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Yamareco

記録ID: 5400670
全員に公開
沢登り
中国山地西部

天上山 田之尻川支流 川暮谷〜横泓谷(仮称)

2023年04月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:32
距離
4.4km
登り
435m
下り
434m
歩くペース
ゆっくり
1.92.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:06
休憩
0:26
合計
5:32
9:00
78
川暮橋
10:18
10:18
50
川暮谷二俣
11:08
11:18
21
乗越沢
11:39
11:45
66
中間尾根
12:51
12:51
31
横ぶけ谷本流
13:22
13:22
41
横ぶけ谷大滝上
14:03
14:13
19
田之尻川本流の大堰堤
14:32
川暮橋
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道191号線より中筒賀の井仁の棚田方面に県道303号線に分かれ、田之尻、中ノ原集落を過ぎ、川暮橋手前の広い路肩に駐車。川暮谷左岸の取水施設のある林道をすすみ、入渓。
コース状況/
危険箇所等
川暮谷左岸尾根には作業道を示す赤テープがあるが、下山に用いていないので、どこに降りるかは未確認。横ぶけ谷の左岸にも大滝上まで続く山道があるが、途中で、谷に降りたので、どこへ続いているかは不明。
その他周辺情報 県道を上がって行くと日本の棚田100選に選ばれた井仁の棚田がある。県道303号は、田之尻集落と、井仁集落付近は1車線しかないが、中間部は2車線の良い道である。
最初の堰堤は、取水ホースのある左岸から越したが、崖が崩れていて悪かった。次の堰堤も左岸から越した。
2023年04月23日 09:34撮影 by  503SH, SHARP
4/23 9:34
最初の堰堤は、取水ホースのある左岸から越したが、崖が崩れていて悪かった。次の堰堤も左岸から越した。
取水ホースが終わった点の右岸にアルミはしごがあった。ミニゴルジュの奥に2段5m。左のバンドより越えた。
2023年04月23日 09:42撮影 by  503SH, SHARP
4/23 9:42
取水ホースが終わった点の右岸にアルミはしごがあった。ミニゴルジュの奥に2段5m。左のバンドより越えた。
2条2mも左より、小さく巻く。
2023年04月23日 09:49撮影 by  503SH, SHARP
4/23 9:49
2条2mも左より、小さく巻く。
20m続くナメ滝。奥には6m。花崗岩と水の組み合わせが美しい。
2023年04月23日 09:54撮影 by  503SH, SHARP
4/23 9:54
20m続くナメ滝。奥には6m。花崗岩と水の組み合わせが美しい。
6mは滝の右側を巻く。
2023年04月23日 09:56撮影 by  503SH, SHARP
4/23 9:56
6mは滝の右側を巻く。
花崗岩のナメが美しい。
2023年04月23日 10:03撮影 by  503SH, SHARP
4/23 10:03
花崗岩のナメが美しい。
側壁は立ってはいるが、中弛みのゴーロ帯がしばらく続いた。
2023年04月23日 10:15撮影 by  503SH, SHARP
4/23 10:15
側壁は立ってはいるが、中弛みのゴーロ帯がしばらく続いた。
二俣を右に入ると石が埋まったゴルジュになった。
2023年04月23日 10:26撮影 by  503SH, SHARP
4/23 10:26
二俣を右に入ると石が埋まったゴルジュになった。
ゴルジュを詰めていくと、側壁は30mの高さになった。
2023年04月23日 10:29撮影 by  503SH, SHARP
4/23 10:29
ゴルジュを詰めていくと、側壁は30mの高さになった。
谷は狭まって左に曲がり、10m滝を落としている。緊張する瞬間だ。
2023年04月23日 10:31撮影 by  503SH, SHARP
4/23 10:31
谷は狭まって左に曲がり、10m滝を落としている。緊張する瞬間だ。
右手の岩のホールドを拾って登り、傾斜が緩んだところで正面のガリーに移って登り、滝右の灌木帯に抜けた。
2023年04月23日 10:34撮影 by  503SH, SHARP
4/23 10:34
右手の岩のホールドを拾って登り、傾斜が緩んだところで正面のガリーに移って登り、滝右の灌木帯に抜けた。
7mは滝の右を登り、水流中に移った。
2023年04月23日 10:42撮影 by  503SH, SHARP
4/23 10:42
7mは滝の右を登り、水流中に移った。
チョックストーンの4mは、右のまるっこい岩の上から巻いた。
2023年04月23日 10:47撮影 by  503SH, SHARP
4/23 10:47
チョックストーンの4mは、右のまるっこい岩の上から巻いた。
源流ぽくなってきた2mの小滝。癒される風景だ。
2023年04月23日 11:00撮影 by  503SH, SHARP
4/23 11:00
