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Yamareco

記録ID: 5386580
全員に公開
沢登り
中国山地西部

天上山 田之尻川支流 鴨ヶ谷 再び

2023年04月21日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:34
距離
2.2km
登り
446m
下り
439m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:20
休憩
0:15
合計
3:35
9:52
50
鴨ヶ谷橋
10:42
10:42
23
ゴルジュ下の滝
11:05
11:05
57
秘滝下
12:02
12:02
12
巻き上がり点
12:14
12:14
16
30m滝上
12:30
12:45
42
脱渓点
13:27
鴨ヶ谷橋
天候 晴れ 安芸太田町の最高気温は27度
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前回同様に田之尻の大歳神社下のグランドに駐車したが、鴨ヶ谷橋の少し上に広い路肩帯があり、そこにも駐車可能。ただし、そこまでの集落内の県道は狭く、離合困難。
コース状況/
危険箇所等
下山には、鴨ヶ谷左岸の山道を利用可能。
鴨ヶ谷橋より入渓する。最初の堰堤は左に階段がある。2番目の堰堤も左から巻く。
2023年04月21日 09:50撮影 by  503SH, SHARP
4/21 9:50
鴨ヶ谷橋より入渓する。最初の堰堤は左に階段がある。2番目の堰堤も左から巻く。
2番目の堰堤上の4m。左から小さく巻く。
2023年04月21日 10:08撮影 by  503SH, SHARP
2
4/21 10:08
2番目の堰堤上の4m。左から小さく巻く。
3番目の堰堤上のサツマイナモリの花。
2023年04月21日 10:16撮影 by  503SH, SHARP
3
4/21 10:16
3番目の堰堤上のサツマイナモリの花。
3番目と4番目の堰堤は銘板によれば、平成16年ころで、比較的新しい。いずれも右から高巻く。
2023年04月21日 10:22撮影 by  503SH, SHARP
4/21 10:22
3番目と4番目の堰堤は銘板によれば、平成16年ころで、比較的新しい。いずれも右から高巻く。
ゴルジュ帯の入口に到達した。迫力ある連瀑が始まる。最初の4mは、水流を登る。
2023年04月21日 10:31撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 10:31
ゴルジュ帯の入口に到達した。迫力ある連瀑が始まる。最初の4mは、水流を登る。
3段の滝の下段4mの左はぬめって登れず、釜をへつって右から行こうとしたら、落ちて腰までつかってしまった。結局、釜に入り水流を登った。
2023年04月21日 10:36撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 10:36
3段の滝の下段4mの左はぬめって登れず、釜をへつって右から行こうとしたら、落ちて腰までつかってしまった。結局、釜に入り水流を登った。
中段4mは左は微妙に登れず、水流を登ってから、左手の岩に取りつき、左の大きなバンドに上がり、上段16mはそのままバンドを直上した。
2023年04月21日 10:42撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 10:42
中段4mは左は微妙に登れず、水流を登ってから、左手の岩に取りつき、左の大きなバンドに上がり、上段16mはそのままバンドを直上した。
ゴルジュ内トイ状2段5m。
2023年04月21日 10:51撮影 by  503SH, SHARP
1
4/21 10:51
ゴルジュ内トイ状2段5m。
チョックストーン5m滝。
2023年04月21日 10:55撮影 by  503SH, SHARP
4/21 10:55
チョックストーン5m滝。
ゴルジュを崩落した大岩が埋めている。高さは10m以上ある。左手のコンタクトラインから登った。
2023年04月21日 10:59撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 10:59
ゴルジュを崩落した大岩が埋めている。高さは10m以上ある。左手のコンタクトラインから登った。
大岩の上の2m。左隅から。
2023年04月21日 11:02撮影 by  503SH, SHARP
4/21 11:02
大岩の上の2m。左隅から。
あっ、極端に狭まったゴルジュに美しい滝が水流を落としている。これが、前回見られなかった秘滝だ。
2023年04月21日 11:05撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 11:05
あっ、極端に狭まったゴルジュに美しい滝が水流を落としている。これが、前回見られなかった秘滝だ。
さらに近づいて、前衛の小滝の後ろに一筋20mくらいか。側壁は40mくらいはありそうだ。
2023年04月21日 11:07撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 11:07
さらに近づいて、前衛の小滝の後ろに一筋20mくらいか。側壁は40mくらいはありそうだ。
前衛滝を登って主滝を見上げる。岩は磨かれ、登れる気が全くしない。
2023年04月21日 11:13撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 11:13
前衛滝を登って主滝を見上げる。岩は磨かれ、登れる気が全くしない。
ゴルジュの幅は70cmくらいか。後ろを振り返ってみた。
2023年04月21日 11:13撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 11:13
ゴルジュの幅は70cmくらいか。後ろを振り返ってみた。
さて、両岸とも高い岩峰に囲まれ、困った。前回は、右岸の大高巻きで懲りているので、左岸はとみると、木の根が伸びた狭いバンドらしきものが、岩峰をまいているが、手がかり、足掛かりはコケや落ち葉で不安定で、見た目より微妙である。トラバース分だけ、立木からセルフビレイのロープを伸ばし、アイスハンマーで確保して、岩峰を回り込んだ。
2023年04月21日 11:14撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 11:14
