小川山 1峰東面


- GPS
- 07:05
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 621m
- 下り
- 455m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
昨年の秋に行った時以来の小川山へ。
山じゃなくてフリーだけどこの4人メンバーはありそうでない?組み合わせだったのでなんか新鮮。またみんなで沢とか行ったら楽しそう。
2023の廻り目平キャンプ場のオープンは4/25予定だが、既に駐車場には沢山の車が停まっていた。オープン前で空いてるかと思ってたのでびっくりした。
クライマーだけでなくキャンパーも増えるGWは避けた方が無難かもなぁ。
大きい駐車場は枠が増えていて収容台数がアップした?感じだけど果たしてどれくらい混むのか。
今回はマイナーな1峰東面エリアへ。
小川山本で写真を見たプリンセスと言うきれいなクラックも登ってみたかった。
他のルートも何本かは開拓されたばかりで、岩場全体としてはだいぶ脆く感じた。
登ってるとポロポロ砂の様に岩の粒が落ちてきて目に入って痛い。
ビレイする時にヘルメットしたのは久しぶりだった。
1.5mくらいの幅の廊下に横にルートが広がっていて、導線と荷物置き場とビレイ場所が同じなので混んだらだいぶ居心地が悪そう。
荷物はちょっと右に上がった花束10cとかがある付近に置くのが良さそう。
他4パーティ計12人ほど居たけど、通る時にビレイヤーに少し道を開けてもらったりしなくてはならないし、反対側は切れてて落ちたら怪我しそうなので少々神経を使った。
この日の夜は久しぶりのキャンプも予定していたが、夜の氷点下予報に恐れをなしてナナーズから15分くらいの所にある某市の保養所へ宿泊。
団体割を使えば素泊まり2400円らしく、なかなか良い。風呂も夜朝入れる。
何話したか全く覚えてないが、みんなで鍋つつきながらビール飲んだらそれはもう幸せと言うこと。ありがとうございました。
次の日は寒さと混雑を避けて野猿谷ボルダーヘ転進。
※以下登攀記録 ムーブ記載有り
[フィジカル] 11a FL
小川山本でも写真が使われている見栄えが良いルート。身体が真横になって随分とカッコイイムーブの写真になっている。
本当にこんなムーブ使うのか?と思ったら同じ体勢に自然になった。
ジムっぽいムーブでかなりおもしろい。が、結構脆くて怖かった。中間部のガバフレークなどは浮いていて普通に手でモロっと剥がれそう。
そこら辺の処理も含めて楽しめる人じゃないと登っても怖いだけかも。ビレイヤーはヘルメットした方が良さそう。
そのうちホールドが剥がれて淘汰されていい感じになるのではなかろうか。トポにも書いてあるが、脆くなければ3つ星だと思った。
[プリンセス] 10b NP OS
取り付きからだと綺麗なクラックが見えないが、簡単な左上クラックとフィンガーを越えると綺麗なクラックが見えてくる。
ハンドジャムがバチバチで気持ち良く登れた。
スケールもあって、景色もすごい綺麗。
同じグレードのカサブランカと比べるとプリンセスの方が登りやすく感じた。
[花束] 10c NP ×
10mほどのコーナークラック。フィンガーサイズだが、なかなか上手くキマらずにフォール。
真っ向勝負だと10c以上に感じた。
右のカンテにあるガチャガチャしたガバを上手く使ったらサクッと抜けられた。
レイバックも使えそうだったので、もし次やる時あればそれも試してみたい。
[ランダムウォーク] 11a FL
カチをつないで行く花崗岩っぽいムーブで楽しかった。
[ランダム迷路] 10b NP OS
名前からしてルーファイ核心かな?っと思ったけど、全然そんなことはなかった。
短いし強度も高くなくて登りやすかった。
[三本槍クラック] 11b NP ×
これも見栄えが良いルート。
中間部の傾斜があるクラックが核心。
使いたいホールドとプロテクション取りたい所がピンポイントで同じで困った。
悪いシンハンドの2手からレイバックして身体を正体に戻す時に遠いハンドジャムを決めるのが難しかった。
上部は登りやすく、ガバでレストしつつカンテにヒールかけて後ろを振り返った時の景色が最高。
ただこのルートもやっぱり脆くて登ってるとポロポ砂っぽい花崗岩のカスが沢山落ちてくる。
こっちはハアハア言いながら登ってるので、花崗岩のカスがけっこう口に入ってむせた。
そして大きめのが目に入るとめっちゃ痛い。
内容はおもしろかったのでまたいつか登りたい。
下山した後は石楠花エリアでちょっとだけボルダー。気づいたら2時間ほど経っていて、随分日が長くなったなぁと感じた。
雪がないなーと思っていたら、お誘いいただき小川山へ。一峰はその存在すら知りませんでしたが、外れそうなホールドにドキドキしながら楽しく登れることができました。
◆フィジカル 5.11a ××〇
下から見るとポットホール状が核心に思えたが、他にもポイントがあった。慎重によってライン取りが変わり面白い。僕の背丈だと最後の穴に入室することができた。
◆ランダムウォーク 5.11a ×○
出だしのピン間が近いので何だ?と思っていたら、まあ悪い。直上は難しく左から回り込んだ。スタート位置をどこからにするか悩みどころだが、2ピン目掛けるまでは落ちないようにした方が良い。その後は花崗岩らしいカチとスローパーを組み合わせて右へ左へ。フィジカルとは違うタイプのジムらしさ。
◆ちょこっとワイド 5.10a mOS
ボルトルートだけのつもりだったけど、時間が余ったので。本当にちょこっとワイドだった。カムは大きいのが入り、広めなのでそれほど難しくなくワイドクラック体験に良さそう。
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