柳沢峠〜倉掛山〜白沢橋 〜紅葉の穴場スポット!?〜

2014年10月26日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.7km
• 登り: 671m
• 下り: 1,447m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:20
• 休憩: 0:35
• 合計: 5:55

9:30 柳沢峠
10:10 10:10 ハンゼノ頭
10:30 10:10 鈴庫山
11:25 11:30 板橋峠
12:30 13:00 倉掛山
13:30 13:30 白沢峠
14:27 14:27 白沢橋
15:05 三富温泉・白龍閣

天候

晴れ!!

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】
高尾6:35　→(JR中央本線)→　塩山7:49
塩山8:30　→(バス)→　柳沢峠9:20

【復路】
雷　15:55　→(バス)→　塩山16:40
塩山17:05　→(JR中央本線)→　新宿19:00

コース状況／危険箇所等

危険個所はほぼありません。

登山道が不明瞭な箇所もありますが、基本は稜線沿いを意識して歩けば問題ありません。また要所要所に出てくる赤テープや標識に助けられた感もあります。

白沢峠〜白沢橋は、登山道に若干荒廃感が漂うため、足元に要注意です。

その他周辺情報

某バス運転手より仕入れた情報。

【天科温泉・こやす旅館】
現在休業中。

【三富温泉・山県館】
立派な建物だが割高。ゆっくり滞在できないならもったいない。

【三富温泉・白龍閣】
お手頃なのはここだ!?

写真

10/26 9:15

9:15
大菩薩峠入口〜柳沢峠、標高差500m以上ある山道を、バスはゆっくり登っていく。ここの紅葉だけでも見事で、お腹いっぱい!!

というわけで、車窓から撮影するが、窓ガラスの汚れが…。

10/26 9:29

9:20-9:30
柳沢峠。すでにここで標高約1476m。

紅葉している駐車場、休憩中のライダーも多かった。

10/26 9:30

9:30
いざ出発。いきなり紅葉がお見事!!

10/26 9:36

9:36
緩やかな登りが続く。紅葉も目に優しい。

10/26 9:41

9:41
木々の隙間から見えたのは、大菩薩嶺！

10/26 9:41

見上げれば、青空！

10/26 9:49

9:49
至る所が秋。

10/26 9:49

赤、朱色、橙色、山吹色、黄色…。

10/26 9:59

10:00
柳沢ノ頭。山頂は狭いが、展望あり。

10/26 10:02

土の上も紅葉☆

10/26 10:04

紅葉の回廊は続き…。

10/26 10:11

10:10　
ハンゼノ頭(展望台)。広々とした空間で、360度のパノラマが広がる。ここでずっとのんびりしたくなった。

10/26 10:13

振り返れば、遠方中央に大菩薩嶺。

10/26 10:24

10:24
鈴庫山方面へ。若干荒れているが、道ははっきりとしている。

10/26 10:30

10:30
鈴庫山。南側の斜面に展望がある。手前の紅葉が実に美しく、遠方には塩山の街が広がっていた。

10/26 10:30

こちらは南西側。奥秩父の山並みが広がる。遠方のガスの中に南アがあるはず。

10/26 10:50

10:50
再び稜線歩きは続く。実は鈴庫山に立ち寄ったせいで、かなり時間が押してしまったため、若干早歩き。

10/26 10:56

10:56
電波塔。この付近は登山道や林道が複数交わっており、わかりにくい。ただ、ひとまず電波塔に出れば、その先に通じる登山道がお目見え。

10/26 10:57

10:57
水平歩道!?　と思えるくらい平坦な地形もたびたび出てくる。落ち葉の上をとても歩きやすかった。

10/26 11:04

11:04
これから進む倉掛山方面。

10/26 11:11

11:11
雲取界隈の稜線に通ずるものがあるような!?　この広々感がたまらない。そして青空!!

10/26 11:13

11:13
下りも緩やか。

10/26 11:13

時々出てくる急斜面は、実に急に感じる(笑)。

10/26 11:15

突如姿を現した、ソーラーパネルの群れ!?

