19 15:32

ポヨン、ポヨン吊り橋まで戻ってきました。

10/19 15:40

ハムさんがしゃがんで沢の写真を撮ってます。

10/19 15:41

烏川渓谷、ヤマメか岩魚が釣れそうやな〜。竿出してもおもしろいかも。今は禁漁期ですけど。

10/19 15:42

三股登山口を通り過ぎ・・・。

10/19 15:53

帰ってきました。テントパクられてなくて良かった。
頂上から3時間5分、下りはほぼコースタイム。膝がね〜(^_^;)

撮影機器：

COOLPIX S3600 ニコン

HIGH SPEED EXILIM EX-FC100 カシオ

D5200 ニコン

装備

個人装備

Tシャツ グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） ヘッドランプ ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ

感想

ゲスト

　10月18日土曜日14時20分、大阪府八尾市を出発。名神高速・中央道を乗り継ぎ三股・烏川林道ゲートに着いたのが21時前。駐車場はそこそこ空いていた。早速テントを設営して21時30分には就寝。

　10月19日日曜日AM5時起床。ていうか、まったく寝付けなかった。テントをそのままにして6時10分に出発。まあまあのペースで歩く。ゴジラの木までは緩い登りで、そこからまめうち平へは階段まじりの急登。

　まめうち平を過ぎるとしばらく泥濘地帯が続く。泥濘地帯を抜けると激登りの様相となり、あとラスト1時間の登りがきびしい。そのラスト1時間の登りで山ガールさんと抜きつ抜かれつとなる。（別に競争してるわけではないんですけど）うしろに付かれるのが嫌で山ガールさんに先に行ってもらおうと立ち止まる。すると山ガールさんも立ち止まる。牽制しあいながら二人で頂上へ向かう。しかし、こんなにきついとは思わなかった。歩きながら考える。この蝶ヶ岳の山レコタイトルは「試練と憧れ」やな。このきびしい登り「試練」を超えると槍・穂「憧れ」に逢える。まさに「試練と憧れ」や。どこぞの国のパクリみたいかな〜。早月尾根で剣岳登った人、ゆるしてね<(_ _)>

　頂上からはまさしく息をのむような大絶景でした！31年前に来たときも曇り空ではあったけど、山はバッチリ見れました。しかしこんな天気のいい日に出会えるとは・・・来てよかった〜。

　景色を堪能した後、ヒュッテの傍のベンチでお昼の準備。しかし、お腹が空かない。そこにさっきの山ガールさんが通りかかる。手招きしてこっちに呼ぶ。

私「お昼は食べたん？」
山ガ「まだです〜」
私「おう、ほんならこのおにぎり2個やるわ。食べ」
山ガ「え〜〜、いいんですか〜、うれしい〜！」
　　「えっ、で、これからラーメン食べるんですか〜？あっ、私ラーメンのスープ飲みたい〜、飲まして〜」
私「ああ〜〜、ラーメンのスープ？！う、おお、いいよ、飲めや〜」

おにぎりを頬張ったあとラーメンが出来るのをじっと待つ山ガール。いろいろ話をする。

私「おまえどっからきたんや？」
山ガ「私、新潟です！」「ほとんど毎週このへん登ってます！」
私「ほぉ〜、うらやましいやっちゃな」

そのうちラーメンが出来てきた。

山ガ「あっ、私そのフォーク下さい。フォークで食べる」
私「食べるって・・・おまえスープ飲みたいって言うてたやんけ。ラーメンも食べるんか！」
　「まあええわ。好きなだけ食えや」(^_^;)

　私にもラーメンがありつけたのでちょっと安心した。このあとコーヒーを入れてすこしまったりとした時を過ごし、このおもろい山ガールとお別れした。気持ちのいいくらい遠慮を知らない山ガールさんでした。冬山はやらないと言ってたけど「気をつけて登りや〜！」
　　
　さあ、おじさんたちは膝が悪くて下山に時間がかかるのでそろそろ行きましょうか？！12時48分、もっと居たい気持ちを振り切って下山開始。ゾンビのようなぎこちない動きでちんたらちんたら下りていきます。降ろして2回目のガルモント ドラゴンテイル　MNT　GTX、やっぱり今回も足の裏が痛くなった。中敷きを替えたのだがだめだった。

　15時53分、いつも通りヘロヘロで無事下山。テントの回収もそこそこに近くの「ほりで〜湯」に浸かり、安曇野IC手前で夕食。眠気にも負けず23時に大阪へ帰り着く。

　これで今年最後のアルプス遠征が終わった。また来年、今度は槍を目標に近場の山も楽しみながらまた行ける季節を待つとしよう。

　

コメント

nyama

ごちそうさまでした。
湿気ったクッキーも最高でしたー！

ゲスト

Re: ごちそうさまでした。
おまえ、そこじゃないやろ！

nyama

今朝
ボロボロの袋に入ったスープも美味しくいただきました。
テントの中で叫びました。
ネギトロおにぎりパサパサ〜

あれもこれも本当ごちそうさまでした。

ゲスト

嫌味なやっちゃな・・・
おにぎりパサパサは冷えたテントの中で朝まで置いとくからや。
おっちゃんのせいやないで！
それとソーセージ2本のお礼忘れてるやないか。

まあ、気をつけてがんばりや〜。
こんど会うたらもっとええもんやるわ。

touryou

関西人って(^_^;)
takusanさん　こんばんは！
いまごろコメ入れるんかい 　ってゆわんといて下さいね(^_^;)
　
しっかし・・・関西の方は山のテッペンでもノリツッコミしな
おられんのですね〜
山ガさんがラーメン食ってる写真のコメ！　最高です！！！(^o^)／
こんなレコ北陸人には書けませんわ

ここには極力来ないようにしようと思ってたんですが
我慢出来ずに書き込んじゃいました

先週の自分の蝶ヶ岳山行も、これ見て行ってたら
違った楽しみ方もあったでしょうに・・・今頃気付いて残念です

これからも関西人ならではのレコ！めちゃめちゃ楽しみです

ゲスト

Re: 関西人って(^_^;)
俺のことを関西人て言うな〜！

河内のおっさんと言え！

私のレコは間違いはあるかもしれませんが嘘は書いてません！

北陸も関西電力に頼ってるから立派な関西人やで！