猫又谷スキー場
- GPS
- 06:53
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,311m
- 下り
- 1,316m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
※最新の周辺の林道状況は、下記を参照願います。 https://www.city.uozu.toyama.jp/event-topics/svTopiDtl.aspx?servno=5395 (魚津市役所 4月11日更新) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・市道南又線は、県道入口で通行止め。 標高650mで洞杉との分岐点で洞杉に通じる道が先に除雪され、市道は除雪されていない。ただし、洞杉を過ぎて片貝川を渡ったところの山側から除雪が進んでいる(後から分かった)。 全区間を通して、雪崩や土砂崩れによる落石やデブリが多数あるので注意。 標高600mを超えたところから雪が増え、片貝川の橋を渡った地点(土倉谷出合)から除雪されておらず、シール走行ができる。 予想よりも雪が多く、板を外す回数は数回で歩く距離は短く、シール走行できる比率は高いと言える。ただし、デブリも数か所あり、雪に小石や土砂が混じり、滑走面を傷めやすいところがある。 標高を上げると雪も増えていく。藪はまだ出ていないが、小枝はちょっと障害になる程度。 ・標高975の谷の通過は普通の斜め斜面で問題なし。 標高1000mの谷の通過は堰堤からの水流が露出していてスノーブリッジを形成。行きは問題なかった帰途は半分崩れていた。今後、早期に無くなると予想。 標高1060mの谷の通過も支障なし。ただし、上部はかなり雪崩によるデブリが流出して荒れている。 ・最終堰堤に向かって作業道(雪道)を降りていく。 雪がつながっていて藪も出ていないので手前までスムーズに到着。 最終堰堤の右側は際どく雪が繋がっている。 驚いたことに手前に本流のスノーブリッジがありそこから右岸に渡る。最終堰堤の左側の雪面を通過、堰堤の先もブリッジで本流が覆われ、これで左岸に渡る。 最終堰堤から暫くはデブリランドとなり、かなり凹凸のある斜面を歩くことになる。 標高1200m地点で猫又谷の奥まで見渡す。かなり上部までデブリが張り出している。また、気温が高めで雪の締まっていないので、登山はそこまでとした。 最終堰堤までデブリが多いので慎重に滑る。 最終堰堤はそのままスノーブリッジを使って楽にパス。 林道までの登り返しはカニ足で突破。 標高1060mの谷間を過ぎると左手に緩やかなブナの疎林の斜面が拡がる。 滑りをこなしたかったので、シールを貼り標高1200m位まで登って滑走。 ナイスなザラメ雪を味わえたので下まで滑ってもう一度登ってお替りした。 そこからストップスノーもなく自動運転で自転車のデポ地まで戻る。 ただし、汚れた雪には小石が隠れている場合があるので慎重に滑る。 |
写真
感想
週末の土日は雨予報となり、どこへ行くか。
近場で雪のありそうな猫又谷に定めたが、ここ最近の暖かさの影響が読めなかったので現地へ行ってみることに。
ヘッデンスタートで洞杉の手前から雪が出てきた。意外に積雪は多そうだ。
橋を渡ったところから雪が繋がっていた。シールで歩きはじめ、数か所板を外したが予想外に多かった。最終堰堤まで雪崩の跡などで難儀することは無かった。
最終堰堤は左岸の壁ではなく手前のスノーブリッジで右岸に渡ってあっけなく乗り越えることができた。アプローチは全く問題なし。
その反動だろうか、上部のデブリはやたら多く感じた。
登っていくが段差や凹凸がたくさんあり、上部にもデブリが多く認められた。
南風が吹きだし気温が高いので、さて、どうするか。
前々回の白山でも同じような状況で撤収したが、今回はさらに落石などのリスクが高いので、無理はしないことにした。
標高1200mまで登り、滑走に移る。
滑り出すと早かった。途中で登ってくる登山者が2名おられた。
最終堰堤からカニ足で林道に登り返し、今日はここから寄り道。
前々から気になっていた谷間を偵察。シールを付けて登り出す。
ナイスなザラメ雪の緩い斜面を登り、ブナの木が無くなったところまで詰める。
上部は谷間が険しくなり、大規模な雪崩の跡が認められた。
丘の上でシールを取り滑走してみる。序盤は締まったザラメで森の中は湿ったザラメに変わるが、液体ワックスのお陰か快適に滑走。
名付けて”猫又谷スキー場”。
車で一時間弱、チャリで一時間弱、シール歩きで一時間の所要時間、長いか短いかは人それぞれだ。
シールを貼り登り返してもう一本、下山路方向に滑り込むと長めに滑れる。
帰りも自動運転が多く助かったが、汚れた雪と小石には注意した。
登山は中途半端に終わったが、快適ザラメで滑りの調子を取りもどせて一安心。
まだ雪がありそうなので、ここも機会があれば再訪してみたい。
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