さて、両岸とも高い岩峰に囲まれ、困った。前回は、右岸の大高巻きで懲りているので、左岸はとみると、木の根が伸びた狭いバンドらしきものが、岩峰をまいているが、手がかり、足掛かりはコケや落ち葉で不安定で、見た目より微妙である。トラバース分だけ、立木からセルフビレイのロープを伸ばし、アイスハンマーで確保して、岩峰を回り込んだ。
回りこむと、幸いにも広いバンドが右手下のルンゼまで伸びていた。ルンゼから振り返って岩峰を見る。写真には写っていないが、山ツツジがきれいだった。
2023年04月21日 11:42撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 11:42
回りこむと、幸いにも広いバンドが右手下のルンゼまで伸びていた。ルンゼから振り返って岩峰を見る。写真には写っていないが、山ツツジがきれいだった。
石、泥、コケや、シダで不安定な、ルンゼを登る。アイスハンマーが活躍。右手に岩峰の頭が見えるところまで登ってきた。この巻きに、ほぼ、1時間を要した。
2023年04月21日 11:58撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 11:58
石、泥、コケや、シダで不安定な、ルンゼを登る。アイスハンマーが活躍。右手に岩峰の頭が見えるところまで登ってきた。この巻きに、ほぼ、1時間を要した。
岩峰にもイワカガミが咲いていたが、愛でる余裕がなかった。巻き上がって山道に出会い、ほっとして一枚。
2023年04月21日 12:02撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 12:02
岩峰にもイワカガミが咲いていたが、愛でる余裕がなかった。巻き上がって山道に出会い、ほっとして一枚。
山道をたどり、すぐの枝沢のシダが倒れていたので、獣道であろうと考え、たどると滝上に降りることができた。落ち口を見ると、前回の下降で右岸を巻き降りた、ゴルジュ出口の30m滝のようだ。これで、ゴルジュ内の様相がほぼ確認できた。側壁が高い。
2023年04月21日 12:14撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 12:14
山道をたどり、すぐの枝沢のシダが倒れていたので、獣道であろうと考え、たどると滝上に降りることができた。落ち口を見ると、前回の下降で右岸を巻き降りた、ゴルジュ出口の30m滝のようだ。これで、ゴルジュ内の様相がほぼ確認できた。側壁が高い。
4m滝は右から。
2023年04月21日 12:20撮影 by  503SH, SHARP
4/21 12:20
4m滝は右から。
最後の8mもホールドが多く直登が可能。
2023年04月21日 12:27撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 12:27
最後の8mもホールドが多く直登が可能。
上はナメとなり、核心部は終わりなので、休息後に脱渓する。
2023年04月21日 12:30撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 12:30
上はナメとなり、核心部は終わりなので、休息後に脱渓する。
左岸の踏み跡を登ると、良く手入れされた中電の鉄塔巡視路に出た。
2023年04月21日 12:54撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 12:54
左岸の踏み跡を登ると、良く手入れされた中電の鉄塔巡視路に出た。
悪いところには橋までかけてあった。
2023年04月21日 12:58撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 12:58
悪いところには橋までかけてあった。
尾根に出ると、自然林が残っていて新緑が気持ちよい。これは、ミズナラの巨木。
2023年04月21日 13:08撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 13:08
尾根に出ると、自然林が残っていて新緑が気持ちよい。これは、ミズナラの巨木。
中電巡視路は西に延びているので、途中から鴨ヶ谷左岸尾根をくだると、すぐに山道に出会い、たどると林道終点に出た。林道からすぐで県道へ至る。
2023年04月21日 13:23撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 13:23
中電巡視路は西に延びているので、途中から鴨ヶ谷左岸尾根をくだると、すぐに山道に出会い、たどると林道終点に出た。林道からすぐで県道へ至る。
鴨ヶ谷橋下の田之尻川本流に左岸の枝沢より落ちる高い滝、田之尻の滝というらしい。https://hajime.halfmoon.jp/taki-hiroshima.html
2023年04月21日 13:33撮影 by  503SH, SHARP
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4/21 13:33
鴨ヶ谷橋下の田之尻川本流に左岸の枝沢より落ちる高い滝、田之尻の滝というらしい。https://hajime.halfmoon.jp/taki-hiroshima.html

装備

個人装備
ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ロープ ヘルメット カラビナ スリング エイト環 渓流シューズ アイスハンマー ハーケン

感想

前回、田之尻川の蛇の谷を遡行し、鴨ヶ谷を下降したが、中流部ゴルジュ帯を大高巻きしてしまったため、核心部が未確認のまま残っていた。悔しいので、今回は、鴨ヶ谷を下から遡行し、核心部を探ってみた。ゴルジュ帯で行き詰ることも考え、アイスハンマーとハーケンも準備した。ゴルジュ帯入口で迎えてくれる格好の良い3段滝(4+4+16m)を登り、崩落した大岩群を越えると、極端に狭まったゴルジュに20mほどの滝が一筋水流を落としていた。まさに、秘滝と呼ぶにふさわしい美しさだった。直登はとてもかなわず、取りまいた高い岩峰をアイスハンマー頼りに左岸から悪い巻きで回り込んで越え、前回巻き降りたゴルジュ出口の30m滝に到達し、ゴルジュ内の様相をほぼ確認することができた。鴨ヶ谷のゴルジュは、これまで歩いてきた広島市西部の谷のなかでも1,2を争う悪さと美しさであった。

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