イギリス湖水地方 スカーフェル・パイク
- GPS
- 06:20
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,247m
- 下り
- 1,235m
コースタイム
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:15
天候 | 曇,雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
カーナビでCA12 5XJを検索すればよい ケンブリッジから片道6時間弱,ロンドンからだと7時間くらい掛かるはず |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は明瞭だが,分岐が多く道標も一切無いので, 地図などの準備はしっかりとした方が良さそう |
写真
感想
フライトの都合で出張日程に余裕があったので,いそいそと山登りへ向かう。
イギリスで山と言えば湖水地方しか思いつかなかったので,
適当に調べてイングランド最高峰のスカーフェル・パイク(978m)へ向かう。
天気予報通り荒れ気味の天気で,登山口にも関わらず強風で車がグラグラとよく揺れる。
いつもなら迷わず引き返すところだが,さすがにここまで来て引き返すに躊躇していると,
次第に他の車も集まり始めたので,ようやく意を決しての登り始める。
牧場の裏手から歩きはじめ,しばらくは川沿いにそって整備された道を歩く。
標高が低いのに木が生えていないので,なんだか荒涼とした雰囲気。
石積みの橋を渡ると登りが始まるが,全く険しくないので歩き易い。
麓の放牧地を抜け出して来たと思われる羊がちらほらしているのに和む。
趣深い池の先を左に曲がって頂上方面に向かうと,とうとう霧の中に入ってしまう。
登山道もやや岩がちになるが,ケルンが頻繁に連なっているので迷うことはない。
稜線に出ると強風に雨が混ざるようになり,なかなか厳しいコンディションで,
ときおりしゃがみこんで風をやり過ごす。
頂上は石版が埋め込まれた巨大な石積みがあるだけだが,本来は360度の展望があるらしい。
登り始めから諦めていたとはいえ,やはり残念なものは残念。
途中から割と疲れていたのでピストンすることも考えていたが,
とても同じ道を引き返す気にはならず,風裏になるルートを下り始める。
時間的な問題なのか人気の問題なのか,こちらの登山道は人が多い。
下りということで景色がよく目に入るということもあるだろうが,
開けた地形を歩く雰囲気が素晴らしい。
今回一番印象的だったのが,登山道に道標が一切ないこと。
途中で見掛けた文字は,レスキュー装備が入った箱と頂上の石版だけだった。
分岐点でも一切情報が無いので,地味に難易度が高い。
オーストリアの山が色を使ってシステマチックに整備されていたのと比べると,
同じヨーロッパと言っても全然雰囲気が違うのが面白い。
ちなみに,今回の装備は,カリマーのバックパック,
イノヴェイトのトレランシューズ,ブリッジデールのソックスがイギリスブランド。
意識したわけではないのに,意外と多い。
さらに,今回は持って行かなかったが,お気に入りのペーサーポールはこの地(ウィンダメア)にある。
せっかくなので帰りにその住所の辺りを通ってみたが,直営店どころか看板等も見当たらなかった。
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