源流ぽくなってきた2mの小滝。癒される風景だ。
左岸より落ちる枝沢の30m滝を登って、尾根をめざす。ホールドが多く簡単に登れた。
2023年04月23日 11:08撮影 by  503SH, SHARP
4/23 11:08
左岸より落ちる枝沢の30m滝を登って、尾根をめざす。ホールドが多く簡単に登れた。
7m滝の切れ目から青空が見えた。この枝沢は尾根近くまで、花崗岩の岩盤が続き、藪漕ぎはほとんど無かった。
2023年04月23日 11:22撮影 by  503SH, SHARP
4/23 11:22
7m滝の切れ目から青空が見えた。この枝沢は尾根近くまで、花崗岩の岩盤が続き、藪漕ぎはほとんど無かった。
横ぶけ谷(仮称)左俣との中間尾根に出た。まだ、ツツジはつぼみが残っていた。ここから西北方向に谷をくだる。植林帯で藪漕ぎなく沢床に降りた。
2023年04月23日 11:41撮影 by  503SH, SHARP
4/23 11:41
横ぶけ谷(仮称)左俣との中間尾根に出た。まだ、ツツジはつぼみが残っていた。ここから西北方向に谷をくだる。植林帯で藪漕ぎなく沢床に降りた。
左俣は水量少なく、出会いまで大きな滝もない。サツマイナモリが群れ咲いていた。
2023年04月23日 12:20撮影 by  503SH, SHARP
4/23 12:20
左俣は水量少なく、出会いまで大きな滝もない。サツマイナモリが群れ咲いていた。
3m滝は左岸を巻き降りた。
2023年04月23日 12:38撮影 by  503SH, SHARP
4/23 12:38
3m滝は左岸を巻き降りた。
花崗岩のナメだが、ぬめっている。
2023年04月23日 12:42撮影 by  503SH, SHARP
4/23 12:42
花崗岩のナメだが、ぬめっている。
横ぶけ谷の本流(右俣)出合いは、広い岩崖を10mの直瀑となって落ち込んでいた。左手の樹林より巻き、ガリーを降りた。
2023年04月23日 12:51撮影 by  503SH, SHARP
4/23 12:51
横ぶけ谷の本流(右俣)出合いは、広い岩崖を10mの直瀑となって落ち込んでいた。左手の樹林より巻き、ガリーを降りた。
横ぶけ谷本流はゴルジュに大きな釜をもつ5mの滝となっていた。天上山から落ちるだけあって水量は豊かだ。左手より登れる。
2023年04月23日 12:57撮影 by  503SH, SHARP
4/23 12:57
横ぶけ谷本流はゴルジュに大きな釜をもつ5mの滝となっていた。天上山から落ちるだけあって水量は豊かだ。左手より登れる。
これも大きな釜に澄んだ水を湛えた1.5m。
2023年04月23日 13:01撮影 by  503SH, SHARP
4/23 13:01
これも大きな釜に澄んだ水を湛えた1.5m。
続いて、3mの段滝。すばらしい渓相だ。
2023年04月23日 13:02撮影 by  503SH, SHARP
4/23 13:02
続いて、3mの段滝。すばらしい渓相だ。
7m斜瀑。
2023年04月23日 13:05撮影 by  503SH, SHARP
4/23 13:05
7m斜瀑。
狭まったゴルジュの奥に10mの美瀑が落ちていた。渕も深い。左岸の手前から斜上する細いバンドを伝って落ち口手前に抜けることができた。
2023年04月23日 13:14撮影 by  503SH, SHARP
4/23 13:14
狭まったゴルジュの奥に10mの美瀑が落ちていた。渕も深い。左岸の手前から斜上する細いバンドを伝って落ち口手前に抜けることができた。
落ち口の上は3mのナメ滝となっていた。
2023年04月23日 13:18撮影 by  503SH, SHARP
4/23 13:18
落ち口の上は3mのナメ滝となっていた。
2m小滝。この後は傾斜が緩んで、倒木も目立つようになったので、左岸の山道をたどり、左俣出合いに戻った。
2023年04月23日 13:22撮影 by  503SH, SHARP
4/23 13:22
2m小滝。この後は傾斜が緩んで、倒木も目立つようになったので、左岸の山道をたどり、左俣出合いに戻った。
左俣出合いの10m直瀑。
2023年04月23日 13:38撮影 by  503SH, SHARP
4/23 13:38
左俣出合いの10m直瀑。
左俣の出合い付近は右岸は20mほどの崖になっている。本流はナメ。
2023年04月23日 13:43撮影 by  503SH, SHARP
4/23 13:43
左俣の出合い付近は右岸は20mほどの崖になっている。本流はナメ。
本流下部の小滝と渕。
2023年04月23日 13:52撮影 by  503SH, SHARP
4/23 13:52
本流下部の小滝と渕。
側壁の高いゴルジュがしばらく続いた。
2023年04月23日 13:57撮影 by  503SH, SHARP
4/23 13:57
側壁の高いゴルジュがしばらく続いた。
砂防堰堤は、右岸より簡単に超えられた。広い河原を行くと、田之尻川本流の大堰堤に出て、県道に上がれた。
2023年04月23日 14:03撮影 by  503SH, SHARP
4/23 14:03
砂防堰堤は、右岸より簡単に超えられた。広い河原を行くと、田之尻川本流の大堰堤に出て、県道に上がれた。

