粟立山
- GPS
- 03:27
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 941m
- 下り
- 944m
コースタイム
- 山行
- 3:12
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 3:24
11:25-11:37 粟立山 -> スキー滑降
12:09 万内川砂防公園
天候 | 小雨のち曇り(ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
万内川砂防公園駐車場 朝9時前でほぼ満車。 |
その他周辺情報 | 【風呂】 矢代温泉 友楽里館 \470 【食事】 きときと寿し あらい道の駅店 |
写真
感想
8:45 265m 出発。まずは万内川右岸の緩やかな勾配の平原を登る。この辺りも公園の一角なのか、やけに広々としている。
平原を過ぎてからもそのまましばらく万内川沿いを歩く。小沢が錯綜して細かいアップダウンがあり、多少ルートがわかりづらいが、基本的にこの谷の中であればどこを歩いてもいいはず。
日陰沢を渡ったところで左に曲がり、日陰沢左岸の尾根に取り付く。
緩やかな尾根を20分ほど登ると高度差100mほどの急斜面。先行者は苦労してシール斜登行で登っているが、雪は締まっているので担いだほうが早い。
9:57 665m 急斜面を登り切ったところで再びシール登行。ここからしばらくは程よい勾配の尾根歩きが続く。
雨はほとんど気にならないほど止んできたが、登るにつれガスは濃くなってくる。初めての山で視界が悪いというのはちょっと心許ない。
10:44 937m ここで数メートル下って南葉林道を横断し、その先の細い尾根を登り続ける。
やがて尾根右側の無名沢源頭。滑降ルートの第1候補が流浜谷の南側に位置するこの無名沢であり、帰りはここから沢にドロップすることになる。
しかしこの辺りは無木立で、重い乳白色のガスに包まれ何も見えない。ちょうど先行パーティーが滑り降りようとしているところだが(数メートルまで近づいてやっと気づいた)、この視界ではさすがに躊躇している。
ここから北東尾根に出るまで最後の急斜面。過去の記録を読むとこの上は雪庇が張り出しているようなのだが、もはやこの視界では安全なルートも効率的なルートもわからず、ともかく上に登ることしかできない。
11:10 1132m 北東尾根。後は山頂まで、ほとんど傾斜のない尾根を400mほど歩くだけ。ただし尾根は細く、左は今にも崩壊しそうな雪庇がある。相変わらず視界は悪いので、左側に近寄らないよう右斜面の端を注意して歩く。
11:24 1183m 粟立山山頂。山頂は狭く、数人のパーティーが休憩中で、腰を落ち着けられるような場所はない。立ったまま間食をとり、さっそく滑降準備にかかる。
コンディションしだいで北東の紫雲谷を滑ろうと考えていたが、真っ白で何も見えず。今日は素直に先ほどの無名沢を滑ることにしましょう。
11:24 1183m 滑降開始。往路通りに狭い尾根上をしばし滑り、途中で南斜面にドロップ。無木立で快適な斜面のはずだが、とにかく何も見えないので、トレースを見失わないよう慎重に滑る。
やがて無名沢源頭。ここで登りルートと別れ、真っ白で何も見えない沢に突っ込む。
先ほどの先行者のシュプールは見当たらず。ずっと沢の中を滑るだけなので迷うことはないが、地図では表れない小さな崖などがあるかもしれず、油断はできない。
完全なホワイトアウトで上下の感覚さえなくなっている中、ワンターンずつ確実に停止し、慎重に高度を下げていく。
しばらく滑ると、うっすらとだがやっと木々が見えるようになる。こうなればなんとかなる。相変わらずガスは濃いが、見え隠れする木々を頼りに滑っていく。
下るにしたがってガスはどんどん薄れ、滑るのに困らないくらいになる。が、比例して雪も重くなっていく。セミファット板なら問題ないレベルだが、この軽量細板ではちょっと疲れる。
それでも沢は十分広く、斜面自体はゲレンデのように滑りやすい。これまでの鬱憤を晴らすかのように飛ばしまくる。
12:08 509 万内川河畔に合流。本格的な滑降はこれで終了だ。あとは広い河畔を滑って戻る。
往路の尾根分岐点まではほとんど傾斜がなく時折ストック推進が必要だが、その後はそこそこ傾斜が出て、意外と楽しく滑ることができた。
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