10/26 11:25

11:25
板橋峠。西側が私有地だそうで、ここにソーラーパネルがたくさん。東側は林道が続く。

この写真は、これまで歩いてきた南側を撮影。

10/26 11:28

板橋峠の北側。車両進入禁止の柵は、人も通りにくくなっているが、この柵を越えて進むのが正解。

10/26 11:29

どこかで見覚えのある標語シリーズ。

10/26 11:30

11:30
再び、稜線歩きの始まり。

10/26 11:34

歩きやすい♪

10/26 11:44

11:44
シダ達も、晩秋を演出。

10/26 11:45

一輪だけ咲き残っていました。

10/26 11:56

11:56
とある坂道を登り切った場所で振り返る。遠方中央に小さく見えるのが、1時間前に滞在していた電波塔。紅葉の中を、これだけ歩いて来れました〜☆

10/26 11:57

11:57
そして再び、稜線歩き。

10/26 12:01

晩秋漂う奥秩父。

10/26 12:19

12:19
この急登で、登山道が広すぎると、掴まる所がないのがたいへん。

10/26 12:22

12:22
けっこうしんどく登ってきました、ここ。

10/26 12:25

12:25
しかし青空なので、登りでも気分がよい。まだまだ続くこれを登り切ると…。

10/26 12:28

12:30-13:00
倉掛山(1776m)。
予定よりかなり順調に歩けていたようで、ホッとする。

遠方のガスの中が、甲武信へと続く稜線(と思われる)。

10/26 12:28

振り返って。例の電波塔がはるかかなた。

10/26 12:36

(joeさんには決して見せられないランチ)　カップ麺はたま~に食べるから、とても美味しい。しかも身体が温まる。

10/26 13:01

13:01
腹ごしらえが終わって、再び稜線歩き。紅葉もいいけど、白色も気高い。

10/26 13:02

13:02
秋も終わり!?
遠方は笠取山。

10/26 13:06

13:06

10/26 13:07

13:07

10/26 13:12

13:12

10/26 13:14

13:14
落ち葉の上、ガサガサ音を立てながら歩くのも好きです。

10/26 13:16

13:16
これまでの広々とした登山道とは打って変わって、熊笹に覆われたヤセ尾根も登場。

10/26 13:17

これはこれで歩いてみると…。

10/26 13:19

13:19
ここで眺望!　見下ろせば雁坂峠への入口、広瀬湖。

ここから方向転換して下ります。

10/26 13:23

13:23
少し標高が下がるだけで、再び紅葉の嵐!!

10/26 13:20

林の中も!!

10/26 13:28

温かみも感じる。

10/26 13:30

どんだけ年代物!?

10/26 13:33

13:30
白沢峠。暖色系に染められた、広々とした空間。

10/26 13:31

笠取方面への道は続くけれど、続きはまた今度。

10/26 13:31

白沢橋方面へ下ります。

10/26 13:35

13:35
登山道は若干荒廃気味だが、紅葉がやはりいい感じ。

10/26 13:39

13:39
足元注意!

10/26 13:44

13:44
落ち葉の上をよく見ると、いが栗がたくさん。

10/26 13:44

で、見上げてみると、どれが栗の木じゃ!?

10/26 13:45

13:45
陽が差すと、落ち葉に温かみが増します☆

10/26 13:59

13:59
一箇所、巨大な落石により、明らかに登山道は塞がれていた。要注意。

10/26 14:01

渡り梯子で登山道が補強されていたりもするが、若干朽ちている…。ううっ…。

10/26 14:02

だいぶ下りてきた感がある。
写真にはないけれど、この辺りから沢の音を聞きながらの下山♪

10/26 14:03

紅葉も見納め!!

10/26 14:07

14:07
はぁ、終わってしまう…。

10/26 14:27

14:27
白沢橋。ここから天科温泉を目指して歩いたものの、休業中だとの情報が道中で入り、結局最後は走りに走って…。

10/26 15:05

15:05
三富温泉・白龍閣。
熱い岩風呂の内湯と、渓谷沿いの露天風呂。おつかれさまでしたー!!

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-850 Tough オリンパス

感想

wildwind

地図を眺めながら、いろいろと思うことがあり、今回は「柳沢峠〜倉掛山〜白沢橋」ルートを選んだ。まぁたいして下調べもしなかったのだが…。

塩山駅を下車した8割以上の登山客は西沢渓谷行きのバスに並んでいく。(→乗り切れなかった団体さんは、自主的にタクシーを使っていた。)　私は大菩薩グループに混ざり、落合行きのバスに乗車。この中で大半の人は大菩薩峠登山口で下りてしまうのだが…。

ここからの紅葉が素晴らしかった。大菩薩峠登山口〜柳沢峠は、標高差が約500m以上あり、バス観光の気分で紅葉を満喫。入山前からテンションが上がる!!

そして柳沢峠で下車したのは、ほんの数名。というわけで、ここから先も、とってもとっても静かな山歩きを楽しめた。しかも全体的になだらかな登山道が続くわけで、紅葉をのんびり味わえる穴場スポットを見つけてしまった気分♪　(ちなみに、柳沢峠界隈は三窪高原とも呼ばれ、ちょっとハイキング気分を味わいたい人が、ここだけをゆっくり周遊するのもアリっ!!)　