装備

個人装備
ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ロープ ヘルメット カラビナ スリング エイト環 渓流シューズ アイスハンマー ハーケン

感想

天上山をめぐる田之尻川支流の最後として、中ノ原集落上の川暮(かわぐれ)谷を遡行し、奥二俣の枝沢を詰めて、天上山の横ぶけの森付近より流下する谷(横ぶけ谷と仮称)の左俣を下降し、横ぶけ谷本流を遡下降してきた。川暮谷は最初の堰堤の巻きがやっかいだったが、下流部と二俣上の屈曲部のゴルジュ内の滝がすばらしい。概ね右岸は植林帯、左岸には自然林が残る。横ぶけ谷の左俣は、本流出合いの滝以外はほとんど何もない谷で下降には適していた。横ぶけ谷本流の下流部はすばらしい渓相で、ゴルジュ内に大きな渕・釜・滝が続いていた。大滝上の傾斜が緩んだ地点からは倒木も増え、平凡になったので、遡行を切り上げたため、上流部は未見である。横ぶけ谷も右岸は植林、左岸には渓畔林が残る。なお、川暮谷の名前は、橋の銘板と、下山時に田植えの準備をされていた地元の方に聞いた。横ぶけ谷は天上山の横泓(よこぶけ)の森付近を水源とするため、仮称とした。地元の方にも名前を聞いたのだが、忘れたということだった。泓には、清らかな水の流れる所という意味があるようだが、横ぶけ谷下部のすばらしい渓谷が、あまり知られていないようなのは惜しいことだ。

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