大達原の手掘り隧道

2023年04月09日(日) [日帰り]

• GPS: 01:11
• 距離: 2.3km
• 登り: 310m
• 下り: 319m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:09
• 休憩: 0:01
• 合計: 1:10

14:24 光岩稲荷神社
14:39 14:40 太陽寺入口バス停
15:12 15:13 太陽寺入口バス停
15:34 15:34 光岩稲荷神社
15:35 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

多少の整備はされていますが、崩落箇所を通過する場所が何ヵ所かあります。

写真

4/9 14:22

稲荷神社から少し上ったところ左側に、４〜５台くらい停められるスペースがあります。

4/9 14:24

三峰口駅側から来ると、ここへ出てくる。

4/9 14:24

その上には、光岩の稲荷神社。下から今日の安全祈願。

4/9 14:25

車道からの上り口に建っている道標。

4/9 14:25

ここを右へ上がっていきましょう。

4/9 14:26

上がりきったところにも道標。

4/9 14:27

注意です。

4/9 14:28

古（いにしえ）の古道。頭痛が痛いみたいな。

4/9 14:28

５分程でもうベンチ。

4/9 14:28

左側には大きな岩塊。

4/9 14:28

右は岩壁。

4/9 14:29

道幅が広くなってきました。これなら馬どうしでもすれ違いできますね。

4/9 14:29

崩落箇所をわたる簡易桟橋。本日一番の難関。

4/9 14:30

下の国道まで一直線ですな。

4/9 14:31

渡りきると上からの崩落。この辺りから左側は断崖絶壁。

4/9 14:31

ロープを使った柵はなぎ倒されてる。

4/9 14:32

道端にコンクリートの人工物が。

4/9 14:32

水を貯めてた感じでしょうか。

4/9 14:32

この先の沢から水を引いていたのかな。

4/9 14:33

上部にもコンクリートの構造物が。派手に崩れて放置されてますが、新しい崩落はない感じ。

4/9 14:33

３年前の台風の爪痕でしょうか。そう言えば、定峯峠もやっと開通したようですね。

4/9 14:34

左を向けば、あれは725m峰（通称”聖岩”？）かな。

4/9 14:34

やる気の無い柵。

4/9 14:34

ここが最大の崩落箇所でした。上に巻くようトラロープが張ってあります。

4/9 14:35

上流側、新しいものではないね。

4/9 14:36

眼下にはR140。

4/9 14:37

ここは何もないけど、落ち着いていけば大丈夫。

4/9 14:38

渡りきると馬頭観音が。

4/9 14:39

道を横切る謎のケーブル。

4/9 14:42

だいぶ左側が落ち着いてきました。

4/9 14:42

あと400m。

4/9 14:45

荒れてはいますが、広さは十分ですね。

4/9 14:46

看板が見えてきました。

4/9 14:46

馬頭尊。どれくらいの数の馬が犠牲になってるんでしょうね。

4/9 14:47

手を合わせて道中の安全をお祈りしておきました。

4/9 14:47

その先に東屋。

4/9 14:48

東屋からちょっと先に乗り出すと、隧道の外壁が。

4/9 14:50

東口が見えてきました。

4/9 14:50

上の壁面、登る人たちがいるんですね。

4/9 14:51

東口脇にも馬頭尊が。先ほどの解説にあったのは、これの事でしょう。

4/9 14:52

あっ、看板が新しくなってる。ジオパーク整備の一環のようです。英訳もしてある。

4/9 14:52

隧道東口。

4/9 14:52

東口から西側を覗く。

4/9 14:53

西側出口。

4/9 14:53

西口から南西を望む。
中央後ろ、妙法ヶ岳。左は霧藻ヶ峰。

4/9 14:53

この先は大達原の集落へ。集落はここから５分。

4/9 14:53

西口から東口方向。

4/9 14:53

これを人力で掘ったというのだからね。

4/9 14:54

これは当時物？

4/9 14:54

真実の枝がなかったので深さはうかがい知れませんが、

4/9 14:54

西口側にはたくさん開いてます。

4/9 14:54

4/9 14:55

荒くれ者たちが、

4/9 14:55

楔を打ち込んで岩を砕いていったのかな。

4/9 14:55

路盤には、

4/9 14:57

肉球。これも当時物・・・ではないな。

4/9 14:57

どれほどの荒くれ者が、

4/9 14:57

この楔を打ち込んだのか。

4/9 15:01

茶屋があったと思われる一角。

4/9 15:02

その茶屋は、三峯神社の参道で営業を続けているらしい。
この隧道と茶屋、「荒川絵巻」とか言う絵巻物の、始まりに描かれていたような気がするんだよね。

4/9 15:04

さて、来た道を戻りましょう。

4/9 15:13

行きは気づかなかったけど片洞門。

4/9 15:16

眼下にR140。休日なのでバイクがバリバリ走ってます。

4/9 15:19

上を巻く道も過去にはあったらしく、この辺から取りつけそうな気がする。

4/9 15:20

が、やめておこう。

4/9 15:26

右手に車道が近づいてくれば、

4/9 15:29

終点です。

4/9 15:30

帰りは稲荷様に、

4/9 15:31

無事の

4/9 15:32

御礼を。

撮影機器：

FUJIFILM X-A5 ボディ 富士フイルム

感想

古辻

以前、大達原集落方面からは偵察に行った事があったので、今回は反対側からアプローチしてみました。途中の荒れ具合から察するに、当時も難所だったことがうかがえます。馬車を通すための道幅と高さが必要だったとは言え、人力でこの幅と高さを掘るのは、どれほど大変だったか想像もつきませんね。