そして下山後。白沢橋からまずは天科温泉を目指したものの、天科温泉への曲がり角で、バスの運転手から天科温泉は休業中だと言われる。その代わり、もう少し下った先にある白龍閣を勧められ、歩いても10分くらいだと教えてもらうが、実際に地図を見れば、とてもじゃないけど10分の距離ではない…。

帰りのバスの時間も気になるので、結局ここから小走り。なんで40リットルザックを背負って走らねばならんのだろうかと自問自答しつつ、辿り着いた白龍閣は昔ながらの温泉の雰囲気もあり、立ち寄り客も随時来ていた。無理してでもここに来て、さっぱりできたからよかったのだが…。

帰りのバス。西沢渓谷から着た塩山行きは、これまた激混み。無理して何とか乗れたものの、この後の笛吹温泉、乾徳山登山口でまだまだ登山客が乗ってくる。何人乗れるか限界に挑戦っ、的なバスでした…。とほほ。


まぁ…、とにもかくにも、日帰りで楽しめる山がまた増えて、めでたしめでたし♪　ちなみに、マイページの「最近の登山で会ったかも？」に、「該当する記録はありません」と表示されているので、そのくらい穴場スポットだったようです。

wildwind

コメント

LArc

wwさんへ☆
青梅街道と雁坂道をつなぐ山歩き、楽しく拝見しました。

柳沢峠から倉掛山までアップダウンが少なく、歩きやすい登山道のようですね。

降り積もった落ち葉を踏みながら、乾いた音を聞いて楽しく歩けたご様子。

秋らしい山歩きは耳から・・・秋はたくさん歩きたくなります。

wildwind

LArcさん♪
そうですね。確かにたくさん歩きたくなります、秋。
シーズンが終わる前に…、という最後の悪あがきでもあります

ちなみに今回のつづきは、次回の雁坂峠へ持ち越しです。
入山時か下山時に、白沢峠〜雁坂峠をつなぐ予定です。
そうすると…!!

ジョー🐪

晩秋の奥秩父
こんにちは！
ようやく確認いたしました

まるでゲレンデ！？と思わせるような広い登山道が印象的ですねぇ。
というか、積雪期は滑り降りたい気分になりそうです（笑）
『決して見せられないシリーズ』、ついにランチまで！！
でも、カップ麺やパンはよく登場するので大丈夫です

それにしても、帰りのバスが…地獄絵図になりそうですね
奥秩父あたりだと間違いなく車で行ってしまう自分としましては耐えられる自信がありませんです、はい

wildwind

joeさん♪
そうなんです、所々が広々で、そこまで急な斜面でもなく、
ゲレンデなら初級〜中級コースで、のどかに楽しめます☆

『決して見せられないシリーズ』は、まだまだつづ…、続かないよう、
手抜きなしで勝負したいんですけどね。まぁ一人だとこんなもんだと
開き直りたい今日この頃でした。。。

公共交通機関を使うと、やはり悩みの種が移動時間ですよね。。。
あとは金にものを言わせてタクシー…、なんて選択肢はございませんっ!!
でも元気に走れた自分を褒めておきたいと思ってます

rgz91

錦秋の山歩き♪
遅コメで申し訳ありません。

これだけ色鮮やかな紅葉を静かにのんびり歩ける穴場ルートがあるとは
奥秩父は奥が深いですね。
広く開放感のある稜線歩きもたまらないです

昼食のカップラーメンは私もよくやります。
これからの季節は温かいものが食べたいですし、塩分も補給できますからね

帰りのバスは…想像を絶しますね。
紅葉真っ盛りの西沢渓谷から乗車する人だけで十分に多いでしょうし、乾徳山からのダメ押し…
あな恐ろしや

wildwind

rgzさん♪
そもそもアクセスが微妙で、たいして有名な何かがあるわけでもないからこそ(!?)、
今回はこちらも想定外の場所を発見できました。奥秩父、あなどれません

カップ麺については、まぁ多くを語るのはやめておきましょう(笑)
でも確かに身体は温まりますよね。

帰りのバスは、ラッシュの山手線以上だったと思います。
臨時バスを出す等、バス会社にはもう少し融通を利かせていただきたいところですが…
もしくはバスの1.2倍くらいの料金でシャトルタクシーが対応してくれたらいいな、
なんて妄想はしてますが…。(タクシー会社も稼ぎどころなのにねぇ… )