三毳山（みかもやま）カタクリの大群生に会いたくて

2023年04月01日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.2km
• 登り: 520m
• 下り: 521m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:40
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:40

8:00 スタート地点
9:20 9:20 三毳神社
9:40 9:40 中岳
10:50 10:50 東駐車場
11:10 11:10 みかも山公園西口分岐
12:00 12:00 三毳山
13:40 岩舟駅

とにかく春爛漫の一日だったがカタクリの大群生に会えなかったのは残念至極。

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車

佐野市のホテルよりスタート。バスは無く約3．5キロを「道の駅みかも」まで40分で歩く。

コース状況／危険箇所等

危険な個所は無し。

その他周辺情報

道の駅の他にはイオンモール佐野新都市、佐野プレミアムアウトレット、佐野藤岡ＩＣ、佐野ＳＡスマートＩＣなど

写真

ホテルを7：30出発。
途中三毳山全景を撮る。

道の駅みかも
8：10頃、早くも駐車場は混んでいる。
道の駅の野菜やイチゴを目当てに来ているようだ。

みかも山公園南口。登山口でもある。

入口を入ると見事な枝垂桜が満開。

三毳庭園。
池、桜、三毳山が絶景。

カタクリはどうかな？
下山してきた人に聞くと「90％枯れてますよ」と。
ガックリ肩を落とす。気分を入れ直し、他の花の情報を
聞こう。

公園を走る「フラワートレイン」が近づいてきた。
子供がたくさん乗っている。今日は土曜日だったと思い出す。

子の登山道は別名「健康づくりロード」らしい。

三毳神社まで直登らしい。石段の途中に岩場の自然道も少しある。

まだまだこれから。

やっと鳥居。あと少しのようだ。

以外に小さい社だ。

誰も飛んでいなかったが、良い天気で風も有り絶好の条件でした。

やっと目に留まった花がヤマツツジだった。

タイミングがばっちりの満開。

はるか遠くに見える川は渡良瀬川かな？

中岳頂上を過ぎるとカタクリの里に向かう下りとなる。

何気なくこちらを見ているシュンランに目が合った。
背が高いのに加え斜面だったのでしっかりとお顔を拝見できた。見事な「ジジババ」だ。

やっとカタクリの園についたが聞いた通りの完全敗北だった。

一輪も咲いていない。

タチツボスミレ
大好きな日向ぼっこをしている。

こっちの姉妹も美人だ。

キジムシロ？

イチリンソウ
大田和群生地に向かうと咲き出したばかりのイチリンソウ。

一番奥の花びらは7枚ある。4枚から7枚まで見つける。

これは盗掘跡。

手前にカタクリが残っているのできっとカタクリを盗掘したようだ。

片側を中心に10数か所穴を確認した。
許せない行為だ！

中央に一輪だけ見えるがすでに枯れている。

ニリンソウ

代わりにニリンソウが咲き出している。

このニリンソウの花びらは7枚。

ウラシマソウ
道路沿いに咲いているが誰も気が付いてくれないと訴えている。

東口駐車場近くまで来た。

これから青竜ヶ岳へ。

ジュウニヒトエ

10株ほどが寄り添って咲いていた。

ヤマブキ
満開だった。

ツボスミレ（別名ニョイスミレ）
小さい花なのでわかり易い。

青竜ヶ岳を下りてきたら木の傍でじっと見つめる女性。何をしているのかなと思い、見つめる方を見ると大きな株の立派なシュンラン。
ちょうど大きな木の陰になっているので見つける人は少ないらしい。
聞いてみると毎年小山市から見に来るとのこと。
好きな彼氏に毎年会いに来るとはロマンチックだな！

ネコノメソウ
岩舟駅に向かう途中の畔にギッシリと。

岩舟山の全景。
岩むき出しで舟に似ているから付けられた名前かな？

感想

トマトランルイ

三毳山は万葉の時代から風光明媚であり、詠まれた歌も多いと聞く。
代表的な歌「下毛野　みかもの山の　小楢のす　まぐはし児ろは　誰が笥か持たむ」訳すと「下野の三毳山に生えてる小楢の木のように　かわいい娘はいったい　誰の妻になるのだろう」
一年を通じていろんな花が咲く素晴らしい三毳山。