富士山でお花探しPART4(十二が岳)
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 901m
- 下り
- 891m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:40
昨日クモイコザクラの素晴らしかった三つ峠の様子から、同じような標高の十二が岳のクモイコザクラも、ジャストタイミングにちがいないと確信したからだ。目的は十二が岳のクモイコザクラだ。この山は意外と上下が多くて、標高差もそこそこあるので、軽い気持ちでいくと痛い目にあう。そこで連れ合いに、少し早めの出勤をたのんで、8時前に家を出ることにしてもらった。
天候 | 晴れのち曇りガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
当日は寄り道せず、まっすぐ西湖へ向かう。おかげで10時過ぎには出発でき、昨日より50分近く早くスタートできた。毛無山までの道はスミレが多いが、アケボノスミレはすこし遅かったようだ。1つしか見つけられなかった。アカネスミレはちょうど旬で、いっぱい見られました。クロモジがちょうど満開できれいでした。イカリソウは今年も1つも見つけられなかった。時期がやはりおそかったのかな。
毛無山頂上からは富士山の大展望を望めてラッキー!お天気崩れる方向だったが、GPV天気予報では、12時から13時がピンポイントでの青空予報になっていたので、淡い期待をしつつ、この時刻目指して毛無山へ向かったが、雲がかかっていた富士山が、予報通りにすっきり見られたのだ。GPV気象予報恐るべし。ただ同じgpv予報では14時過ぎから雲が出て15時以降は雨模様となっていた。クモイコザクラの自生地へ急がねば。
毛無山から十二が岳へは、11ピークを越えなければならない岩場の縦走路。慎重にルートを進む。縦走路はエイザンスミレが咲く道だが、今年は少ない気がした。少し時期が遅いのか?変わってはじめてフモトスミレのお花を確認。マメザクラやバイカウツギも見られた。クモイコザクラの自生地は、すばらしい状態であった。今年は花が多くて間違いなく当たり年。これほど多くのお花が見られたのは過去の記憶にない。お花もきれいな状態、花数がすごい。ただ悲しいかな、光が欲しかった!GPV気象予報が的中して、雲が湧きたち、みるみる陽がかげってしまい、自生地に着くころにはガスガスになってしまったのだ。陽が差していれば、さぞかし素晴らしかったろう。だいぶん待ったが、お日様には振られてしまった。
名物の十一が岳下の吊り橋は補強されて、結構安定していた。前はだいぶん捻じれていて振られることがあったが、バランスがよくなった。とはいえ高度感あり、慎重に一人ずつ!ここから十二が岳まで岩場鎖場を一気に急登する。ここの岩場にはイワカガミの群生があるが、ほぼ蕾。1輪だけ開花したイワカガミを発見。満開時は壮観でしょうね。またこの付近はシコクスミレの自生地でまだ咲き初めだったが、これからいっぱい咲き出すでしょう。
頂上に着くころには霧雨が降り出し、下山時は大粒の雨も降り出した。ただちょっと振っただけで、すぐに止んでくれたのでラッキーだった。目的のクモイコザクラ、今年の群生は見事で、今日ここを訪れたのは大正解でした。
コメントありがとうございます。
ご指南いただき、勉強になりました。
ヒメスミレサイシンなのですね。
開花時、葉が完全に展開してないことが特徴と書いてありました。
シコクスミレとの同定時に肝に銘じます。
また間違えがありましたら、教えてください。
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