稀府岳


- GPS
- 04:54
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 702m
- 下り
- 692m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト無し。 |
写真
感想
最近、純粋な登山とは何か?と考えるところがあり、
「標高ゼロメートルから山頂まで徒歩で登ること」と思うようになりました。
そこで、このような登山を「純登山」と命名しました。
今まで縦走も含めて33山に登ってきましたが、純登山は一度もありません。
そこで今回は、初めての稀府岳で純登山を行いました。
JR稀府駅がスタート地点です。そこから海岸に降り、
ゴム長靴に波がかかったところでGPSの標高を0mにキャリブレーションです。
ここからが純登山のスタートです。
油断してスキーズボンの裾を海水漬けにしてしまいました。うかつでした。
ここでマイルールです。海水を口に含み、しょっぱいのを確認しました。
林道入り口でおじさんに「オーイ!」と声をかけられました。一瞬、
「こんな悪天候で登山は危険だ」と怒られるのかな?と不安になりました。
ところが実際は、気さくなおじさんでした。
「次に車で来た時はここに止めていいよ」と場所を指差してくれました。
また「こんな天気で登るの? 止めて、うちの馬に乗ってみるかい?」と
誘ってくれました。とても魅力的でしたが、
山に登りたい気持ちが少しだけ上まわったので丁重に断りました。
しかし、どうして40近くのむさ苦しいオッサンに対して、
ここまでもてなしの心があるのだろうか?少し感激しました。
しばらく雑談してからここを後にしました。
後でGPSのトラックログを見ると、ここで13分も止まっていました。
雑談しているうちに天気は晴れました。しかし雪質は最悪でした。
表面が数センチだけ凍った状態、いわゆるモナカ状態になっていました。
スノーシューでもズボズボ沈みます。そして足を上げるときは重たかったです。
1日前、2日前の季節外れの高温と雨の影響ではないかと思われます。
やたらとエゾシカの足跡があるのが印象的な登山でした。
山頂からは噴火湾が一望できました。
帰りに例の林道入り口に差し掛かりました。
おじさんはトラックで仕事中でした。黙って帰るのも水臭いと思い、
声だけかけてみたところ、おじさんは車から降りてきてくれました。
そしてエゾシカ猟などの話をしてくれました。
後でGPSのトラックログを見ると、ここで8分も止まっていました。
総時間4時間54分。距離14.41km。平均速度2.9km/h。良い運動になりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する