記録ID: 5430569
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ハイキング
東海
火剣山
2023年05月01日(月) [日帰り]
静岡県
ちゃっといじゃ
- GPS
- 03:23
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 405m
- 下り
- 407m
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日帰り
- 山行
- 2:57
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 3:23
距離 8.6km
登り 407m
下り 407m
13:18
ゴール地点
| 過去天気図（気象庁） | 2023年05月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
諏訪原城跡ビジターセンターに駐車。すぐ東側にも第二駐車場があり、どちらも無料です。山行後、見学するつもりでしたが休館でした。城跡は建物の裏手にあり1周30分ほどで見学できます。建物はなく土塁・空堀などが残っています。
諏訪原城跡ビジターセンターに駐車。すぐ東側にも第二駐車場があり、どちらも無料です。山行後、見学するつもりでしたが休館でした。城跡は建物の裏手にあり1周30分ほどで見学できます。建物はなく土塁・空堀などが残っています。
旧東海道石畳菊川坂：諏訪原城跡ビジターセンター斜め前にあります。石畳を歩き始めたとたん、石畳の歩きにくさに「やめた、舗装路を歩く…」、昔の人は足が丈夫だったんですね〜。
旧東海道石畳菊川坂：諏訪原城跡ビジターセンター斜め前にあります。石畳を歩き始めたとたん、石畳の歩きにくさに「やめた、舗装路を歩く…」、昔の人は足が丈夫だったんですね〜。
菊石：出発して26分、菊川の里会館に到着。奥には「さんぽ茶屋」という地元の物産店があります。日曜日営業という事でこの日は休み。駐車場脇に菊川という地名の元となった菊石が展示されています。説明板には白菊姫伝説による菊石というだけで、どんな伝説なのか書いてありません。調べてみると、物語にこの菊石が登場します。物語は悲しい結末からハッピーエンドまで諸説あり、世にも稀な美人とかで浮世絵に描かれているそうです。
菊石：出発して26分、菊川の里会館に到着。奥には「さんぽ茶屋」という地元の物産店があります。日曜日営業という事でこの日は休み。駐車場脇に菊川という地名の元となった菊石が展示されています。説明板には白菊姫伝説による菊石というだけで、どんな伝説なのか書いてありません。調べてみると、物語にこの菊石が登場します。物語は悲しい結末からハッピーエンドまで諸説あり、世にも稀な美人とかで浮世絵に描かれているそうです。
四郡の辻：菊川の里会館を出てすぐに、「工事中につき小夜の中山へは、ここで迂回」の案内が出てきます。四郡の辻を見学したいので直進し見学後にUターン。四郡の辻はご覧のように石柱の4面に山名、佐野、城東、榛原の郡名が刻まれています。おそらく当時の境界だと推測します。説明板はなく調べてみると、かつて東海道が川の橋を渡って直角に曲がる場所だったので、横折れ(よこおれ)と呼ばれ、やがて訛って四郡(よごおり)になったようです。道を隔てて青木坂の石段が見えますが、どうやら青木坂の石段が工事中のようです。久延寺まで続く青木坂は小箱根と呼ばれ東海道の難所です。
四郡の辻：菊川の里会館を出てすぐに、「工事中につき小夜の中山へは、ここで迂回」の案内が出てきます。四郡の辻を見学したいので直進し見学後にUターン。四郡の辻はご覧のように石柱の4面に山名、佐野、城東、榛原の郡名が刻まれています。おそらく当時の境界だと推測します。説明板はなく調べてみると、かつて東海道が川の橋を渡って直角に曲がる場所だったので、横折れ(よこおれ)と呼ばれ、やがて訛って四郡(よごおり)になったようです。道を隔てて青木坂の石段が見えますが、どうやら青木坂の石段が工事中のようです。久延寺まで続く青木坂は小箱根と呼ばれ東海道の難所です。
