丹沢山(塩水橋ピストン):091221
- GPS
- 05:40
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,186m
- 下り
- 1,165m
コースタイム
15:15丹沢山−15:45天王寺尾根分岐−16:20登山道入口−17:10塩水橋
天候 | 天気:快晴 気温:山頂では−2度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年12月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口の塩水橋からは林道歩きが続く。林道は日の当たらないところでごく一部凍結していてすべる箇所があったが、歩く場所(枯葉の上や、小石の上)をしっかり選べば特に問題はなかった。(下山中に転んだが・・・) 今は使われなくなたロープウェーを過ぎ、無人の雨量観測所にたどり着くと林道は終了。ここまで結構ペースをあげていくと1時間弱で登山道入口に着く。 登山道はよく手入れされているが、一部で木の階段が損傷していつ箇所もあった。 天王寺尾根の分岐にたどり着いてからは、少しの間気持ちの良い尾根路だが、すぐにザレた痩せ尾根となり、鎖場となる。鎖は補助的に使用する程度で問題なく登れるが、右側が切れ落ちているので慎重に進むべきだろう。 長い木製の階段が現れると危険箇所はまったくない。階段をしばらくがんばって尾根に出て左側に進めばすぐに丹沢山の山頂にたどり着く。 |
写真
感想
今まで「塩水橋」の遠さに後回しになっていた丹沢山にチャレンジ。塩水橋に辿り着いたのが既に11:30。
予定を変更しようか相当迷ったが、ペースを上げてチャレンジすることを決意。塩水橋は駐車場がないので手前の道路に車を停めて足早にスタートした。
林道を歩き出し、すぐに右手の橋を渡って長い林道を歩き続けると妙に右側の背中が”凝る”。
荷物のパッキングが良くなかったらしくストックを左右で移動したり色々と試しながら自分としてはかなりのハイペースで林道を登ってゆく。
途中日の当たらない箇所で沢からの水が凍結している箇所があった。
1時間ほどで登山道の入口にたどり着く。登山道入口の手前には朽ち果てたロープウェーの残骸があり、少しノスタルジックな気分になる。登山道入口の目の前には無人の雨量観測所があるが、軽自動車が止まっていた。
この登山道の入口で10分ほど休んで登山道へ入る。さすが100名山だけあって、登山道はかなり整備されている印象。迷うことはまずない。
途中、枯れた沢を横切る際に遠くランドマークタワーや海ほたるまで見えて驚いた。これだから冬の登山はたまらない。一人でカメラのファインダーをのぞきながら「おお〜」と声を上げる。傍から見たら怪しかったと思う。。
沢を過ぎてから天王寺尾根の分岐に出るまでは順調に高度を上げていく。
天王寺尾根分岐にたどり着いてから、少しの間は気持ちの良い尾根路だが、すぐに痩せ尾根となり、鎖場が現れる。
何を隠そう、人生初の鎖場!だが、鎖をつかまずともある程度は登れる感じだった。ただし右側がかなり切れ落ちているのですぐに鎖をつかめるルートを選び登った。
鎖場を過ぎてしばらく行くと木製の階段がかなり長く続く。この階段はこたえた。ここまで自分なりにかなりハイペースで来たつもりだったが、この階段でペースダウン。
14:00には山頂に立つことを目標にしていたが、結局階段が終わって尾根に出て、山頂に立ったのは14:20頃。
山頂では富士山がはっきり見えた。冬は空気が澄んでいてこの時間でもかなりきれいに見えた。そして!南アルプスも見えて、これには感激した。またもや一人で声を上げる。
こんな遅い時間でしかも平日なので山頂には誰も居ないと思いきや、単独行の女性一人と、3人のパーティーが居て驚いた。
山頂で絶景を堪能しながら遅い昼食をとって、余裕をかまして持ってきたホットミルクティーを飲みながら寛いでいるとあっという間に15時!
