佐武流山《日本の秘境・秋山郷》



- GPS
- 12:29
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 2,015m
- 下り
- 2,032m
コースタイム
- 山行
- 11:40
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 12:25
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・登山口近くに駐車場、登山ポストあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・特に危険個所はありませんが、長い距離、時間もかかります。 ・檜俣川の渡渉、増水時は要注意。 |
その他周辺情報 | ・秋山郷/切明温泉、食事、宿泊 |
写真
感想
昨日は厳しい鳥甲山。今日は長い行程の佐武流山。
紅葉の秋山郷2日目である。
昨日の疲れを引き継ぎながら、今日の長い道のりの佐武流山に挑む。
挑むというより、共生の気持ちでゆっくり楽しみたい。
早朝、切明温泉から林道を経て登山口に向かう。登山口から檜俣川林道を進み檜俣川林道分岐を右折する。更に進み檜俣川渡渉点分岐から檜俣川に下降、渡渉する。
悪沢との中間の尾根を登って往復するのが一般的である。
渡渉地点から約1時間、樹林の急坂を上ると物思平に到着する。ここから約30分でワルサ峰に着く。峰からは北側に広い山頂の苗場山が、西側遠方には妙高山、戸隠山、冠雪の後立山連峰が見える。西赤沢源頭から坊主平を過ぎると山頂は近い。
途中、林道分岐で道を間違え30分ほどロスをしたが、なんと山頂まで7時間を費やした。
山頂は狭く、樹林でなにも見えません。南の白砂山から北の苗場山に抜ける縦走路が山頂を通っているが、とくに白砂山への道は藪道で経験者向きのルートとなっている。
長野県下水内郡栄村と新潟県南魚沼郡湯沢町との境にある標高は2,191.5mのこの山が、なぜ日本二百名山に選定されているのか疑問が残る。
苗場山と白砂山を結ぶ稜線上にあり、そのどちらよりも高い。志賀高原の岩菅山と尾瀬の至仏山との間にある山としては最も高い山であるからなのか。
しかし、奥まった場所にあること、緩やかな頂稜をもつ目立たない山容の山であることから知名度は低く、登山者は比較的少ない。
それでも日曜日の晴天の今日は、全国から10名ほどの登山者が来られている。それも健脚の方が多いようだ。
山頂では、昨日の鳥甲山山頂でお会いした宇都宮の方と食事をしながら話をする。ゆったりとした時間が流れる。それでも長い帰り道、林道には明るいうちに着きたいと思う。
14時30分に檜俣川渡渉地点を通過、明るい時間に林道に出ることができた。
夕日に染まる紅葉はまばゆい光に包まれ、どこまでも美しく、人間の心まで染め上げていくようだ。
つるべ落としの秋、一瞬にして林道は深い闇に覆われて自然に歩測が速まる。
長い一日も無事終えホッとする。感謝の気持ちで一杯です。
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