奥山谷~明神平~桧塚奥峰~マナコ谷
- GPS
- 10:27
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,414m
- 下り
- 1,417m
コースタイム
天候 | 晴れ昼から曇りpm3:00ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
万歳橋から奥山谷・明神平間危険個所、道迷い個所、多い。 マナコ谷は枝道が多いので登山道のテープ注視。 |
写真
感想
千秋林道から木梶山への山行を林道崩壊現場を見た直後、急遽奥山谷から明神・桧塚奥峰に変更した。
以前から万歳橋明神平ルートは気になっていたが、何を魔が差したのか自分でも不思議な位、その時はそんな思いになった。
GPSとエアリアマップ・コンパスはあるが、地形図は木梶山ルートしか持ってこなかったので無し。
予備知識も殆どない状態で出発した。
知らぬが仏、知っていれば絶対行わなかった山行を後で知る羽目になった。
万歳橋の登山口からワサビ谷までテープを頼りに花写真を撮る余裕もある山行でした。
がワサビ谷で一転、テープ等の目印がない。
エアリアマップでは谷の上流に破線道が載っている。
でもその指示のテープ・ペンキ等が見つけられない。
予備知識の無さがこの時出て来た。
ここで引き返すのもしゃくだったので、相方共合意の元左岸の急斜面をよじ登ってテープのある本ルートに合流した。
そこから奥山谷出合まで踏み跡も薄れ気味、分岐が来れば両方にテープがありどちらを選ぶかはあなた任せ状態。
何とか切り抜け10:20奥山谷出合に着けば、水量の多い沢の渡渉を考えて呆然となる。
右側にロープがありそれを利用すれば6〜7個の大石を伝って対岸に行けそうだが相方は自信が無いと言う。
左側を何とか探してくれと言う相方の強い要望を受け、降りられそうもない所を試しに木の根を伝って覗いてみると'な何と'行けそうだ。
渡渉も1回飛べば何とかなる。
無事に奥山谷出合も回避し次なる危険トラップへと向かった。
奥山谷は危険個所が次から次へと波状攻撃をかけて来る。
テープも何故か危険個所になると途切れ気味。
GPSを繰り返し見ながら現在位置と明神平を確認し高度を上げる。
以前持っていたGpsmap60csは谷に入るとロストしていたが、今持っているetrex30もoregon300もロストはあまりしない優秀な相棒ですが、たまに軌跡が暴れだす事もあります。
操作性はoregon300ですが、etrex30の方が軌跡は正確ですね。
気が休まる事が無く登って行くとGPSの水線が終わり、場面は谷筋から左岸の斜面へと変わっていく。
やや急斜面だがトラップから逃れられられた気持ちが先に立ち、歩は進みますが相方が心配です。
明神平ではないが、平地に登り終え相方を待って遅い昼食にする。
私達亀足夫婦にとって薄暗くなったマナコ谷は命取りです。
マナコ谷は過去3回経験しているが、侮ってはいけない事も知っている。
枝道も多く登山道をきっちり辿って行かねばとんでもない事が起こる。
先の事を考えると食事も喉を通り難い。
13:30そこを出発、明神平へ明神岳はトラバースして判官平へ、p1394もトラバース14:45桧塚奥峰に到着。
どうしても17:00までにマナコ谷の登山口に着かねばと、シロヤシオの紅葉も感激は薄い。
桧塚奥峰もそこそこにマナコ谷に下山開始。
軌跡を見てもらえれば解るが、植林帯境界線から直ぐに登山道から外れたが難なく回避、順調に高度を下げる。
一部踏み跡程度の所も出て来るが、テープは要所要所にあるので心配ご無用。
登山口に近づくと小規模の崩落が登山道を塞いでいたが、ちゃんと別の道筋が出来ていた。
16:30千秋林道のマナコ谷登山口に下山できた。
思わず手を挙げて万歳三唱を唱えた。
昼食の残りを美味しく頂き駐車地へ。
帰りの車中で山行後は爆睡するはずの相方が、今日は起きている。
山行話に花が咲く中で一言「あと数か月で年金満額受け取りの筈がだめになる」と脳裏に浮かんだらしい。
今日は無茶させてすまん。
でももう1回行ってみたい。
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