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Yamareco

記録ID: 5427
全員に公開
講習/トレーニング
富士・御坂

富士山/雪上訓練(L学校) 転進 八ヶ岳

2011年12月03日(土) 〜 2011年12月04日(日)
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天候 初日 雨のち曇り
二日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
富士スバルラインは登った当日下山が原則とのこと。
ファイル
非公開 5427.xls
計画書
(更新時刻:2011/12/01 05:00)
赤岳鉱泉
2011年12月04日 08:48撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/4 8:48
赤岳鉱泉
歩行訓練などなど
2011年12月04日 10:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/4 10:20
歩行訓練などなど

感想

富士山での雪訓の予定だったが、初日雨のため、待機。

雨の弱まった昼過ぎにスバルラインを利用して車で5合目あたりに上る予定だったが、近年スバルライン上の駐車場に車を置いて一泊しては駄目になった模様。

つまり、スバルラインで登ったら、その日の内(17:00まで)にはスバルラインから降りてこなければならないとのこと。(スバルラインの料金所で上記内容の説明をされます。車中泊、残置車に落石被害等が発生したため当該処置をとっているとのこと)

雪訓時にいざと言うときのための車を5合目に止めておくと言う手が使えなくなったと思います。

と、言うことで検討の末、八ヶ岳に転進と相成りました。

八ヶ岳では、まあ、雪はあるかなと言う感じ。
初級は基本の歩行等を行ったとのこと。

中級は、石尊稜取り付きまで行くことに。
取り付きまでの道が雪が少ないため、雪が積もった沢の中を進む感じ。
ふみ後も無く、トップを交代しながら進む。
沢を詰めてゆくと、雪と岩のミックス帯が現れる。
いつもであればガッサリ雪が付いているとのことだが、現状まさにミックス。
ここで、ロープを出し、マルチの練習方々取り付きまで進むことに。
冬装備におけるマルチ練習と、アイゼンワーク、ピッケルワークの良い練習となった。
石尊の1ピッチ目もついでにやる予定だったが、時間切れ撤収と相成った。

雪のつき方で難易度が変わるという良い勉強になったと共に、なかなかに充実した雪訓となった。

学び
雪山はカロリーをマメに摂取するべし。
ダブルアックスでのクライムダウンのスピードアップを心がける
ピッケルの確保をきっちりしておくこと。
冬季装備におけるロープワークの確実性、スピードを向上させる。
1に体力、2に体力。
以上





また雨でした。

釜ノ沢、三ツ峠に続く泊まり講習は、またもや雨。。
3度目の正直ならず!
今年、L学校ではちゃんとしたテン泊講習が1日もできてません。
「こんな年はめずらしい」とのことで、「誰が雨男・雨女なんだ!?」と囁かれてます。(自分だったりして)

で、雨やらスバルラインの「当日下山」ルールやらで
初日に五合目にはたどり着けそうもない、とのことで八ヶ岳へ転進。

やまのこ村で幕営して(その頃、上の駐車場にはhtokさんがいたそうな〜)
翌日、赤岳鉱泉へ。
幕営&食事の装備がいらないので荷物は軽め。
これじゃ冬山の練習にならないな〜と今後がちょっと不安ではあります。。

初の赤岳鉱泉!
建物、トイレともキレイですねー。
アイスキャンディーはほとんど溶けていたのが残念でした。
みんなそれを見て「雪、あるのか…?」と不安顔。

初級は石尊稜取り付きへ向かうルートの途中で
ひととおりの歩行訓練をしました。
わたしはKノ&yhiro班。

まずはアイゼンなしで
・キックステップでの登下降
・トラバース
・滑落停止

滑落停止については、斜度がないので
転倒したときの身の返し方、停止するための姿勢などを中心。
「滑り始めたら止まらないと思え。コケたらすぐに止めること!ていうかコケないこと!!」
とのお達し。ハイ、肝に銘じます。

次に、ちょっと移動してアイゼン装着しての歩行訓練。
別の班(shimog班)が練習しているところに合流させてもらいました。

雪が少ないので、みんなでガシガシ登っているうちに
地面が露出してきてしまうありさま。

また、岩と見ると興奮するshimogさんが
すぐ近くにあった手ごろな岩で「これ登ればいいんじゃね?」と
ロープを張り出す。
ということでshimog班は即席でアイゼントレもやってました。

その間、Kノ班はビーコン捜索トレを。(yhiroさんは岩登りたそう)
K講師が隠したビーコンを、受講生がそれぞれのビーコンで捜索。

ちなみにわたしは労山にお借りしたシングルアンテナビーコン。
50m、30m、10m、2mと、信号が強くなったら受信距離をダイヤルで切り替え進んでいきます。
シングルアンテナであり、デジタルビーコンのように捜索方向はわからないので
時折体の向きを変え、受信感度を確かめながら方向を定めていきました。

次に受講生にORTOVOX S1を借りて再度捜索。
これは方向も距離も液晶表示されるのでわかりやすい!!
0.1m単位で距離が出るので、ほぼほぼ場所も絞りやすかった。
(でも最終的にピンポイントで特定するのはやっぱりどのビーコンも難しかった。使いこなせていないから?)

【以下、他班の情報も加えたビーコンメモ】
・デジタルはわかりやすいが、距離が長いときはアナログの方が感度がいい
 →まずアナログで信号感知し、デジタルで距離を詰めていくのがよい
・捜索対象のビーコンを缶の中に入れてしまうとデジタルではまったく受信しなくなる。アナログは受信する
・信号は1秒に1度しか発信しないため、シングルアンテナで受信方向を定めるときは体の向きを変えた状態でしっかり停止して受信する


そんなこんなで一通りの講習を終えて、下山。
yhiro車は諸事情(shimog情)により河口湖に寄ってからの帰宅。

ツルツル斜面での滑落停止ができなかったのは残念ですが(ロープ確保した上でやってみたい〜)、
それは来年にお預けということで!

カモセックンは天気よさそうでいいなぁ〜。

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