小夜の中山茶畑：旧東海道の両脇に茶畑が広がります。若葉の茶畑は彼方迄続き、呼吸が荒くなるのを忘れさせてくれます。おりしも明日は八十八夜、茶狩機の軽やかなエンジン音が風に乗り聞こえてきました。
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小夜の中山茶畑：旧東海道の両脇に茶畑が広がります。若葉の茶畑は彼方迄続き、呼吸が荒くなるのを忘れさせてくれます。おりしも明日は八十八夜、茶狩機の軽やかなエンジン音が風に乗り聞こえてきました。
路肩に、阿仏尼の歌碑「雲かかる小夜の中山 越えぬ…」が建っています。これもまた説明板がないので調べてみると鎌倉時代、京都から鎌倉へ旅日記「十六夜日記」の中で詠んだ和歌だとか。旧東海道の三大難所のひとつだけに、多くの歌人が想いをはせる場所だったのでしょう。
路肩に、阿仏尼の歌碑「雲かかる小夜の中山 越えぬ…」が建っています。これもまた説明板がないので調べてみると鎌倉時代、京都から鎌倉へ旅日記「十六夜日記」の中で詠んだ和歌だとか。旧東海道の三大難所のひとつだけに、多くの歌人が想いをはせる場所だったのでしょう。
久延寺前の接待茶屋跡、衣笠内大臣の句碑「旅ごろも夕霜寒き笹の葉の…」。私のようなボンクラにもわかる解説が欲しい。
久延寺の夜泣き石：菊川の里会館から35分、久延寺に到着。伝説「小夜の中山夜泣き石」で生まれた赤ん坊を育てた寺です。中山トンネル脇にも夜泣き石があり、そちらが本物だとか。調べてみると、すったもんだの争奪戦があり、今の形になったようで、こちらは昭和の夜泣き石と呼んでいるそうです…え〜よくわからん？
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久延寺の夜泣き石：菊川の里会館から35分、久延寺に到着。伝説「小夜の中山夜泣き石」で生まれた赤ん坊を育てた寺です。中山トンネル脇にも夜泣き石があり、そちらが本物だとか。調べてみると、すったもんだの争奪戦があり、今の形になったようで、こちらは昭和の夜泣き石と呼んでいるそうです…え〜よくわからん？
茶亭跡：会津へ進軍する家康を掛川城主山内一豊は茶席を設けて接待したそうです。「仲間になるのでよろしくね」なんてね。その後、家康は度々、久延寺を利用しています。
茶亭跡：会津へ進軍する家康を掛川城主山内一豊は茶席を設けて接待したそうです。「仲間になるのでよろしくね」なんてね。その後、家康は度々、久延寺を利用しています。
月小夜姫と上杉三位良政の墓：中央は蛇身鳥の供養碑？それとも橘主計助の墓？それとも八太郎の墓？それとも小石姫の墓？ここでも説明板がないので調べてみると蛇身鳥伝説は悲しくやるせない話でした。
月小夜姫と上杉三位良政の墓：中央は蛇身鳥の供養碑？それとも橘主計助の墓？それとも八太郎の墓？それとも小石姫の墓？ここでも説明板がないので調べてみると蛇身鳥伝説は悲しくやるせない話でした。
「旅寝する小夜の中山さよなかに…」橘 為仲／風雅和歌集…夜中、鹿のもの悲しい鳴き声を聞き、残してきた妻の事を考えてしまった。なんてね…解説してみました。
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「旅寝する小夜の中山さよなかに…」橘 為仲／風雅和歌集…夜中、鹿のもの悲しい鳴き声を聞き、残してきた妻の事を考えてしまった。なんてね…解説してみました。
子育て飴の扇屋：この日は営業しておらず土日休日のみ営業のようです。夜泣き石から生まれた赤ん坊に与えた子育て飴の元祖だそうです。中山トンネル側の子育て飴の元祖は小島屋だそうです。
子育て飴の扇屋：この日は営業しておらず土日休日のみ営業のようです。夜泣き石から生まれた赤ん坊に与えた子育て飴の元祖だそうです。中山トンネル側の子育て飴の元祖は小島屋だそうです。