「ヤバイ!下山しなくては!」と思いたち、片付けて下山を開始すると既に15:15分。少なくとも日没の16:30前に林道まで降りたいと思い、ハラハラしたが、林道にに出たのは16:20ごろ。
今回もヘッドライトのお世話になる予感。。かなり速いペースで下山していったがあたりはあっという間に暗くなっていく。気持ちが焦ってきたところで凍結している箇所でまるでマンガのよう(足を何回もクルクルさせながら・・・)に転んでしまった。転んで立ち上がろうとすると鹿がこちらを見ている!おどろいてビクっとすると、鹿もビクっとして逃げていった。
その後は慎重に足場を選び、且つ速いペースで歩いて、何とか17:15に塩水橋到着。
次回の登山こそは早起きしようと心に誓う登山となったが、100名山の丹沢山に登れて、初めての鎖場も問題なく、満足のいく山行だった。
MotoDogさん、はじめまして。
私も先週末に塩水橋から丹沢山へ登ったので、
興味深くレポを拝見しました。
見たことがある風景が別の人のレポに登場するのは
何だか不思議で面白いです。
スタートが遅い時刻でしたが、
日暮れに下山が間に合って良かったですね。
東側の斜面は西日が当たらず暗いので
急かされている気になりませんでしたか。
堂平の渡渉する突堤から見える遙かな街並み。
その先のガレ場で更に素晴らし展望。
丹沢山からの富士山
私も感激しました
塩水橋からのルートは静かで面白かったので、
今後も利用することになりそうです。
どこかでお会いしましたらよろしくお願いします
MotoDogさん はじめまして
この日、確か私(青いウィンドブレーカーを着ていた)とすれ違ったのがMotoDogさんだと思います。
丹沢山からの下山途中、天王寺尾根分岐から堂平へ下山途中(13時台)、一人の若い方(カメラを首に吊るしていた)とすれ違いまして、「この時間の登山であれば、きっとみやま山荘泊であろう」と思いながら、下りながらヨタヨタとしていたのが私です。
しかしながら、あの時間から日帰りとはビックリです。
塩水橋への帰還時刻、日も暮れてさぞかし暗かったでしょう。おつかれさまでした。
私は、15時前には塩水橋着、15時に帰途につき、16時ちょっと前に厚木ICに乗り、首都高の自然渋滞を経て自宅(成田)着は18時半でした。
丹沢に近い方は羨ましい。
遠いですがで丹沢は魅力的エリアです。
登山情報これからもお願いします。
>melonpanさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
下山は確かに東側であるため、薄暗く気持ち的には焦りながらの登山でした。「焦って転んだり、迷ったりしないよう、冷静で居なければ!」と言い聞かせながらの登山でした。って結局転んだんですが・・・
そして、自分としては無理してハイペースの山行だったので、昨日までヒドイ筋肉痛で、歩くのもつらかったのですが、今日ようやく痛みが引いてきました。日々のトレーニングが重要なんだなぁ、と実感しているところです。
私は基本的には展望を求めての山行が多いので、秋から冬にかけてはテンションもあがります!なので、体力不足を解消しつつ、山行に励みたいと思います
たいていは首からカメラ をぶら下げながら歩いていますので、どこかでお会いした際にはよろしくお願いします
>towadaさん
はじめまして!
そうですねぇ、それはきっと私です
「まさか今から登ってくるとは・・・。まぁ、きっと山頂に泊まるのだろう」って思われているんだろうなぁ、なんて考えながらすれ違ったのを記憶しております
お恥ずかしい限りです。。
しかし、このヤマレコですれ違った方にコメントいただけるとは感激です
それにしても私は朝に弱く、夜は夜更かししてしまうタチなので、登山には不向きな生活習慣です。。いわゆる”夜型”の方で登山が好きな方はいったいどうしているのだろう・・・。
それでも登山(特に単独行)が好きなので、下山するといつも「なんとか次回こそは早起きしよう!」という気持ちになるのですが、なかなか実現できず・・・。
こんな私ですが、横浜に住んでいるおかげで、丹沢は手軽に登れて大好きな山域です。
つたないレポートですが、私の登山情報が参考になれば幸いです
またどこかですれ違った際には(またカメラを首からさげていると思いますが)よろしくお願いします。
MotoDogさん いつも拝見させていただいてます。
私も横浜在住なので塩水橋はよく使わせてもらっています。
丹沢山の手前の鎖場からの展望は思わず「おおっ!」ってなりますよね。
たぶん、あの景色の中には自分の家もあるんだろうなって思うと思わず目をこらしてしまいます。
MotoDogさんは結構山に行かれているみたいですが、初鎖場とは意外ですね
それと相変わらず登り始めが遅いですね(笑)
次の山行も楽しみにお待ちしております。
たくさん写真 あげてください。
では、お気をつけて
> Tomtom21さん
はじめまして
そうなんです、実際は登山初心者なんです
だから鎖場の経験もこの丹沢山が初でした。。
そしてそして、本当に朝に弱い・・・。
じつは今日も仕事が休みだったので「山に登ろう!」と昨日の夜までは意気込んでいたのですが、結局寝坊してさらにダラダラと寛いでしまい、家を出たのは正午でした。
登山のセオリーからすればまったくもってよろしくないのは理解しているのですが、なかなか起きてすぐにテキパキできません。
来年の目標は「早起きして登山すること!」になりそうです。
なんてことないレポですが、また見ていただけると嬉しいです!
写真もできるだけあげていきますので、よろしくお願いします
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