小夜の中山公園：「年たけて また越ゆべしと 思いきや…」西行法師/西行上人集の歌碑が建っています。公園内の東屋近くにも「風になびく 富士のけぶりの 空に消えて…」の歌碑が建ち、こちらも西行法師の歌だそうです。
小夜の中山公園：「年たけて また越ゆべしと 思いきや…」西行法師/西行上人集の歌碑が建っています。公園内の東屋近くにも「風になびく 富士のけぶりの 空に消えて…」の歌碑が建ち、こちらも西行法師の歌だそうです。
公園はかつて久延寺が火災で焼失した時、灰になったお経を埋めた事から経塚と呼ばれていました。
公園内にはお地蔵様や供養塔が建つ小さな塚があちこちにありますが詳細は不明だそうです。
電波塔：公園内に建っており、遠くからでも目立つので小夜の中山の目印になっています。東屋があったのでランチにしました。
茶畑：火剣山へは茶畑の中を進みます。茶狩機で狩られた茶畑は見事に整列し、茶狩機の進行方向で色合いが変わり、ストライプ模様が美しいです。
火剣山登山口：分岐から山側に入ると登山口が現れます。車を置くスペースはないようです。
火剣山山頂：途中、火剣坊大権現と展望台への分岐があり、火剣坊大権現方向に進っます。登山口から13分、お社が現れます。お社の隣に火剣山山頂標識がありました。
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火剣山山頂：途中、火剣坊大権現と展望台への分岐があり、火剣坊大権現方向に進っます。登山口から13分、お社が現れます。お社の隣に火剣山山頂標識がありました。
日の出…？：昔はご来光を礼拝する所だったようです。今は木々に遮られ展望はありません。
東屋からの展望：御前崎まで見えるそうですが平坦で目印がなくてわかりません。
分岐近くにあった歴代住職の墓。この墓があるので「墓の峠」という名前がついたようです。墓は麓を見下ろしており、花が添えられていました。
火剣山を下山し、あるき観音にやってきました。地図上では遠江三十三観音第二十五番札所と表示されています。
松島のあるき観音：ここはしっかりと案内板がありました。いきさつを知って見学するのと、訳もわからず見学するのでは、えらい違いですね。
あるき観音：格子扉のすき間からお姿を拝見。やさしいお顔です。足元には花が添えられていました。
もう一つのお社を覗いてみると、遠江三十三観音第二十五番札所と表示され、四国霊場八十二番札所根香寺の歌が添えられていました。
お姿を拝見させていただくと中央は観音様のようです。調べてみると千手観世音菩薩です。根香寺の御本尊ですね。隣は弘法大師と智証大師でしょう。こちらも花が添えられていました。
お姿を拝見させていただくと中央は観音様のようです。調べてみると千手観世音菩薩です。根香寺の御本尊ですね。隣は弘法大師と智証大師でしょう。こちらも花が添えられていました。
ゴールの諏訪原城跡を目指しますが、建設中のバイパス道路(星印)を通過しなければなりません。皆さんの山行記録を見ると工場箇所の迂回ができるようなので行ってみます。
ゴールの諏訪原城跡を目指しますが、建設中のバイパス道路(星印)を通過しなければなりません。皆さんの山行記録を見ると工場箇所の迂回ができるようなので行ってみます。
幸い、この日は工事をしておらず自己責任で通過しました。バイパスへ接続するインター部の工事で八割がた完成しており危険箇所はないですが、工事中だと通過できないので地図の青線ルートで迂回した方がいいでしょう。その場合、菊川の里会館をスタート地点にするという手もあります。
幸い、この日は工事をしておらず自己責任で通過しました。バイパスへ接続するインター部の工事で八割がた完成しており危険箇所はないですが、工事中だと通過できないので地図の青線ルートで迂回した方がいいでしょう。その場合、菊川の里会館をスタート地点にするという手もあります。
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